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2018年12月17日 (月)

青空文庫菊池寛訳「イワンのばか」レフ・トルストイ

イワンの馬鹿

 

 

SKAZKA O IVANE-DURAKE

 

 

トルストイ Tolstoi

 

 

菊池寛訳

 

 

 

 

 

        一

 

 

 むかしある国の田舎にお金持の百姓が住んでいました。百姓には兵隊のシモン、肥満(ふと)っちょのタラスに馬鹿のイワンという三人の息子と、つんぼでおしのマルタという娘がありました。兵隊のシモンは王様の家来になって戦争に行きました。肥っちょのタラスは町へ出て商人に[#底本では「に」が重複]なりました。馬鹿のイワンと妹のマルタは、家(うち)に残って背中がまがるほどせい出して働きました。兵隊のシモンは高い位と広い領地を得て、王様のお姫様をお嫁さんに貰いました。お給金もたくさんだし領地から上あがる収入(みい)りも大したものでしたが、彼はそれを、うまくしめくくっていくことが出来ませんでした。おまけに主人がもうけたものをお嫁さんが滅茶に使ってしまうので、いつも貧乏していなければなりませんでした。

 

 そこで兵隊のシモンは自分の領地へ出かけて行って収入りをあつめようとしました。すると執事は言いました。

 

「収入りどころか、牛も馬も鋤(すき)も鍬(くわ)もありません。何よりも先にそれを手に入れなくちゃいけません。そうすりゃ、やがてお金も入って来るでしょう。」

 

 そこでシモンは父親のところへ行って言いました。

 

「お父さん、あなたはお金持なのに私にはまだ何もくれませんでした。あなたの持ちものを分けてその三分の一を私に下さい。そうすりゃ私の領地の手入をすることが出来ますから。」

 

 すると年寄った父親は言いました。

 

「お前は家のためになることを何もしたことはない。それにどうして三分の一やることが出来よう。第一イワンやマルタにすまない。」

 

 と、シモンは、

 

「イワンは馬鹿です。それにマルタはお嫁に行く年はとっくに過ぎていて、おまけにつんぼでおしです。あれ等に財産を持たしたってそれが何になるでしょう。」

 

と言いました。おじいさんは、

 

「じゃ、イワンが何というか聞いてみよう。」

 

と言いました。

 

 イワンは、

 

「兄さんの欲しいだけ上げなさい。」

 

と言いました。

 

 そこで兵隊のシモンは父親から分前(わけまえ)を貰ってほくほくもので自分の領地へうつしまた王様のところへ行って仕えました。

 

 肥満のタラスもたくさんのお金をもうけてある商人の家うちへおむこさんに行きましたが、それでもまだお金が欲しいと思いました。そこでやはり父親のところへ出かけて行き、

 

「私にも私の分け前を下さい。」

 

と言いました。

 

 しかし父親はタラスにも分けてやりたくなかったので、

 

「お前は、何一つ家へは持って来なかった。この家にあるものは、みんなイワンがかせぎ上げたのだから、どうしてあれや娘によくないことが出来よう。」

 

と言いました。が、しかしタラスは言いました。

 

「イワンに何が入るものですか、あいつは馬鹿です、誰だって嫁に来るものはありません。またあのおしだって何にもいりはしませんよ。」

 

 そしてイワンに向って、

 

「おいイワン。おれに穀物を半分おくれよ。おれは道具なんか貰おうとは思わない。あの葦毛(あしげ)の馬を一匹貰おう。あれはお前の畑仕事にはちっと不向きのようだから。」

 

と言いました。イワンは笑って、

 

「何でも入るだけ持って行くがいい。私はまたかせいで手に入れるよ。」

 

と言いました。

 

 そこでタラスにも分前だけやりました。で、タラスは荷車で穀物を町へ運び、種馬をつれて行きました。こうしてイワンはよぼよぼの牝馬めうまを一匹だけ残され、以前まえ通り百姓をして両親を養って行きました。

 

 

        二

 

 

 ところが、それを年よった悪魔が見ていました。悪魔は、兄弟たちが財産の分け方でけんかをするだろうと思っていたのに、べつにいさかいもなく、仲良く別れて行ったので大へん腹を立てて、早速三人の小悪魔しょうあくまを呼び集めました。そして言いました。

 

「ここに兵隊のシモン、肥っちょのタラス、馬鹿のイワンと言う三人の兄弟がいる。こいつらは当然けんかをしなくてはならないのに仲良く暮し合っている。あの馬鹿のイワンの奴がすっかりおれの仕事をだいなしにしてしまったのだ。ところでお前たち三人は兄弟三人に取(と)ついて奴等がお互いに目玉を引っこぬくようにしてやるのだ。どうだ、出来るかな。」

 

「はい、一つやってみましょう。」

 

と三人の小悪魔は言いました。

 

「じゃ、どんな風にはじめる。」

 

「わけはありません。」

 

と小悪魔は言いました。

 

「まず第一にあいつ等を一文無しにしてしまいます。そして一片ひときれのパンも無くなった時分にみんなをおち合わせることにします。そうすりゃけんかするにきまっています。」

 

「なるほど、そいつはいい思いつきだ。お前たちもだいぶ仕事がうまくなったようだ。じゃ、行って来い。そしてあいつ等を仲たがいさせるまでは決して帰って来るな。でないとお前たちの生皮(なまかわ)を引(ひ)んむいでしまうぞ。」

 

 小悪魔たちは早速ある沼地へ行って仕事について打合せをしはじめました。そしてめいめいが一番割りのいい役を取ろうとしてぎろんしました。が、とうとうくじ引で役割を決めることにしました。そしてもし一人が先に片づいたら他へ手伝いに行くことにしました。そこでくじ引をし、また日を決めて、だれがうまくやりとげたか、だれが手伝がほしいかを、知らせあうことにしました。

 

 やがて約束の日が来ましたので、小悪魔たちは、沼地へ集まりました。すると兵隊シモンのところへ行った小悪魔が、

 

「おれの仕事はうまくすすんで行っている。明日シモンは親爺(おやじ)のところへ帰るだろう。」

 

と口を切りました。

 

「どうしてそううまくやったのだ。」

 

と仲間が聞きました。すると第一の小悪魔は、

 

「まず第一におれはシモンを大へんな向う見ずにしてやった。するとあいつは大たんになって、王様に、全世界を攻め取ってやると言ったのだ。ところが王様がそれをほんとにして、あいつを大将にして印度(いんど)王征伐にやった。両軍は向い合って陣をとった。ところがおれはその前の晩シモンの陣にある火薬をすっかりしめらせておき、また印度王の方にはかぞえ切れないほどの藁の兵隊をこしらえてやった。するとシモンの兵隊は、その大ぜいの藁兵にとりかこまれて、すっかりおそれてしまった。シモンは打てと命(い)いつけた。ところが鉄砲も大砲も弾丸(たま)が出なかった。そこでシモンの兵隊はおびえて羊のように逃げ出し、印度王はそれを、すっかり討ち取った。シモンはさんざんだ。王様は大そう怒って、シモンの領地を取り上げてしまうしみなは明日やつを死刑にしようとしている。それでおれの仕事はあと一日だけ、あいつをあいつの田舎へ逃してやるために牢屋から出してやればいいのだ。明日になりゃ、お前たちに手をかしてどんなことでもしてやるよ。」

 

 すると今度はタラスのところへ行った第二の小悪魔が、

 

「おれの方は手伝ってもらわなくてもいい、うまく運んでいる。」

 

と言いながら、話し出しました。

 

「タラスはもう一週間と持ちこたえないだろう。おれはまず第一にあれをいっそうよくばりにし、肥満(ふと)っちょになるようにした。あいつのよくはいよいよひどくなって行って、何でも見るものごとに買いたくなるように仕向けてやった。それであいつはあり金をすっかりつかってしまい、なおさかんに買い込んでいる。もう大へん借金して買っている。一週間たつとかんじょうの日が来るが、その前に、おれはあいつの買い込んだ品物を、すっかりだいなしにしてやるんだ。するとあいつは支払が出来なくなって、親爺のところへくるだろう。」

 

「ところで、お前の方はどうだ。」

 

と二人の悪魔は第三の悪魔(イワンの係)に聞きました。

 

「そうだな。」

 

と第三の悪魔は元気なく言いました。

 

「おれの方はどうもうまく行かない。まずおれはあいつに、腹痛(はらいた)を起させてやろうと思ってあいつのお茶の中に、唾を吐き込んでやった。それからあいつの畑を、石のようにかんかんに固めて鋤(すき)返しが出来ないようにしておいた。そして、あいつはとても鋤きに出て来やしないだろうと思っていた。ところがあいつはとてつもない馬鹿で鋤を持って来て鋤きはじめた。あいつは腹が痛いので、うんうん唸りながら、それでも仕事は止(や)めない。そこでおれはあいつの鋤を破(こわ)してやった。ところがあいつは家(うち)へ行って別のを持って来てまた鋤きはじめた。おれは地面へもぐり込んでその鋤先を捉えた。が、鋤先にはいい捉えどころがない。あいつは一生けんめい[#底本では「い」が重複]鋤へ寄っかかる。おまけに鋤先は鋭く切れる。とうとうおれは手を切った。あいつはその畑をほとんど鋤いてしまって、あと小さい畝(うね)一つ残しただけだ。兄弟たち、一つ手を貸しに来てくれ。あいつの始末をつけないと、折角せっかくの骨折(ほねお)りもだいなしになってしまう。もしあの馬鹿がああして畑の仕事をつづけて行くと、あいつらは困るということを知らないだろう。あいつが二人の兄を養って行くだろうからね。」

 

 兵隊のシモン係の小悪魔は明日から手伝いに行くと約束しました。こうして彼等は別れました。

 

 

        三

 

 

 イワンは畑をたった一畝残したきり、鋤き返しました。それでまだ腹は痛みましたが、残りの一畝を片づけるつもりで、またやって来ました。そして例の牝馬に鋤を取りつけて、仕事にかかりました。ところが、一畝鋤きおわってまた後へ鋤き返そうとすると、何か鋤が木の根にでも引っかかったように、動かなくなってしまいました。それは例の小悪魔が、両脚(りょうあし)を鋤先にからみつけて、引き戻しにかかっているのでした。

 

「これあ妙だ。」

 

とイワンは考えました。

 

「木の根っこなんて一つもなかったのに、さてはやはりあったんだな。」

 

 イワンは片手を畝へ突っ込んで、探りました。すると、何かやわらかいものにふれたので、それを引っ掴んで出しました。見るとそれは木の根のようにまっ黒で、しかも、のたくり廻っているのでした。それはまぎれもなく、例の小悪魔でした。

 

「なんて汚えもんだ。」

 

 イワンはそう言って、鋤にぶっつけようとして、それをふり上げました。すると小悪魔は苦しがって声をたてながら、言いました。

 

「どうかひどくしないで下さい。そのかわり何でもあなたの言いなり次第にいたします。」

 

「手前てめえ何が出来る。」

 

「あなたの言いなりに何でも。」

 

 イワンは頭をかいて考えました。そして言いました。

 

「おりゃ腹が痛い。どうだ、なおせるか。」

 

「はい、なおせますとも。」

 

「よし、じゃなおしてくれ。」

 

 小悪魔はすぐ畝の中へ這い込んで、しばらく爪で引っかいてさがし廻っていましたが、やがて、三本根の出た木の根を引っこぬいて来て、イワンに渡しました。そして、

 

「この根を一本だけお上りなさい。これを召し上がればどんな病気だってなおらないことはありません。」

 

と言いました。

 

 イワンはそれを受取ると、根を一本むしり取って飲みました。腹痛はらいたはそれですぐなおりました。小悪魔はまた放して下さいとたのみました。

 

「私はすぐさまこの地の下へ飛込んでしまいます。そして二度と再び出ては参りません。」

 

と言いました。

 

「よろしい。」

 

とイワンは言いました。

 

「じゃ行け、神様がお前をお守り下さるように。」

 

 イワンが神様の名を口にするかしないかに、小悪魔は水に落ちた石のように地面へはまり込みました。そして後には小さい穴が一つ残りました。

 

 イワンは残りの木の根二本を帽子の中へしまって、また仕事をつづけました。そしてすっかり鋤きおえると、家へ帰りました。彼は馬をときはなして家へ入りました。するとそこには、兄の兵隊のシモンとそのお嫁さんが、夕飯(ゆうめし)を食っていました。シモンはその領地をすっかり取り上げられてしまい、命からがら牢屋をぬけ出して父親の家うちで暮すつもりで帰って来たのでした。

 

 シモンはイワンを見ると、こう言いました。

 

「おれはお前と一しょに暮すつもりでやって来たんだが、おれの主人が見つかるまでおれと家内をやしなってくれ。」

 

「いいとも、いいとも。」

 

とイワンは言いました。

 

「どうぞいなさるがいい。」

 

 ところがイワンが長椅子へ腰を下そうとすると、シモンのお嫁さんがその着物の臭いのを嫌って、シモンに、

 

「私はこんな汚い百姓と一しょに御飯をたべるのはいやです。」

 

と言いました。

 

 そこでシモンは、

 

「お前の着物が大へん臭いので家内がいやだというのだよ。お前外へ行って飯を食ったらいいだろう。」

 

と言いました。

 

「いいとも、いいとも。」

 

とイワンは言いました。

 

「どうせ私は馬の飼葉(かいば)の世話をせにゃならんから、外へ行こう。」

 

 そうしてイワンは少しのパンと外套(がいとう)を持って牝馬をつれて野原へ行きました。

 

 

        四

 

 

 シモン係の小悪魔は、その晩すっかり自分の仕事をおえて、約束通りイワン係の小悪魔をたすけて、馬鹿をへこましてやるつもりで畑へやって来ました。彼はそこらあたりをさがし廻りましたが、仲間のすがたはみえないで、ただ一つ小さな穴を見つけました。

 

「こりゃきっと仲間の上によくないことが起ったわい。するとおれがあいつの代りをしなくちゃならない。この畑はすっかり鋤き返されてしまったから、あの馬鹿をとっちめるにはどうしてもあの牧場(まきば)だな。」

 

 そこで小悪魔は牧場へ出かけて行って、イワンの秣場(まぐさば)に水をまき、草を泥だらけにしておきました。

 

 イワンは野原から夜明け方に帰って来て、鎌をといで、秣場へ草刈りに出かけました。が、どうしたものか鎌を一二度ふったばかりでひどく刃がまがって、ちっとも切れなくなって、またとがねばなりませんでした。イワンはしばらく刈っていましたが、やがて、

 

「こりゃいけねえ。鎌とぎ道具を持って来なくちゃ。そしてパンも持って来ることにしよう。たとえ一週間かかったって、草を刈ってしまわずにおくものか。」

 

とひとりごちました。

 

 小悪魔はそれを聞いて考え込みました。

 

「こいつはなかなか手に負えないぞ。こんな手じゃとても馬鹿を取っちめることは出来ない。何か他の手でやってみなくちゃ。」

 

 イワンは家うちへ帰って鎌をといでまた草を刈りはじめました。小悪魔は草の中へもぐり込んで、その鎌の先きを捉えて、切尖(きっさき)を地へ突っ込むようにしはじめました。イワンは、仕事が大へん骨折れると思いましたが、それでも秣場をすっかり刈りおえて、沼地に入っているところだけ少し残しました。小悪魔はその沼地へ入り込んで、

 

「たとえ両手を切り取られたって、刈らせるこっちゃない。」

 

と考えました。

 

 イワンはやがてその沼地へ来ました。草はそう茂ってはいませんでした。が、鎌は思うように動きませんでした。イワンはすっかり怒ってしまってある限りの力をこめて、鎌をふりはじました。小悪魔は力負けして、もうとても持ちこたえることが出来なくなりました。いよいよだめだと思った小悪魔は、くさむらの中へよろけこんでしまいました。イワンは鎌をふってそのくさむらを引っ掴んで刈りましたので、小悪魔はそのしっぽを半分切り取られました。イワンは刈り取った草を妹にかき寄せるように言いつけて、今度はライ麦を刈りに行きました。イワンが鎌を持って行ってみると、れいのしっぽを切られた小悪魔は先に廻って麦を滅茶苦茶に乱しておいたので、また鎌がつかえなくなりました。それでイワンは家(うち)へ行って、別の鎌を持って来て、それで刈りはじめ、すっかりライ麦を取り入れてしまいました。

 

「さて、今後は燕麦(からすむぎ)にかかることにしよう。」

 

とイワンは言いました。

 

 すると、しっぽを切られた小悪魔は、考えました。

 

「ライ麦ではあいつをうまくやっつけることが出来なかったが、燕麦ではきっとやるから、明日になったらどうするか見てろ。」

 

 小悪魔は翌(あく)る朝急いで燕麦の畑へ行きました。ところが燕麦はすっかり刈り倒してありました。イワンは麦粒のこぼれるのを少くするために、夜どおし刈ってしまったのでした。

 

 小悪魔はひどく怒りました。

 

「あの馬鹿め、おれのからだ中傷だらけにしやがるし、うんざりさせやがった。これじゃまるで戦争よりも悪いや。畜生め、ちっとも睡(ねむ)らないんだ。あんなやつにあっちゃとてもかなわない。ひとつ今度は麦束の中へ入って腐らしてやれ。」

 

 そこで小悪魔はライ麦の畑へ行って、麦束の中に入り込みました。麦束は腐りはじめました。小悪魔は、麦束を暖めましたが、やがて自分のからだもぽかぽかと暖くなって、ぐっすり寝込んでしまいました。

 

 イワンは馬に草をやると、用意して妹と一しょに、ライ麦を運びにやって来ました。やがて麦束を積みはじめました。二束ほど車に投げ込んで、三束目を上げようとして熊手をつき込むと、その尖(さ)きが、小悪魔の背中へ、突き刺さりました。熊手をふり上げてみると、その尖にはしっぽの切れた小悪魔が、のがれようとして、しきりに身をもがいて、のたくっています。

 

「おやおや、また出て来やがった。」

 

「いや、ちがうんです。先来たのは私の兄弟です。私はあなたの兄さんのシモンについていたんです。」

 

と小悪魔は言いました。

 

「ふん、どいつだってかまやしない。お前も同じ目にあわしてやるのだ。」

 

 イワンは小悪魔を荷車へたたきつけようとしました。小悪魔は叫びました。

 

「ま、待って下さい。二度とあなたの邪魔はいたしません。あなたの言いなりに何でもいたします。」

 

「じゃ、何が出来る。」

 

「何でもあなたのお好きなものから兵隊をこしらえることが出来ます。」

 

「兵隊は一たい何の役に立つのだ。」

 

「何の役にだってたちます。あなたが命令を下しさえすればどんなことでもします。」

 

「じゃ唄がうたえるかい。」

 

「ええ出来ますとも、あなたが命令なさりさえすれば。」[#「。」」は底本では欠落]

 

「よしよし、じゃ一つこしらえてくれ。」

 

 すると小悪魔は、

 

「じゃ、その麦束を一束取って地べたにつきたてて、こうおっしゃればいいのです。[#「いいのです。」は底本では「いいのです。」」]

 

麦束よ麦束よ

 

おれの家来に命(い)いつける

 

一本一本の麦藁から

 

兵隊が一人ずつ飛び出して来い。」

 

 イワンは麦束を取り上げて地べたへ叩きつけると、小悪魔の言った通りやりました。麦束がバラバラに解けて落ちたかと思うと、藁がのこらず兵隊になって、ラッパ吹きや、太鼓打ちまでそろっていました。こうして一隊すっかり出来上りました。

 

 イワンは面白がって笑いながら、

 

「こりゃ面白い。立派だ。娘っ子がさぞ喜ぶこったろう。」

 

と言いました。

 

「じゃ私をはなして下さい。」

 

と小悪魔は言いました。

 

「そりゃいけない。」

 

とイワンは言いました。

 

「おれは兵隊を打殻(うちがら)の藁でこさえるのでなくちゃいやだ。でないと折角のいい麦がだめになってしまう。これをもとの麦束に返す方法を教えてくれ。おれはこれから麦を落そうと思っているんだ。」

 

 そこで小悪魔は言いました。

 

「それはこうです。

 

私の家来に命いいつける

 

兵隊よ兵隊よ、

 

元の藁に飛んでかえれ。」

 

 イワンがこう言うとまた麦の束になりました。そこで小悪魔はたのみ出しました。

 

「どうぞ、はなして下さいよ。」

 

 イワンは、

 

「いいとも、いいとも。」

 

と言って、小悪魔を荷車の横へ押しあてると、片手でおさえながら熊手から引っこぬいてやりました。

 

「神様がお前をお守り下さるように。」

 

とイワンは言いました。

 

 イワンが神様の名を口にするかしないかに、小悪魔は水に落ちた石のように地べたへ消えてしまいました。そして後には小さな穴が一つだけ残りました。

 

 イワンは家うちに帰りました。家うちに帰ってみると、次の兄のタラスと、そのおかみさんが来ていて、晩飯を食っていました。

 

 肥満ふとっちょのタラスは借金で首が廻らなくなって、父親のところへにげ帰って来たのでした。

 

 タラスはイワンを見て言いました。

 

「おい、もう一度商売が出来るまでおれと家内を養ってくれ。」

 

「いいとも、いいとも。」

 

とイワンは言いました。

 

「よかったら、いつまでもいなさるがいい。」

 

 イワンは上着をぬいで、椅子に腰を下そうとしました。するとタラスのおかみさんが言いました。

 

「私はこんな土百姓と一しょに御飯はいただけません。この汗の臭(にお)いったらがまんが出来ません。」

 

 そこで肥っちょのタラスは言いました。

 

「どうもお前の臭いはひどすぎる。外で飯を食ってくれないか。」

 

するとイワンは言いました。

 

「いいとも、いいとも。どのみち私は馬の世話をしなくちゃならん。飼葉を刈る時刻だからね。」

 

 

        五

 

 

 タラスの係の小悪魔も、その晩手が空(す)いたので、約束どおりイワンの馬鹿を取っちめるために、仲間へ手をかすつもりでやって来ました。彼は畑へ行ってさんざん仲間をさがしましたが、一人もいませんでした。ただ一つの穴を見つけただけでした。彼は今度は牧場へ行って沼地で小悪魔のしっぽ一つ見つけました。そしてライ麦の刈あとでも、一つの穴を見つけました。

 

「こりゃきっと仲間によくないことがあったにちがいない。」

 

と小悪魔は考えました。

 

「一つおれが代ってあの馬鹿を取っちめなくちゃならないぞ。」

 

 そこで小悪魔は、イワンをさがしに出かけました。イワンはとうに麦のしまつをして、森で木を伐(き)っていました。二人の兄たちは、急に人数がふえて、狭苦しくなったので、新しい家をたててもらおうと思って、木を伐れとイワンに命(い)いつけたところでした。

 

 小悪魔は森へ出かけて行って、木の枝へ這い上って叉に陣どって、イワンの仕事のじゃまをしはじめました。イワンは一本の木の根元を伐りました。ところが、木はバッサリ倒れるはずなのに、倒れぎわに急にまがりくねって、他の枝へ引っかかりました。そこでイワンは、それをこねはずすために、一本の木を伐って棒をつくると、やっとのことで地べたに倒すことが出来ました。イワンはまた他の木を伐り倒しにかかりました。するとまた、前と同じようなことが起りました。イワンは汗びしょになりました。そしてようやく倒すことが出来ました。イワンは三本目の木に取りかかりました。が、今度もやはり同じ目にあいました。

 

 イワンは、その日のうちに百本くらいは伐り倒すつもりでしたが、まだ十本も伐り倒さないうちに日も暮れかかり、疲れてすっかりへとへとになりました。イワンの身体からだからは、汗が湯気のように立ちのぼりましたが、それでも休まないで、働きつづけました。そしてまた他の木を伐りにかかりましたが、急に背中が痛んで来て、立っていることも出来なくなりました。そこでイワンは、斧をその木の根元に打ち込むと、どっかり腰を下して休みました。

 

 小悪魔はイワンが仕事をやめたのを見て、大へん喜びました。

 

「あいつめとうとうくたびれやがったな。あれでもうやめるにちがいない。どれ、おれの方もこれで一休み休むことにするかな。」

 

と小悪魔は考えました。

 

 小悪魔は木の枝にまたがって、クスクス笑いました。そのときイワンは急に立ち上がって、斧を引っこぬき、別のがわからうんと一打ち喰わせましたので、木は一たまりもなくどっと倒れました。小悪魔は全くふいを打たれて、足をはずす間もなく倒れた木に手をはさまれました。イワンは枝をおろしにかかりました。ところが小悪魔がその枝にひっかかって、もがいているのを見つけました。イワンはびっくりしました。

 

「おやおや、汚いやつめまた出て来やがったな。」

 

とイワンは言いました。

 

「いや、ちがうんです。私はあなたの兄さんのタラスについてたんです。」

 

と小悪魔は言いました。

 

「だれであろうがかれであろうが、もうだめだぞ。」

 

とイワンは言って、斧をふり上げて打ち下そうとしました。小悪魔は、

 

「助けて下さい。打たないで下さい。あなたのおっしゃることならなんでもいたします。」

 

とたのみました。

 

「じゃ何が出来る。」

 

「あなたの欲しいだけお金をこさえることが出来ます。」

 

「よしよし、じゃこさえてくれ。」

 

 そこで小悪魔は、イワンにそのやりかたを教えました。

 

「樫(かし)の葉を取って、手の中でおもみなさい。そうすりゃ金貨が地べたに落ちて来ます。」

 

 イワンは何枚かの葉を取って手の中でもみました。すると、金貨が手からこぼれ落ちました。

 

「これやお祭に若い者に見せるにゃもって来いだ。」

 

とイワンは言いました。

 

「じゃはなして下さい。」

 

と小悪魔は言いました。

 

「いいとも、いいとも。」

 

とイワンは言いました。そして、棒で木の枝をこじて、小悪魔をは[#「をは」は底本では「はを」]なしてやって、

 

「じゃ行け、神様がお前をお守り下さるように。」

 

と言いました。

 

 イワンが神様の名を口にするかしないかに、小悪魔は水に落した石のように、地べたへ消えてしまいまし[#「し」は底本では「ち」]た。そして後には、一つだけ小さい穴が残りました。

 

 

        六

 

 

 こうして二人の兄たちの家うちをたてて、べつべつの暮しをはじめました。そしてイワンは秋のとり入れをすまし、ビールをつくると、お祭りをするから一しょに祝ってくれといって、兄たちを招(よ)びました。兄たちはどうしても来ませんでした。

 

「百姓のお祭なんてちっとも面白くない。」

 

と兄たちは言いました。

 

 そこでイワンは、百姓やおかみさんたちを招んで、御馳走を食べて酔っぱらうまでに飲みました。それから通りへ出て、村の若者や娘たちが踊っている広場へやって行きました。そして踊りの仲間に入り、女たちに、

 

「一つ私のために唄を唄ってくれ、そうすりゃ皆が生まれてまだ見たこともないものをやる。」

 

と言いました。

 

 女たちは大笑いしてイワンをほめたたえる唄を歌いました。そして唄がすむと、

 

「さあ、約束のものをおくれ。」

 

と言いました。

 

「今すぐ持って来るよ。」

 

とイワンは言いました。そして種を入れる籠を持って森へ走って行きました。女たちは大笑いしました。

 

「あいつは馬鹿だ。」

 

と言いました。そしてもう他のことを話しこんでいました。

 

 ところがまもなく、イワンは何か重いものを籠いっぱいに入れて、帰って来ました。

 

「これをやろうか。」

 

「ああ、おくれよ。」

 

イワンは、金貨を一つかみつかんで、女たちにまいてやりました。すると大へんな騒ぎになって、女たちはおしあいへしあい、ころげ廻ってそれを拾いました。ぐるりの男まで拾おうとして、おし合い、引ったくりました。あるおばあさんは、人の下になって、つぶされそうになりました。イワンは大笑いしました。

 

「おやおや、お前たちは馬鹿だなあ。」

 

とイワンは言いました。

 

「何だってそうおばあさんを押すんだ。静かにしろ、そしたらもっとやる。」

 

と言いました。そしてまたまきました。人々はイワンのぐるりを取りまいて拾いました。イワンは持っているだけ金貨をすっかりまいてやりました。人々はもっとまけと言いました。それでイワンは言いました。

 

「もう何もないよ。今度またまいてやる。さあ踊ろう。唄を歌っとくれ。」

 

 女たちは歌い出しました。

 

「お前たちの唄はだめだ。」

 

とイワンは言いました。

 

「じゃ、これより上手がどこにいる。」

 

と女たちは言いました。

 

「すぐ見せてやる。」

 

とイワンは言いました。

 

 イワンは納屋へ行って麦束を取り出すと、穂をたたいて地べたへとんとたてました。そして、

 

「さあ、やるぜ

 

麦束よ麦束よ

 

おれの家来に命(い)いつける

 

一本一本の麦藁から

 

兵隊一人ずつ飛び出して来い。」

 

と言いました。

 

 すると藁束はバラバラに倒れて、数だけの兵隊になりました。太鼓やラッパを鳴らしはじめました。イワンは兵隊たちに、音楽を奏し唄を歌うように言いつけました。兵隊たちは音楽を奏し、唄を歌いました。イワンは兵隊に村中を練り歩かせました。村の人々は胆(きも)をつぶしてしまいました。

 

 やがてイワンは(だれにも来てはいけないといって)兵隊を麦打ち場へつれて行きました。そしてまたもとの藁束にかえて、納屋の中へ入れておきました。

 

 それからイワンは家へ帰って、厩(うまや)の中へころがってねてしまいました。

 

 

        七

 

 

 あくる朝、兵隊のシモンはそれを聞いて、イワンのところへ出かけました。

 

「おい、お前はあの兵隊をどこからつれて来て、どこへつれて行ったんだ。」

 

とたずねました。

 

「それを聞いてどうするんだね。」

 

とイワンは言いました。

 

「どうするってお前、兵隊さえありゃ何でも出来るよ。国一つでも自分のものになる。」

 

 イワンはびっくりしました。

 

「ほう? じゃ何だって早くそう言わなかったのだね。私はいくらでも好きなだけこさえることが出来たのに。まあよかった。妹とわしとでたくさん麦を打っといて。」

 

 イワンは兄を納屋へつれて行って言いました。

 

「だがいいかね、わしが兵隊をこさえたらお前さんはすぐつれて行かなきゃいけないよ。兵隊をこっちで養うことになると、一日で村中食いつぶされてしまうからな。」

 

 シモンは、その兵隊をみんなつれて行くことを約束しました。そこでイワンは、こさえにかかりました。イワンが一束の麦藁を麦打場へほうり出すと、ぽんと一隊の兵隊があらわれました。また一束ほうり出すと、別の一隊があらわれました。こうしてたくさん作ったので、畑中一ぱいになってしまいました。

 

「もういいかね。」

 

とイワンは聞きました。

 

 シモンは大へん喜んで、

 

「いいとも、いいとも。イワンよ全くありがとう。」

 

と言いました。

 

「なあに。」

 

とイワンは言いました。

 

「もっと入るようなら、また来なさるがいい。今年は麦藁はたくさんあるし、いくらでもこさえてあげるから。」

 

 兵隊のシモンは早速その兵隊を指揮をして、隊伍をととのえると、戦(いくさ)に出かけました。

 

 兵隊のシモンが出かけてまもなく、肥満っちょのタラスがやって来ました。タラスは昨日のことを聞いたのです。タラスはイワンに、こう言いました。

 

「お前はどこから金貨を手に入れたのだね。資本(もとで)さえありゃ、おれは世界中の金(かね)をみんな手に入れることが出来るんだがな。」

 

 イワンはおどろきました。そして言いました。

 

「そりゃ本当かね。なら、もっと早くわしに言ってくれればよかった。わしはお前さんの好きなだけこさえてあげることが出来たに。」

 

 タラスは喜びました。

 

「じゃ、手桶に三ばいだけおくれ。」

 

「いいとも、いいとも。じゃ森の中へ来なさるがいい。いや、待ちなさい、いいことがある。馬をつれて行こう。とてもお前さんだけじゃ持って来られそうにもないからな。」

 

 そこで二人は馬をつれて森へ行きました。イワンは樫の葉をもんで、たくさん金貨をこさえました。

 

「さあ、これでいいかね。」

 

 タラスはすっかり喜びました。

 

「さしあたってそれだけありゃたくさんだ。イワンよ、ありがとう。」

 

とタラスは言いました。

 

「なあにまた入るときには来なさるがいい。葉っぱはどっさり残っているからな。」

 

とイワンは言いました。

 

 タラスは馬車一台に金貨をつみ込んで、商売をしに出かけました。

 

 こうして二人の兄は出て行きました。シモンは戦に、タラスは商売に。そして、シモンは一国を平げて自分のものにし、タラスは商売で、たくさんお金をもうけました。

 

 ところで二人の兄弟は逢ったとき、どうして兵隊を手に入れたか、どうして金を手に入れたかを話し合いました。兵隊のシモンはタラスにこう言いました。

 

「おれは国一つを平げて大へん立派な暮しをしている。がしかし、部下の兵隊に食わして行くだけの金がない。」

 

 すると肥満っちょのタラスはこう言いました。

 

「おれはまた金はどっさりもうけたがそれを番するものがない。」

 

 すると兵隊のシモンは言いました。

 

「じゃ二人でイワンのところへ行こうじゃないか。あれに言っておれはもっと兵隊をこさえさせて、それにお前のお金の番をさせる。またお前はもっとあれに金をこさえさせてもらってそれでおれの部下に食べさせればいい。」

 

 そこで二人は、イワンのところへ行きました。そして兵隊のシモンは、イワンにこう言いました。

 

「ねえイワン、おれのところには兵隊がもっとたりない。もう二三把(わ)分こさえておくれ。」

 

 イワンは頭をふりました。

 

「いいや、わしはもう兵隊はこさえない。」

 

とイワンは言いました。

 

「でもお前はこさえてやると約束したじゃないか。」

 

「約束したのは知っているが、わしはもうこさえない。」

 

「なぜこさえない、馬鹿!」

 

「お前さんの兵隊は人殺しをした。わしがこの間道傍(みちばた)の畑で仕事をしていたら、一人の女が泣きながら棺桶を運んで行くのを見た。わしはだれが死んだかたずねてみた。するとその女は、シモンの兵隊がわしの主人を殺したのだと言った。わしは兵隊は唄を歌って楽隊をやるとばかり考えていた。だのにあいつらは人を殺した。もう一人だってこさえてはやらない。」

 

 こう言っていつまでもがんばって、イワンは兵隊をこさえませんでした。

 

 肥満(ふと)っちょのタラスも、もっとお金をこしらえてくれとイワンにたのみました。しかしイワンは頭をふって、

 

「いいや、もうこさえない。」

 

と言いました。

 

「お前はこさえると約束したじゃないか。」

 

「そりゃした。だがもうこさえない。」

 

「なぜこさえない、馬鹿!」

 

「お前さんのお金がミカエルの娘の牝牛を奪って行ったからだ。」

 

「どうして。」

 

「ただ持って行ってしまったんだ。ミカエルの娘は牝牛を一匹もっていた。その家の子供たちはいつもその乳を飲んでいた。ところがこの間その子供たちがわしの家うちへやって来て、乳をくれと言った。で、わしは「お前んとの牝牛はどうしたんだ」とた[#底本では「た」が重複]ずねた。すると「肥満ふとっちょのタラスの家の支配人がやって来て金貨を三枚出した。するとおっ母(かあ)は牝牛をその男にくれてしまったので、おれたちの飲むものがなくなった。」と言った。わしはあの金貨を持って遊ぶんだとばかり考えていた。ところがお前さんはあの子供たちの牝牛を奪って行った。わしはもうお金をこさえてはやらない。」

 

 イワンはこう言って、もう金をこさえようとはしませんでした。それで兄たちは出て行きました。そして二人は道々どうしたらいいか相談しました。そのうちに兵隊のシモンがこう言いました。

 

「じゃ、こうしようじゃないか。お前はおれにおれの兵隊を養うだけ金をくれるんだ。するとおれはお前におれの国を半分と、お前の金を番するのにたるだけの兵隊をやる。」

 

 タラスはすぐ承知しました。そこで二人は自分たちの持ち物を分けて二人とも王様になり、お金持になりました。

 

 

        八

 

 

 イワンは家にいて両親を養い、唖(おし)の妹を相手に野ら仕事をして暮しました。さて、あるときのこと、イワンの家の飼犬が、病気にかかってからだ中おできだらけになり、今にも死にそうになりました。イワンはそれをかわいそうに思って、妹からパンを貰って、それを帽子に入れて持って行き、犬に投げてやりました。ところが、その帽子が破れていたので、れいの小悪魔から貰った小さな木の根が、一つ地べたに落ちました。老(とし)よった犬はパンと一しょにその根を食べていました。そしてそれをのみ下したと思うと、急に、はね廻り、吠え、尾をふりはじめました。――つまり元通り元気になったのでした。

 

 父親も母親もそれを見てすっかりおどろきました。

 

「どうして犬をなおしたのだ。」

 

と親たちはたずねました。

 

「わしはどんな病気でもなおすことの出来る根っこを二本持っていた。それを一つこの犬がのんだのだ。」

 

とイワンは答えました。

 

 ところが、ちょうどその頃、王様のお姫様が病気にかかりました。王様は町々村々へおふれを出して、姫をなおした者には望み次第のほう美を与える、もしそのなおした者におよめさんがなかったら、姫をおよめさんにやるとつたえさせました。このおふれはイワンの村にも廻って来ました。

 

 イワンの父親と母親は、イワンを呼んで言いました。

 

「お前王様のおふれを聞いたかね。お前の話と、どんな病気でもなおせる木の根っ子を持っているそうだが、これから一つ出かけてなおしてあげないかな。そうすりゃお前、これから一生幸福(しあわせ)に暮せるわけだがね。」

 

「いいとも、いいとも。」

 

とイワンは言いました。

 

 そこでイワンは、出かける仕度をしました。イワンの両親は、イワンに一番いい着物を着せました。ところがイワンが戸口を出るとすぐ、手萎(てな)えの乞食ばあさんに、出あいました。

 

「人の話で聞いて来たが、お前様は人の病気をなおしなさるそうだが、どうかこの手をなおしておくんなさい。わしゃ一人じゃ靴もはけないからな。」

 

とそのばあさんは言いました。

 

「いいとも、いいとも。」

 

とイワンは言いました。そして、例の木の根っ子をくれてやって、それをのめとおばあさんに言いました。乞食ばあさんは、それをのんで、なおりました。手はわけなく動かすことが出来るようになりました。

 

 父親と母親は、イワンについて王様のところまで行くつもりで、やって来ましたが、イワンがその根っ子をやってしまって、お姫様をなおすのが一本もなくなったと聞いて、イワンを叱りました。

 

「お前は乞食女をあわれんで、王様のお姫様をお気の毒とは思わないのだ。」

 

と言いました。しかし、イワンは、王様のお姫様もやはり気の毒だと思っていました。それで、馬の仕度をすると、荷車の中に藁をしいてその上に坐り、馬に一むちくれて出かけようとしました。

 

「どこへ行くんだ、馬鹿!」

 

「王様のお姫様をなおしに。」

 

「だがお前はもう一本もなおせるものをもっていないじゃないか。」

 

「ううん、大丈夫。」

 

とイワンは言いました。そして馬を出しました。

 

 イワンは王様の御殿へ馬を走らせました。ところが、イワンがその御殿の閾(しきい)をまたぐかまたがないうちに、お姫様はなおりました。

 

 王様は大そう喜んで、イワンをおそば近く呼んで、大へん立派な衣しょうを着せました。

 

「わしの婿になれ。」

 

と王様はおっしゃいました。

 

「いいとも、いいとも。」

 

とイワンは言いました。

 

 そこでイワンは、お姫様と御こんれいしました。そのうち王様はまもなくおかくれになったので、イワン[#「ン」は底本では重複]は王様になりました。こうして三人の兄弟は一人のこらず王様になりました。

 

 

        九

 

 

 三人の兄弟はこうして、それぞれ王様になって国を治めました。長男の兵隊のシモンは大へんゆたかになりました。シモンは藁の兵隊でほんとの兵隊を集めました。かれは国中にふれを出して、家十軒ごとに兵隊一人ずつ出させました。ところがその兵隊はみんな背が高くて、かおかたちの立派なものでなくてはならないのでした。シモンはそんな兵隊をたくさん集めて、うまくならしておきました。そしてもし自分にさからう者があると、すぐさまこの兵隊をさし向けて、思い通りにしまつをしたので、誰もがシモンを恐がり出すようになりました。がしかし、シモンの暮しは大へんゆかいなものでした。眼について欲しいなと思ったものは何でもシモンの所有(もの)でした。シモンが兵隊をさし向けると、兵隊はシモンの欲しいものを立ちどころに持って来ました。

 

 肥っちょのタラスもまたゆかいに暮していました。タラスはイワンから貰った金を少しもむだに使いませんでした。使わないばかりか、ますますそれを殖やしました。タラスは自分の国中におきてやさだめを作りました。金はみんな金庫へしまい、人民には税金をかけました。人頭税や、人や馬車には通行税、靴、靴下税、衣しょう税などをかけました。それからなお、自分で欲しいと思ったものは、何でも手に入れました。金のためには人民は何でも持って来るし、またどんな働きでもしました。――と言うのは、人民たち誰もかれもが金が要ったからでした。

 

 イワンの馬鹿もやはり悪い暮しはしませんでした。亡くなった王様のおとむらいをすますとすぐ、王様の服をぬいで妃に箪笥たんすへしまわせました。そしてまた元の粗末な麻のシャツや股引(ももひき)、百姓靴をつけて、百姓仕事にかえりました。

 

「あれじゃとてもやりきれない。退屈で、おまけにからだがぶくぶくに肥(ふと)って来るし、食物(たべもの)はまずく、寝りゃからだがいたい。」

 

とイワンは言いました。そして両親や唖の妹をつれて来て元のように働きはじめました。

 

「あなたは王様でいらせられます。」

 

と人民の者が言いました。

 

「そりゃそれにちがいない。だが王様だって食わなけりゃならん。」

 

とイワンは言いました。

 

 そこへ大臣の一人がやって来て言いました。

 

「金がないので役人たちに払うことが出来ません。」

 

「いいとも、いいとも。なけりゃ払わんでいい。」

 

とイワンは言いました。

 

「でも払わないと、役についてくれません。」

 

「いいとも、いいとも。役につかないがいい。そうすりゃ、働く時間がたくさんになる。役人たちに肥料(こやし)を運ばせるがいい。それに埃(ごみ)はたくさんたまっている。」

 

 そこへ人民たちが、裁判してもらいにやって来ました。そして中の一人が、言いました。

 

「こいつが私の金を盗みました。」

 

 するとイワンは言いました。

 

「いいとも、いいとも。そりゃこの男に金が要ったからじゃ。」

 

 そこで人民たちはイワンが馬鹿だと言うことに気がつきました。そこで妃はイワンにこう言いました。

 

「人民どもはみなあなたのことを馬鹿だと申しております。」

 

 するとイワンは言いました。

 

「いいとも、いいとも。」

 

 妃はそれでいろいろ考えてみました。しかし妃もやはり馬鹿でした。

 

「夫にさからってはいいものかしら、針の行くところへは糸も従って行くんだもの。」

 

と思いました。

 

 そこで妃は着ていた妃の服をぬいで箪笥にしまい、唖娘のところへ行って百姓仕事を教わりました。そしてぼつぼつ仕事をおぼえると、夫の手だすけをしはじめました。

 

 そこで賢い人はみんなイワンの国から出て行き、馬鹿ばかり残りました。

 

 誰も金を持っていませんでした。みんなたっしゃで働きました。お互いに働いて食べ、また他の人をも養いました。

 

 

        一〇

 

 

 年よった悪魔は、三人の兄弟を取っちめたと言うたよりが来るか来るかと待っていました。が待っても待っても来ませんでした。そこで自分で出かけて行って、調べはじめました。かれはさんざんさがしまわりました。ところが三人の小悪魔にはあえないで、三つの小さな穴を見つけただけでした。

 

「てっきりやりしくじったにちがいない。そうとすりゃおれがやりゃよかった。」

 

 そこで三人の兄弟をさがしに出かけましたが、かれらは元のところには住んでいないで、めいめいちがった国にいるのがわかりました。三人が三人とも、いい身分になって、立派に国を治めていました。それが、年よった悪魔をひどく困らせました。

 

「ようし。じゃおれの腕でやらなくちゃなるまい。」

 

と年よった悪魔は言いました。

 

 年よった悪魔は、まず一番にシモン王のところへ、出かけました。しかし自分のほんとの姿ではなく、将軍の姿にばけて、シモンの御殿へのり込みました。

 

「シモン王様。」

 

と年寄りの悪魔は言いました。

 

「かねてお勇ましい御名前はよくうけたまわっております。つきまして、私(わたくし)も兵のことについてはいろいろと心得ております。ぜひあなたに御奉公申し上げたいと存じます。」

 

と言いました。

 

 シモン王は、いろいろたずねてみました。そして、かれが役にたつことがわかったので、そば近く置いて使うことにしました。

 

 この新しい司令官は、シモン王に強い軍隊の作りかたを教えはじめました。

 

「まず第一にもっと兵隊を集めましょう。国にはまだうんと遊んでいるものがおります。若い者は一人残らず兵隊にしなくちゃいけません。すると今の五倍だけの兵隊を得ることになります。次には新しい銃と大砲を手に入れなくちゃなりません。私わたくしは一時に五百発の弾丸たまを打ち出す銃をお目にかけることにいたしましょう。それは弾丸(たま)が豆のように飛び出します。さてそれから大砲も備えましょう。この大砲はあたれば人でも馬でも城でも焼いてしまいます。何でもみんな燃えてしまう大砲です。」

 

 シモン王はこの新しい司令官の言うことに耳をかたむけて、国中の若者残らずを兵隊にしてしまい、また新式の銃や大砲をつくるために、新しくたくさんの工場をたてて、それらのものをこさえさせました。やがて、シモン王は、隣りの国の王に戦をしかけました。そして敵の軍隊に出あうやいなや、シモン王は兵隊たちに命令して新しい銃や大砲を雨霰(あめあられ)のように打ちかけて、またたく間に敵の軍隊の半分を打ち倒してしまいました。そこで隣の国の王はふるえ上って降参し、その領地のすべてを引きわたしました。シモン王は大喜びでした。

 

「今度は印度王をうち平げてやろう。」

 

とシモン王は言いました。

 

 ところが印度王はシモン王のことを聞いて、すっかりその考えをまねてしまいました。そしてそればかりでなく、自分の方でいろいろと工夫しました。印度王の兵隊は、若い者ばかりでなく、よめ入前の娘まで加えて、シモン王の兵隊よりもずっとたくさんの兵隊を集めました。その上シモン王の銃や大砲とそっくり、同じものを作り、なお空を飛んで爆弾を投げ下す方法まで考えつきました。

 

 シモン王は、隣の国の王を打ち負かしたと同じように印度王を負かしてやろうと考えて、いよいよ戦をはじめました。けれども、そんなに切れ味のよかった鎌も、今ではすっかり刃がかけてしまっていました。印度王はシモンの兵隊が弾丸(たま)のあたる場所まで行かないうちに、娘たちを空へ出して爆弾を投げ下させました。娘たちは、まるで油虫(あぶらむし)に砂でもまくように、シモンの兵隊の上に、爆弾を投げ下しました。そこで、シモン王の兵隊は逃げ出し、シモン王一人だけ、とり残されてしまいました。印度王はシモンの領地を取り上げてしまい、兵隊のシモンは命からがら逃げ出しました。

 

 さて、年よった悪魔はこちらを片づけたので今度はタラス王の方へ向いました。かれは商人に化けてタラスの国に足をとめ、店を出して、金を使いはじめました。かれは何を買っても大へん高くお金を払うので、誰もかもお金欲しさに、どしどしこの新しい商人のところへ集まって来ました。そこで大したお金が人々のふところに入って、人民たちはとどこおりなく税金を払うことが出来ました。

 

タラス王はほくほくもので喜びました。

 

「今度来たあの商人は気に入った。これでおれはよりたくさんの金を残すことが出来た。したがっておれの暮しはますますゆかいになるというものだ。」

 

とタラス王は思いました。

 

 そこでタラス王は、新しい御殿をたてることにしました。かれは掲示を出して、材木や石材などを買入れることから、人夫を使うことをふれさせ、何によらず高い価(ね)を払うことにしました。タラス王はこうしておけば、今までのように人民たちが先を争って来るだろう、と考えていました。ところが、驚いたことには、材木も石材も人夫もすっかりれいの商人のところへ取られてしまいました。タラス王は価(ね)を引き上げました。すると商人は、それよりもずっと上につけました。タラス王はたくさんの金がありましたが、れいの商人はもっとたくさん持っています。で、商人は何から何までタラス王の上に出ました。

 

 タラス王の御殿はそのままで、普請(ふしん)はちっともはかどりませんでした。

 

 タラス王は庭をこさえようと考えました。秋になったので、その庭へ木を植えさせるつもりで、人民たちを呼びましたが、誰一人やって来ませんでした。みんな、れいの商人の家うちの池を掘りに行っていました。冬が来て、タラス王は、新しい外套につける黒貂(くろてん)の皮が欲しくなったので、使(つかい)の者に買わせにやりました。すると使のものは帰って来て、言いました。

 

「黒貂の皮は一枚もございません。あの商人がすっかり高価(たかね)で買いしめてしまって、敷物をこさえてしまいました。」

 

 タラス王は今度は馬を買おうと思って、使をやりました。すると使の者が帰って来て言いました。

 

「あの商人が、残らず買ってしまいました。池に満たす水を運ばすためでございます。」

 

 タラス王のすることは、何もかも、すっかり止まってしまいました。人民たちは誰一人タラス王の仕事をしようとはしませんでした。毎日せっせと働いて、例の商人から貰った金を、王のところへ持って来て納めるだけでした。こうして、タラス王はしまい切れないほどの金を集めることは出来ましたが、その暮しといったら、それはみじめになりました。王はもういろんなくわだてをやめて、ただ生きて行けるだけでがまんするようになりましたが、やがてそれも出来なくなりました。すべてに不自由しました。料理人も、馭者(ぎょしゃ)も、召使も、家来も、一人々々王を置き去りにして、れいの商人のところへ行ってしまいました。まもなく食物(たべもの)にもさしつかえるようになりました。市場へ人をやってみると、何も買うものがありませんでした。――つまり例の商人が何もかも買い占めてしまって、人民たちはただ税金だけ王のところへ納めに来るだけでした。

 

 タラス王は大へん腹を立てて、例の商人を国より外へ追い出してしまいました。ところが商人は、国ざかいのすぐ近くへ住まって、やはり前と同じようにやっています。人民たちは金欲しさに王をのけ者にしてしまって、何でもすべて商人のところへ持って行ってしまいました。

 

 タラスはいよいよ困ってしまいました。何日もの間、食べるものがありませんでした。そしてうわさに聞くと、例の商人は今度はタラス王を買うと言って、いばっていると言うことでした。タラス王はすっかり胆をつぶして、どうしていいかわからなくなってしまいました。

 

 ちょうどこの時兵隊のシモンがやって来て、

 

「助けてくれ、印度王にすっかりやられてしまった。」

 

と言いました。

 

 しかし、タラス王自身も動きのとれないくらい苦しい立場になっていましたので、

 

「おれももう二日間というもの何一つ食べるものがないのだ。」

 

と言いました。

 

 

        一一

 

 


 二人の兄たちを取っちめてしまった年よった悪魔は、今度はイワンの方に向いました。かれは将軍の姿に化けて、イワンのところへ行って、軍隊をこさえなければいけないとすすめました。

 

「軍隊がなくては王様らしくありません。一つ私に命令して下されば私は人民たちから兵隊を集めて、こさえて御覧に入れます。」

 

と言いました。

 

 イワンはかれのいうことをじっと聞いていましたが、

 

「いいとも、いいとも。じゃ一つ軍隊をこさえて唄を上手に歌えるようにしこんでくれ。私は兵隊が歌うのを聞くのは好きだ。」

 

と言いました。

 

 そこで年よった悪魔は、イワンの国中を廻めぐって兵隊を集めにかかりました。かれは人々に、軍隊に入れば酒は飲めるし、赤いきれいな帽子を一つ貰える、と話しました。

 

 人々は笑って

 

「酒はおれたちで造るんでどっさりある。それに帽子はすじの入った総ふさつきのでも女たちがこさえてくれる。」

 

と言いました。

 

 そして誰一人兵隊になるものがありませんでした。

 

 年よった悪魔はイワンのところへ帰って来て、言いました。

 

「どうも馬鹿共は、自分で進んでやろうとはしません。あれじゃいやでも入らせなくちゃなりませんでしょう。」

 

「いいとも、いいとも。やってみるがいい。」

 

とイワンは言いました。

 

 そこで年よった悪魔は、人民たちはすべて兵隊に入らなくてはならない。これを拒むものはイワン王が死刑にしてしまわれるだろう、というおふれを出しました。

 

 人民たちは将軍のところへやって来て、言いました。

 

「兵隊にならなければイワン王が死刑にしてしまうと言っているが、兵隊になったらどんなことをするのかまだ話を聞かせてもらわない。兵隊は殺されると聞いているがほんとかい。」

 

「うん、そりゃ時には殺される。」

 

 これを聞いて人民たちはどうしてもきかなくなりました。

 

「じゃ、兵隊に行かないことにしよう。それよっか家で死んだ方がましだ。どうせ人間は死ぬもんだからな。」

 

と人民たちは言いました。

 

「馬鹿!お前たちはまったく馬鹿だ!兵隊に行きゃ必ず殺されるときまってやしない。だが行かなきゃイワン王に殺されてしまうんだぞ。」

 

 人民たちはまったく途方にくれてしまいました。そしてイワンの馬鹿のところへ相談に行きました。

 

「将軍さまが、わしらに兵隊になれとおっしゃる。兵隊になりゃ殺されることがある。しかしならなきゃ、イワン王がわしらをみんな殺される、と言う話ですがほんとですか。」

 

 イワンは大笑いして言いました。

 

「さあ、わしにもわからん。わし一人でお前さん方をみんな殺すことは出来ないしな。わしが馬鹿でなかったら、そのわけを話すことも出来るが、馬鹿なんでさっぱりわからんのじゃ。」

 

「それじゃわしらは兵隊にゃなりません。」

 

と人民たちはいいました。

 

「いいとも、いいとも。ならんでいい。」

 

とイワンは答えました。

 

 そこで人民たちは、将軍のところへ行って、兵隊になることをことわりました。年よった悪魔はこの企ての駄目なことを見て取りました。そこでイワンの国を出て、タラカン王のところへ行って言いました。

 

「イワン王と戦をしてあの国を取ってしまってはいかがでしょう。あの国には金はちっともありませんが、穀物でも牛馬(うしうま)でも、その他何でもどっさりあります。」

 

 そこでタラカン王は戦のしたくに取りかかり、大へんな軍隊を集めて、銃や大砲をよういすると、イワンの国へおしよせました。

 

 人民たちは、イワンのところへかけつけてこう言いました。

 

「タラカン王が大軍をつれて攻めよせて来ました。」

 

「あ、いいとも、いいとも。来さしてやれ。」

 

とイワンは言いました。

 

 タラカン王は、国ざかいを越えると、すぐ斥候を出して、イワンの軍隊のようすをさぐらせました。ところが、驚いたことにさぐってもさぐっても軍隊の影さえも見えません。今にどこからか現われて来るだろうと、待ちに待っていましたが、やはり軍隊らしいものは出て来ません。また、だれ一人タラカン王の軍隊を相手にして戦するものもありませんでした。そこでタラカン王は、村々を占領するために兵隊をつかわしました。兵隊たちが村に入ると、村の者たちは男も女も、びっくりして家を飛び出し、ものめずらしそうに見ています。兵隊たちが穀物や牛馬などを取りにかかると、要るだけ取らせて、ちっとも抵抗(てむかい)しませんでした。次の村へ行くと、やはり同じことが起りました。そうして兵隊たちは一日二日と進みましたが、どの村へ行っても同じ有様でした。人民たちは何でもかでも兵隊たちの欲しいものはみんな持たせてやって、ちっとも抵抗てむかいしないばかりか、攻めに来た兵隊たちを引きとめて、一しょに暮そうとするのでした。

 

「かわいそうな人たちだな。お前さんたちの国で暮しが出来なけりゃ、どうしておれたちの国へ来なさらないんだ。」

 

と村の者たちは言うのでした。

 

 兵隊たちはどんどん進みました。けれどもどこまで行っても軍隊にはあいませんでした。ただ働いて食べ、また人をも食べさせてやって、面白く暮していて、抵抗(てむかい)どころか、かえって兵隊たちにこの村に来て一しょに暮せという者ばかりでした。

 

 兵隊たちはがっかりしてしまいました。そして、タラカン王のところへ行って言いました。

 

「この国では戦が出来ません。どこか他の国へつれて行って下さい。戦はしますがこりゃ一たい何ごとです。まるで豆のスープを切るようなものです。私たちはもうこの国で戦をするのはまっぴらです。」

 

 タラカン王は、かんかんに怒りました。そして兵隊たちに、国中を荒しまわって、村をこわし、穀物や家を焼き、牛馬をみんな殺してしまえと命令しました。そして、

 

「もしもこの命令に従わない者は残らず死刑にしてしまうぞ。」

 

と言いました。

 

 兵隊たちはふるえ上って、王の命令通りにしはじめました。かれらは、家や穀物などを焼き、牛馬などを殺しはじめました。しかし、それでも馬鹿たちは抵抗てむかわないで、ただ泣くだけでした。おじいさんが泣き、おばあさんが泣き、若い者たちも泣くのでした。

 

「何だってお前さん方あ、わしらを痛めなさるだあ、何だって役に立つものを駄目にしなさるだあ。欲しけりゃなぜそれを持って行きなさらねえ。」

 

と人民たちは言うのでした。

 

 兵隊たちはとうとうがまんが出来なくなりました。この上進むことが出来なくなりました。それで、もういうことをきかず、思い思いに逃げ出して行ってしまいました。

 

 

        一二

 

 

 年よった悪魔はこの手段を止(よ)す外(ほか)ありませんでした。兵隊を使ったんじゃ、とてもイワンを取っちめることは出来ませんでした。そこで今度は姿をかえて、立派な紳士に化けて、イワンの国に住みこみました。かれは肥満っちょのタラスをやっつけたように、金の力でイワンをやっつけてやろうと考えたのです。

 

「一つ私はあなた様にいいことをしたいと思います。よい智慧をおかししたいと存じます。で、まずお国に家を一軒たてて、商売をはじめましょう。」

 

と年よった悪魔は言いました。

 

「いいとも、いいとも。気に入ったらこの国へ来て暮してくれ。」

 

とイワンは言いました。

 

 翌くる朝この立派な紳士は、金貨の入った大きな袋と一枚の紙片(かみきれ)を持って広小路へ出て、こう演説しました。

 

「お前たちはまるで豚のような生活をしている。私はお前たちにもっといい暮し方を教えてやる。お前たちはこの図面を見て一つ家をこさえてくれ。お前たちはただ働けばよろしい。そのやり方は私が教え、おれいは金貨で払ってやる。」

 

 そう言ってかれは金貨をみんなに見せました。馬鹿な人民たちはびっくりしました。かれらの間には、これまで金と言うものがありませんでした。かれらは品物と品物を取かえ合ったり、仕事は仕事でかんじょうし合っていたのでした。そこでみんなは、金貨を見て驚きました。

 

「まあ、何て重宝なもんだろう。」

 

と言いました。

 

 それで、かれらは品物をやったり仕事をしたりして、紳士の金貨と取っかえはじめました。年よった悪魔は、タラスの国でやったと同じように、金貨をどしどし使い、人民たちは何でもかでも、またどんな仕事でも金貨と取っかえるためにやってのけました。

 

 年よった悪魔はほくほくもので喜びました。そして、

 

「今度はなかなか運びがいい。これじゃあの馬鹿もそのうちにタラス同様、身体からだから霊(たま)しいまでおれのものにしてしまえるぞ。」

 

とひとりで考えました。

 

 しかし馬鹿どもは、金貨を手に入れるとすぐ、それを女たちにやって首飾にしてしまいました。娘たちはそれをおさげの中につけて飾りました。そして後には子供たちが、往来のまん中で、玩具(おもちゃ)にして遊びはじめました。誰もかも金貨をたくさん貰って持っていました。そこでもう貰おうとするものはなくなりました。けれども立派な紳士の家は、半分も出来てはいないし、その年入用(いりよう)の穀物や牛などの用意も出来ていませんでした。そこで働きに来てもらいたいことだの、穀物や牛などを買いたいことだのを知らせて、もっとたくさんの金貨をやることにしました。

 

 しかし、働く人も、品物を持って来る人もありませんでした。時たま男の子や女の子たちが走って来て、卵と金貨を取っかえてもらうくらいでした。他には誰も来なかったので、紳士は食物(たべもの)一つありませんでした。そこでれいの紳士は、空腹(すきはら)を抱えて何か食べるものを買おうと村へ行って、ある家に入りました。そして、鳥を一羽売ってもらおうと思って金貨を一枚出しましたが、そこのおかみさんは、どうしてもそれを受取りませんでした。

 

「私ゃたくさん持っています。」

 

と言いました。

 

 今度は鰊(にしん)を買おうと思って、寡婦(ごけ)さんのところへ行って金貨を出すと、

 

「もうたくさんです。」

 

と言いました、。

 

「私の家にゃそれを持って遊ぶような子供はいないし、それにいいもんだと思ってもう三枚もしまってありますからな。」

 

と言ってことわりました。

 

 かれは今度は百姓家へ行って、パンと取っかえようとしました。けれどもやはり受取ろうとはしません。

 

「そりゃいらない。だが、お前さんが『キリスト様の御名によって』とおっしゃるなら、ちょっと待ちなされ、家内に話して一片ひときれ貰って上げましょうから。」

 

と言いました。(『キリスト様の御名によって』という言葉は露西亜(ろしや)の乞食や巡礼たちが、物を下さいと言う前に必ず言う言葉で、「御生ですから」とか、「どうかお願いですから」といった意味の言葉です。)

 

 それを聞くと悪魔は唾を吐いて逃げ出しました。キリストの名を唱えたり聞いたりすることは、小刀(ナイフ)で突き倒されるよりも痛くこたえるからでした。

 

 こうしてとうとうパンも手に入れることが出来ませんでした。誰もかも金貨を持っていたので、年よった悪魔はどこへ行っても、金で何一つ買うことは出来ませんでした。みんなたれもが、

 

「何か他の品物を持って来るか、でなけりゃここへ来て働くか、またはキリスト様の御名によっているものを貰うがいい。」

 

と言います。

 

 しかし、年よった悪魔は、金より他には何一つ持っていませんでした。働くことはかれ大へんきらいなことだし、「キリスト様の御名によって」物を貰うことなどかれにはどうしたって出来ないことでした。年よった悪魔はひどく腹をたててしまいました。

 

「おれが金をやると言うのに、それより他の何が欲しいと言うんだ。金さえありゃ何だって買えるし、どんな人夫だって雇えるんだ。」

 

と悪魔は言いました。しかし、馬鹿たちはそれに耳をかそうとはしませんでした。

 

「いいや、わしらには金は要らない。わしらにゃ別に払いがあるわけじゃなし、税金も要らないから、貰ったところで使い道がないからな。」

 

と言うのでした。

 

 年よった悪魔はひもじい腹を抱えて、ゴロリと横になりました。

 

 すると、このことが、イワンの耳に入りました。人民たちは、イワンのところへ来て、こうたずねました。

 

「どうしたもんでしょう、立派な紳士が倒れています。あの人は、食い飲みもするし着飾ることもすきだが、働くことがきらいで、『キリスト様の御名によって』物を貰うことをしません。ただ誰にでも金貨をくれます。世間じゃはじめのうちはあの人の欲しがるものをくれてやったが、金貨がたくさんになったので、今じゃ誰もあの人にくれてやるものがありません。どうしたもんでしょう、あのままじゃ餓(う)え死んでしまいます。」

 

 イワンはじっと聞いていました。そして、

 

「いいとも、いいとも。そりゃ、みんなで養ってやるがいい。牧羊者(ひつじかい)のように一軒一軒かわり番こに養ってやるがいい。」

 

 これより外(ほか)に仕方がありませんでした。年よった悪魔は、かわり番こに家々を廻って食事をさせてもらうようになりました。

 

 そのうちに番が来て、イワンの家へ行くことになったので年よった悪魔は御馳走になりにやって来ました。すると、れいの唖の娘が食事の仕度をしているところでした。

 

 唖娘は今までに、たびたびなまけ者にだまされていました。そんな者に限って、ろくすっぽ受持の仕事はしないで、誰よりも食事に早くやって来て、おまけに人の分まで平げてしまうのでした。そこで娘は手を見て、なまけ者を見分けることにしました。ごつごつした硬い手の人はすぐテイブルにつかせましたが、そうでない人は、食べ残しのものしかくれてやりませんでした。

 

 年よった悪魔はテイブルにつきました。すると唖娘は、早速その手を捉えて、調べにかかりました。ところが手にはちっとも硬いところがありません。すべすべしていて、爪が長く延びていました。唖娘は唸りながら、悪魔をテイブルから引きはなしました。するとイワンのおよめさんが言いました。

 

「悪く思わないで下さい。あれはごつごつした手を持った人でないと、テイブルにはつかせないんです。でもちょっとお待ちなさい。みんなが食べてしまったら、後でその残りをあげますから。」

 

 年よった悪魔はひどく気を悪くしてしまいました。王様の家で自分を豚同様に扱っているのです。かれはイワンに言いました。

 

「誰もかも手を使って働かなきゃならないなんて、お前の国でももっとも馬鹿気(ばかげ)た律法(おきて)だ。こんなことを考えるのも言わばお前が馬鹿だからだ。賢い人は何で働くか知っているか?」

 

 するとイワンは言いました。

 

「わしらのような馬鹿にどうしてそんなことがわかるもんか。わしらは大抵の仕事は手や背中を使ってやるんだ。」

 

「だから馬鹿と言うんだ。ところがおれは頭で働く方法を一つ教えてやろう。そうすりゃ手で働くより頭を使った方がどんなに得だかわかるだろう。」

 

 イワンはびっくりしました。そして、

 

「そうだとすりゃ、なるほど私らを馬鹿だと言うのももっともだ。」

 

と言いました。

 

 そこで年よった悪魔は言葉をつづけて、

 

「しかしただ頭で働くのはよういじゃない。おれの手に硬いところがないと言ってお前たちはおれに食物(たべもの)をあてがわないが、頭で働くことはそれよりも百倍もむずかしいと言うことをちっとも知らない。時としちゃ、全く頭がさけてしまうこともある。」

 

 イワンは深く考え込みまし[#「し」は底本では「じ」]た。

 

「ほう? じゃ、お前さん、お前さん自分自身でどうしてそんなに自分を苦めているんだね。頭が悪い時ゃ、気持はよくないだろうしね。それよりゃ手や背中を使ってもっと楽な仕事したらよさそうなもんだがね。」

 

 しかし悪魔は言いました。

 

「おれがそんなことをするのも、みんなお前たち馬鹿どもがかわいそうだからだ。もしおれがそうしないと、お前たちゃいつまでたっても馬鹿だ。だが、おれは頭で仕事をしたおかげで、お前たちにそれを教えてやることが出来るんだ。」

 

 イワンはびっくりしました。

 

「じゃ、わしらを教えてくれ。わしらの手が萎えしびれた時に、そのかわりに頭で仕事をするようにね。」

 

とイワンは言いました。

 

 悪魔は人民たちに教えることを約束しました。そこでイワンは、あらゆる人たちに頭で働くことを教えることの出来る立派な先生が来たこと、その先生は手よりも頭でやる方がずっと仕事が出来ること、人民たちは残らずこの立派な先生に教わりに来てよく習わなければならないことだのを、ふれさせました。

 

 イワンの国には一つの高い塔がありました。その塔には、てっぺんにまで登ることの出来る階段がついていました。イワンはすべての人民たちが顔をよく見ることが出来るように、その立派な紳士を塔の上へつれて行きました。

 

 そこで、れいの紳士は、塔のてっペンに立って演説をしはじめ、人民たちはかれを見ようとして集まりました。人民たちはこの紳士が手を使わないで頭で働く方法を見せてくれるものと思っていました。しかし、かれはどうしたら働かないで生活くらしを立てて行けるかということを、くりかえしくりかえし話しただけでした。人民たちは何が何だか、ちっともわかりませんでした。人民たちは紳士を見、考え、また見ましたが、とうとうおしまいにはめいめいの仕事をするために立ち去りました。

 

 年よった悪魔は塔のてっペンに一日中立っていました。それから二日目もやはりたてつづけにしゃべりました。しかしあまり長くそこに立っていたためにすっかりお腹を空(す)かしてしまいました。しかし、たれもが塔の上へ食物(たべもの)を持って行くことなど考えもしませんでした。手で働くよりももっとよく頭で働くことが出来るとしたらパンのよういくらいはもちろんのことだと思ったからでした。

 

 その次の日も、年よった悪魔は塔のてっペンに立ってしゃべりました。人民たちは集まって来て、ちょっとの間立って見ていましたが、すぐ去って行きました。

 

 イワンは人民たちに聞きました。

 

「どうだな。少しゃ頭で仕事をしはじめたかな。」

 

 すると人民たちは言いました。

 

「いいや、まだはじめません。先生あいかわらずしゃべりつづけています。」

 

 年よった悪魔はまた次の日も一日塔の上に立っていましたが、そろそろ弱って来て、前へつんのめったかと思うと、あかり取りの窓の側そばの、一本の柱へ頭を打っつけました。それを人民の一人が見つけて、イワンのおよめさんに知らせました。するとイワンのおよめさんは、野良に出ているイワンのところへ、かけつけました。

 

「来てごらんなさい。あの紳士が頭で仕事をやりはじめたそうですから。」

 

とイワンのおよめさんは言いました。

 

「ほう? そりゃほんとかな。」

 

とイワンは言って、馬を向け直して、塔へ行きました。ところがイワンが塔へ行きつくまでに、年よった悪魔はお腹が空いたのですっかり元気はなくなり、ひょろひょろしながら、頭を柱に打ちつけていました。そしてイワンが塔へちょうどついた時、年よった悪魔はつまずいてころぶと、ごろごろと階段をころんで、その一つ一つに頭をゴツンゴツンと打ちつけながら、地べたへ落ちて来ました。

 

「ほう? やっぱりほんとだったな、人間の頭がさけると言ったのは。でも、こりゃ水腫(みずぶ)くれどころじゃない。こんな仕事じゃ、頭はコブだらけになってしまうだろう。」

 

とイワンは言いました。

 

 年よった悪魔は階段の一ばん下のところで一つとんぼがえりをして、そのまま地べたへ頭を突っ込みました。イワンはかれがどのくらい仕事をしたか見に行こうとしました。――その時急に地面がぱっとわれて紳士は中へ落っこっちてしまいました。そしてそのあとにはただ一つの穴が残りました。

 

 イワンは頭をかきました。

 

「まあ何ていやな奴だろう。また悪魔だ。大きなことばかり言ってやがって、きっとあいつらの親爺に違いない。」

 

とイワンは言いました。

 

 イワンは今でもまだ生きています。人々はその国へたくさん集まって来ます。かれの二人の兄たちも養ってもらうつもりで、かれのところへやって来ました。イワンはそれらのものを養ってやりました。

 

「どうか食物たべものを下さい。」

 

と言って来る人には、誰にでもイワンは、

 

「いいとも、いいとも。一しょに暮すがいい。わしらにゃ何でもどっさりある。」

 

と言いました。

 


 ただイワンの国には一つ特別なならわしがありました。それはどんな人でも手のゴツゴツした人は食事のテイブルへつけるが、そうでない人はどんな人でも他の人の食べ残りを食べなければならないことです。

 

 

 

 

 



底本:「小學生全集第十七卷 外国文藝童話集上卷」興文社、文藝春秋社

 

   1928(昭和3)年12月25日発行

 

※「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、底本の表記をあらためました。

 

その際、以下の置き換えをおこないました。

 

「一層→いっそう か知ら→かしら 位→くらい 毎→ごと 此の→この 凡て→すべて 大分→だいぶ 一寸→ちょっと て置→てお て見→てみ て貰→てもら 何處→どこ どの道→どのみち 中々→なかなか 殆ど→ほとんど 先づ→まず 又→また 迄→まで 間もなく→まもなく 若し→もし や否や→やいなや 私→わし」

 

※底本は総ルビですが、一部を省きました。

 

入力:京都大学電子テクスト研究会入力班(加藤祐介)

 

校正:京都大学電子テクスト研究会校正班(大久保ゆう)

 

2004年5月18日作成

 

2005年12月17日修正

 

青空文庫作成ファイル:http://www.aozora.gr.jp/cards/000361/files/42941_15672.html

 

このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫http://www.aozora.gr.jp/

 

で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。

 

 

 

●表記について

 

このファイルは W3C 勧告 XHTML1.1 にそった形式で作成されています。

 

[#…]は、入力者による注を表す記号です。

 

傍点や圏点、傍線の付いた文字は、強調表示にしました。

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コメント

【憲法を知らぬ日本人はこの世で最低の恥知らずだ】
hougakumasahiko.muragon.com/entry/618.html
山口県労働組合総連合(山口県労連)発行の縦10.5横7.4㎝ジャスト手帳サイズ日本国憲法を全ての6歳以上日本人に各1冊毎年無料配布するべき文科省責務を主権者国民日本国王が命令する。
日本国憲法手帳を橋川等さんがご提供くださった動画
youtube.com/watch?v=b1bxD1vLIP4&t=182s

「旧約聖書約束の地はサウジアラビア?」豊岳正彦@lyuzhngyn1
殆ど迎撃されたロケット弾三千発でトンズラするくそラエル人は、ヒズボラやイランがミサイルを一発撃つだけで約束の地から全員… ポスト米英時代
asyura2.com/23/cult47/msg/770.html#c4

世界の大国ブラジル大統領が国連事務総長へ人権と法益を守るよう10月11日緊急ツイートを発信した。@LulaOficial
パレスチナとイスラエルの子どもたちを守るための国際社会に対するルーラ大統領の所信表明
国連事務総長へ@antonioguterres

中東紛争における最も深刻な人権侵害に終止符を打つためにあらゆる国が資源を緊急使用すること。
世界のどこにいても、子供たちを人質にしてはならない。
ハマスは、家族から誘拐されたイスラエルの子どもたちを釈放しなければならない。
イスラエルは、パレスチナの子どもたちとその母親がエジプトと

の国境を越えてガザ地区を離れられるように、爆撃をやめなければならない。

イスラエルとパレスチナの子どもたちを守るための国際的な人道的介入による停戦が緊急に必要です。

ブラジルは、国連安全保障理事会の暫定議長国として、紛争を即時かつ決定的な終結に導くための努力に参加する。

そして、世界の平和の促進と人権の擁護のために働き続けます。
ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ
ブラジル大統領
youtube.com/watch?v=gncqvSlVRm4

岸田文雄@kishida230へ
岸田総理は日本国憲法前文人道を守る国王豊岳正彦と連れ立って今すぐガザへ飛べ。@lyuzhngyn1
米ブリンケン国務長官とイスラエルネタニヤフ首相が会談 人道回廊の設置やハマスからの人質解放の交渉など協議か|TBS NEWS DIG
youtube.com/watch?v=cL6vVgCghCk
youtube.com/watch?v=Fp1u4j3aDPE
·
AFP通信によると、ハマスが奇襲攻撃したことによるイスラエルの被害は911奇襲と真珠湾奇襲を合わせたもの以上だということだ。911も真珠湾もどちらもDSの自国民殺戮偽旗奇襲テロ作戦であることが興味深いね。朝鮮戦争もイスラエル建国戦争もベトナム戦争もコソボもイラクもリビアもウクライナも。
·
ゼレンスキーはイスラエルに訪問したのかな。岸田総理も早くイスラエル訪問しなければ戦時下のウクライナに訪問した手柄が忘れ去られてしまうぜ。子供たちが今まさにガザとイスラエルで殺されている。日本人ならすぐに行って子どもたちと母親たちを全員無慈悲冷酷残虐な殺戮戦場から救い出して来い。
·
独りじゃ怖くてよう行かないなら俺が一緒に行ってやる。戦場から子供と母親全員救い出す交渉は全部俺がやってやる。日本人にできないことなどこの世にないのだ。
すぐに俺に連絡して迎えをよこせ。ぐずぐずすんな。一刻も早く地球より重い人命を危険な死地から救い出せ。
·
イスラエルが白リン弾ハマスがミサイル3000発どっちもとんでもない金持ちだ。金持ちが貧しい人々を殺してよいのか。ふざけるな。金持ちは全財産捨てて皆を助けろ。すぐ戦争やめろ。イスラエルアメリカNATOウクライナハマスのネオナチども。日本人は戦争虐殺嘘つき泥棒地上げ詐欺暴力団を絶対許さんぞ。
·
岸田はすぐにガザへ行け。俺も一緒に行ってやる。上川もついてこい。自衛隊に攻撃できる命知らずはこの世にいないから自衛隊は全部隊がガザへ出動だ。すぐ迎えにこい。ぐずぐずすんな。
24時間随時電話受付年中無休診療所豊岳小児科医院院長豊岳正彦日本国王である。
0827-24-9255

女性も子供と一緒に避難するから上川女史外務大臣も戦場のイスラエルガザへ一緒に来い。助け出した人をお世話してけがの手当てをして、安全地帯からそれぞれ自衛隊機で希望国へ避難してもらう。上川外務大臣が各国と避難者受け入れ交渉せよ。
youtube.com/watch?v=gncqvSlVRm4
·
日本国の成り立ち。統治者国王が主権者国民。
国王に全体奉仕する憲法15条公務員三権分立政府の国権順位は、
立法府国会議員>司法府裁判官>行政府内閣国務大臣>行政公務員。
satokazzz.com/airzoshi/reader.php?action=aozora&id=43037

日本国憲法は国の最高法規として法律や政令の最上位に位置し、憲法が定める内容に反する法律等をつくることはできない(憲法98条)。
chuohoki.co.jp/correction02/pdf/kenpo.pdf
elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=321CONSTITUTION

第98条 
1 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。
2 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。
youtube.com/watch?v=ePPDNN_QxME

第20条 
1.信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。
いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
2.何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
3.国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

第15条
3.公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
4.すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

に違反し、党議拘束や威迫・暴力などで選挙人の投票に圧迫を加えれば憲法20条違反政教一致である。

日本国憲法前文(抄)

youtube.com/watch?v=q4Vgy0B3FGk


日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言確定

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

第二章 戦争の放棄
第9条 
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.国の交戦権は、これを認めない。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを 誓ふ。
昭和21年11月3日公布昭和22年5月3日発布施行
youtube.com/watch?v=90QN-gnJbKY

すべての選挙で谷内正太郎の不正な憲法15条違反憲法76条違反憲法99条違反憲法前文違反国家叛逆外患誘致罪汚職公選法違反「選管ムサシ」を完封する「幸せの和」と不正選挙の総元締めNHKイスラエルモサドを完封する「悪魔王イスラエルよ悪を為すな」FAX送信原稿PDFセット。
hougakumasahiko.cocolog-nifty.com/blog/files/scan001.pdf

政党など不要だ。エマニュエルをアメリカに帰国させる国会決議をする議員以外日本には国会議員も内閣も裁判所も不要だよ。日本の国政をエマニュエルが好き勝手に乱してるんだからな。エマニュエルが最大の外国スパイだぜ。わからんのかねw憲法見てみw

日本人は、
あらゆる人の尊い法益を嘘と暴力で毀損する、
戦争虐殺地上げ詐欺反社会無法略奪犯罪常習暴力団と汚職政府を、
父母の大慈悲仏心無我平等親孝行親切仏法に照らして絶対に許さんぞ。
mt-silver.org/BOOK/SEITEN/index.htm

そもそも製薬会社も医者も全員日本人を731部隊の丸太にして皆殺しするために存在する外資のスパイだから、日本国憲法9条違反外患誘致スパイ罪で捕まるのが当たり前だろ。
スパイの罪を自白したら国外追放で勘弁してくれるさ、多分w
日本国憲法は罪を憎んで人を憎まぬ転輪王仏法だからね。

www.ilver.org/BOOK/SEITEN/index.htm
仏教聖典
なかま
第二章生活の指針
第三節もろ人のために

「和を以て貴しとなす。あつく三宝を敬え。三宝とは仏法僧なり。」
hougakumasahiko.muragon.com/entry/9.html

岸田総理は日本国憲法前文人道を守る国王豊岳正彦と連れ立って今すぐガザへ飛べ。
日本国民は国家の名誉にかけ、全力をあげて日本国憲法前文の誓いを果たす。
blog.goo.ne.jp/hougakumasahiko6th/e/5b51f2fa1d11ea24b951523069ef59b9

自衛隊の護衛艦出雲と給油艦2隻の3隻に水食糧ヘルメット防弾チョッキとオスプレイ及び自衛隊輸送ヘリを満載して直ちにエジプトへ向けて出港せよ。
エジプトからガザ地区へでっかい日の丸をすべての物資に描いて日本の自衛隊とその救援物資だと知らしめて救助活動を行う。

武器は一切不要。避難する人待機する人用の防弾チョッキにも日の丸を大きく描いておく。
youtube.com/watch?v=G0fXQGy8n1Y&t=548s

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを 誓ふ。
昭和21年11月3日公布昭和22年5月3日発布施行
銀河の憲法
youtube.com/watch?v=piECORPRJA8

日本国憲法を知らぬものは日本国民ではない。
すべて公務員は採用試験と毎年3回の定期資格確認試験を下記によって行うものとする。
【聞き流し】日本国憲法全文 (穴埋め式)
youtube.com/watch?v=l7KoUkwg_5s
・・・・・・・
https://parstoday.ir/ja/news/iran-i119790
同じ空の下で今まさに戦争屋のモサドCIAMI6の手で罪のない非武装一般人が何千何万人もアメリカ製兵器で虐殺されてるのに知らんふりかい。恥も日本国憲法も知らんのか。イスラエルの軍資金はすべて日本人がNHKに払う放送法受信料50兆円である。
youtube.com/watch?v=l7KoUkwg_5s

モサドCIAMI6は絶対に許さん!日本国王の下僕岸田林上川と国務大臣全員国会議員は全員日本国憲法前文に従って直ちにガザへ飛べ。お前らが死んでもガザの子供と母親たちを救った日本の軍神として、鬼畜米英から日本の婦女子を守るために戦った英霊が集う靖国神社に祀ってやる。
youtube.com/watch?v=piECORPRJA8

関行男神風特攻隊敷島隊隊長「KAのために死ぬ」
hougakumasahiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/ka-afb2-1.html
「ぼくのような優秀なパイロットを殺すなんて、日本もおしまいだよ。やらせてくれるなら、ぼくは体当たりしなくとも500キロ爆弾を空母の飛行甲板に命中させて帰ることができる。ぼくは明日、天皇陛下のためとか日本帝国のためと

かでいくんじゃなくて、最愛のKA[妻、海軍士官の隠語]のためにいくんだ。日本が敗けたら、KAがアメ公に何をされるかわからん。ぼくは彼女を守るために死ぬんだ。最愛の者のために死ぬ。どうだ、素晴らしいだろう。」
日本武士道は父母恩重経である。
hougakumasahiko.muragon.com/entry/6.html

「すべての声は訴える」を全世界の子供の教科書に掲載しよう!
hougakumasahiko.muragon.com/entry/579.html
(未発表遺稿から下関原爆展事務局書き起こし文に≪加筆≫)
こどもの原爆被爆体験詩集『原子雲の下より』の序文に寄せて
峠 三吉
すべての声は訴える

戦争略奪偏執狂モサドCIAMI6の真の親玉死の商人DS悪魔王は現在日本総務省イスラエルモサドNHKに隠れている。イスラエル大使館にはいない。悪魔王は駐日アメリカ大使ラームエマニュエルユダヤ人だ。外交官治外法権より米軍の憲法98条国際法規違反地位協定治外法権が日本国内では最強だからな。

77年前ついに日本政府を乗っ取った戦争略奪偏執狂の血に飢えた狂犬モサドは国連を作り国連軍MI6CIAを使ってパレスチナ人を殺戮攻撃しイスラエルという土地を強奪した。悪鬼の所業だ。それを日本NHKを使って焼け野原の日本人に正当化して正義の戦争と思い込ませる美談に仕立てた。もちろん大英帝国陸軍

元帥もモサド子分MI6だから親分のフェイクに協力したのだ。戦後の日本人は外国元帥天皇とNHKにみな騙された。ただ一人原爆を浴びた国語教師で詩人の峠三吉だけがすべて見抜いて「すべての声は訴える」を遺し原爆症で亡くなった。戦争と原子炉放射能は政府政権汚職人災だという真実を書き遺した峠三吉を

、MI6天皇とイルミナティNHKは世界の報道からすべてもみ消したのだ。世界はカラーTV洗脳画面電子音によって戦争殺戮略奪偏執狂政教一致カルトに支配されている。

ジョンレノンもそれに気づいて、日本国憲法前文を英訳してイマジンをうたった。だから大英帝国とバチカンでイマジンを絶対放送禁止にしたのだ。バチカンも血に飢えた狂犬政教一致カルト悪魔大王モサドのキリスト教会成立以来の子分である。

ジョンレノンの大ファンだったダイアナ妃が、地雷撲滅運動にわが身を捨てて参入しアジアの地雷原を歩いた。イギリス製の地雷だ。エリザベスMI6モサド手下筆頭DS女王は怒り狂ってダイアナ妃をパリのトンネルと病院でMI6に襲わせて殺害したのである。

日本人よ利口になるなばかになれ
hougakumasahiko.muragon.com/entry/538.html
一)あほうになれ
hougakumasahiko.muragon.com/entry/537.html
世の中がみな一面に黄色ならあほうになって白を買うべし
bookwalker.jp/dee48b2149-ab43-40ac-8a03-9b50110a0a15/
豊岳正彦の無有万機公論
hougakumasahiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-e861.html
2018年12月17日 (月)
青空文庫菊池寛訳「イワンのばか」トルストイレオ
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二)公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。憲法15条
hougakumasahiko.muragon.com/entry/536.html

マスクは病院内だけで医療従事者だけがするものだ。

マスクはつければ直ちに病原菌が繁殖する。

だからマスクは絶対に病院外へ持ち出してはならない危険極まりない「感染性医療廃棄物」である。

感染性医療廃棄物は強毒病原菌が繁殖して汚染されている。

最も重症の細菌感染症や敗血症の原因がマスクなのだ。

その人命を害する危険物を他人に強制するものはみな偽計暴行傷害殺人犯のしかも現行犯だ。

警察へ110番通報して逮捕させてやらねばならんぜ。

そして公務員は告発されたら即懲戒免職だと公務員法に書いてある。

国民にマスクを付けさせたいなら憲法41条で国会で立法して、

憲法81条で最高裁で違憲立法審査して、

合憲部分だけを憲法を99条の通り遵守擁護して行政しなければ、

刑法25章違反特別公務員汚職犯罪だぜ。

ポリコレも官僚立法もすべて憲法98条違反であり刑法極刑犯罪だ。

厚労省を直ちに偽計威迫暴行傷害殺人罪で110番通報告発して公職を全員即日懲戒罷免してやる。

憲法15条と刑訴法239条と公務員法で。

年金もすべて失う世。

たとえ無罪になっても年金は戻らないと公務員法に書いてあるのだ。

公務員は汚職すればすべてを失うのである。

だから刑訴法239条2項で公務員が職務を行う上で犯罪があると思料すれば、

それが上司であろうと大臣であろうと警官であろうとことごとく告発しなければならないと定めて、

告発した公務員だけが告発されず犯罪者にならないで公職を続けることができるようにしてある。

公務員は全員憲法99条を完全に墨守しなければならない。

これが憲法15条公務員に科された神聖な責務、すなわち「善管注意義務」である。

「善管注意義務」は純粋に刑法の専門用語である。

すなわち責任ある者が「善良な管理者の注意義務」を果たさないで事故や事件が起こった場合、

その被害について義務を負った管理者がすべて刑事責任を負い、

かつ刑事犯罪の被害者に生じた損害を個人がすべて賠償しなければならないという、

特定個人が行った行為を特定してその刑事責任を問うのだ。

個人の刑事責任は刑法の「相当因果関係」で証明されるのであって、

例えば街中で他人に嘘をついて麻薬を注射したり無理やり服用させた者があって、

その行為の結果被害が生じたら麻薬を他人を騙してその体にある方法で用いたものが殺人や傷害の犯人である。

サルでも猫でもわかるのが「加害と被害の相当因果関係」なのだ。

医者は生きている者しか扱うことができない。

これが医師法である。

医師法はどんな疾病も必ず死亡させずに治せと、医師の任務を第1条で定めている。

病院や医師の管理下で人が死亡した場合、死者を生き返らせる技術がない医者は、

死体に指一本たりとも触ってはならない。

病理解剖は普通に刑法違反の死体損壊罪そのものだ。

人は、死んだ瞬間から厚労省ではなく法務省の管理下に入るのである。

法務省が追及するのは他殺かそうでないかだけである。

だから予期に反して人が亡くなった変死の場合に、

同意書も医学的因果関係も全く不要で、

ただ刑法で相当因果関係だけを示せば殺人事件や傷害事件の犯人が簡単に特定できるのである。

変死の場合は必ず110番して医者に遺体を触らせないこと。

医者が死体に輸血すれば死体損壊罪という重大な刑事犯罪だ。

奈良県立医大で心肺停止後1時間たって搬入された完全に変死した安倍元総理の遺体を、

医師法も刑法も知らない大学病院の無学で無能な医者が切り刻んで激しく損壊して法医学の検視と解剖を妨害した医者を、

死体損壊と司法妨害の罪で現行犯逮捕しなかった奈良県警察もまた、

自分の職務を規定した法律も憲法も知らない汚職まみれの国家反逆罪現行犯なのである。

そしてさらに病院には重大な犯罪がある。

それが医師法違反不正診療という刑法違反重大犯罪で、

不正に診療報酬の支払いを支払基金からだまし取った

「診療報酬詐欺」である。

死体に対して行った処置はすべて実費である。

医療保険は生きている者に対して医療行為を行った時初めて支払われる。

死体には医療行為が通用しない。

乃ち死体に対して行った無意味な高額医療行為の報酬を支払基金に対して請求すれば、

それはただちに刑法違反の医療保険金詐欺罪なのである。

医という文字は癒すの言霊だ。

死は癒せない。

ミジンコでも知ってるが東大慶応大医学部は知らないのだ。

すなわち安倍元総理の蘇生不可能死亡遺体に対する救急診療は無効であり、

死体に対して高額な医療リソースを用いて不正な手段で高額の診療報酬をだまし取った医療保険金詐欺であり、

虚偽診断に基づく検案書偽造公文書偽造犯罪であり、

変死体の検視公務を妨害した奈良県立医大と厚労省に法務省公務執行妨害罪の重大な刑事犯罪が悉く成立するのである。

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おいでませ岩国草莽崛起石本崇くん応援226集会へ
hougakumasahiko.muragon.com/entry/535.html
東京から助っ人が来るそうだが私も石本崇議員地元同居の強い味方として診療所を電話対応にして令和5年2.26IWAKUNI石本崇大集会に参加仕る。

身が朽ちるとも日本の国土を日本に留め置く草莽崛起吉田松陰先生直伝大和魂を山口県人の肝っ玉でお見せ致そう。

国土を守る防衛大臣と沖縄県知事及び岩国基地米軍司令官と駐日大使アメリカ中国ウクライナ露西亜イスラエルイギリス各国大使と林芳正
外務大臣にぜひご出席賜りたい。

567ウイルスもPCRもすべて中国製の戦争犯罪生物兵器によるものだと明らかである。PCR検査の箱にMadeinChinaと印刷されている。

この前2月14日昼に山口市で歓談した国保連合会と社保診療報酬支払基金の各所長さんもぜひ当日岩国へおいでくださりたく、おいしい宇兵衛ずしとお足代を私が提供いたしますゆえぜひおいでませ岩国へ。

水源地に鉱毒を投入すれば川の流域産物と海産物に鉱毒が混じって生物の生命が損なわれる事はすでに足尾銅山と水俣病と森永ヒ素ミルクと豊島公害PCB裁判で明らかなり

少しだも人の命に害なるを少しくらいはよいというなよ
世の中は学士博士の破るなり作るは下男織るは織姫
田中正造翁狂歌より。

上海電力が中国人民解放軍の工兵隊であることは中国政府文書によって既に明らか。
またメガソーラーが広域停電を引き起こすインフラライフライン破壊戦争犯罪侵略兵器であることも日本の読売新聞過去記事ですでに明らか。

しかるがゆえに浜田防衛大臣はまさにこのメガソーラー問題の専任担当大臣である。
防衛医大加來浩器教授殿とご一緒にぜひ岩国へおいでくださるよう重ねてお願い申し上げる。
大臣ご多忙なら加來先生おひとかたでもおいでください。
葛飾区医師会でご一瞥以来の豊岳正彦がお待ちいたし居ります。

阿修羅101. 豊岳正彦
吉田松陰
親思う心に勝るおやごころ今日のおとづれ何と聞くらむ
高杉晋作東行野村望東尼
おもしろきことも無き世を面白く棲みなすものは心なりけり
山上憶良 万葉集 貧窮問答歌
しろがねもくがねもたまもなにせむにまされるたから子にしかめやも


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澤田雅人
豊武正彦様 法律の内容を引用させていただきます🙏 長文ですと…一般の方々が読んでくれないと思われますのでアレンジさせて頂きます。何卒宜しくお願い致します🙇‍♂️

豊岳正彦
いいえ、決してアレンジしてはなりません。
刑法の法律の内容を恣意的にアレンジすること自体刑法に違反するので、
すべて長文でそのままお使いください。
アレンジして内容が変わって法律について虚偽を流布することになれば、
その刑事責任をアレンジした者がとらねばならない。
だからすべて私の文責にしておくために、アレンジすることなくそのまま掲載してください。
刑事法廷ではこの長文で戦うのです。
我々は刑法で犯罪を防ぐ法治社会で生活していますから、刑事法廷は一般の人が必ず知らねばならない。
と、憲法37条で「迅速な公開裁判(刑事法廷)」と定められているのです。
これが法治国家です。
一般の人が長文を読もうが読むまいがそんなことは国家を支える柱の一つである刑事司法にはかかわりがない事です。
刑事法廷を知るためには法律そのものを知らねばならない。
よって、一般の方々は満12歳を過ぎたら全員六法全書を一冊必ず常時死ぬまで携行すること。
六法全書の最高法規憲法は小6と中1の義務教育ですべて学習済みです。
日本国で生活する者は全て日本国最高法規日本国憲法に従わねばならない。
昭和22年以来独立国家日本国は立憲法治国家だからです。
国家を治める主権が三権公務員政府ではなく国民に存することも
日本国憲法前文に最初に定めてあります。
昭和22年にご先祖様日本国民は良心に従い自ら誓いを立てて
「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、
ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定」したのです。
我々日本人は最高法規憲法に定められた通り刑事法廷とともにこの国で生活している。
そして憲法76条にある通り、
すべて日本国民は
「良心に従い独立してその職権を行い、この憲法および法律にのみ拘束される」のであり、
同時に憲法98条に拘束されて
「この憲法の条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部または一部は、その効力を有しない。」のであり、
同時に憲法前文の
「そもそも国政は、(主権者)国民の厳粛な信託によるものであって、
その権威は(主権者)国民に由来し、
その権力は国民の代表者(主権者国民が憲法15条国民固有の権利で選定した全体奉仕者責務政府三権公務員)がこれを行使し、
その福利は(全体の主権者)国民がこれを享受する。
これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。
われら(良心に従う日本人)は、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。」のである。
この98条と憲法前文に「詔勅を排除する」という共通した一文があります。
これが憲法20条政教分離です。
政教分離を具体的に政治の中で実現するために憲法15条が建てられたのです。
また、憲法は31条から40条までが刑事訴訟法になっています。
刑事訴訟法とは、犯罪を刑法で断罪するために刑事司法公務員を主権者国民が使役するよう建てられたものです。
よって憲法が犯罪を断罪するのは、憲法15条公務員の犯す日本国憲法前文違反の「政府による戦争誘発犯罪」を刑法で断罪するために他ならないのです。
長文になったので具体的には次の稿で順次述べていきます。
阿修羅掲示板に保存して、誤字脱字を校正しています。
この投稿もいったん阿修羅に投稿します。

澤田
豊岳正彦 さん 法律のアレンジなどしませんよ。

豊岳
澤田雅人 さん、
とにかく引用するならそのまま長文で使ったほうが責任を取らないで済みますよw
六法全書に照らして私に誤字脱字があれば修正するのはご随意ですけどw

澤田
豊岳正彦 かしこまりました!!

豊岳
まあ私の投稿を参考にしてご自分で六法全書にあたって必要な法律を(刑法)抜き出して
犯罪者を個別に告発するのが刑事司法です。
犯罪組織を告発するには暴対法を使います。
私の投稿はそのために行っているのです。
憲法を読んで熟知してください。

澤田
豊岳正彦 さん ありがとうございます🙇‍♂️

豊岳
澤田雅人 さん。
六法全書は田中角栄内閣当時かその後2年以内に発行された中古本を安くお買い求めください。
中曽根内閣以後のすべての立法や行政政令は憲法98条違反で無効です。
したがってそれ以後にしょーもない無効な条文が書き加えられた六法全書は重たくなってみる気にもなれないですからね、高いしw
ちなみに昭和22年の最初から無効なのが放送法と日本学術会議法です。
私の投稿をブログや阿修羅でまとめてありますからそちらは無料だしw
ご自由にご参照して執筆者豊岳と明らかに文責表示してどんどん使ってください。長文のままでw
asyura2.com/22/iryo9/msg/793.html#c111

豊岳
私は常に刑事法廷で論告する文章を意識して書いているので、六法全書を読まないで切り抜きすると大けがしますから、必ず六法全書を読んで法律を確認しながら私の投稿を使ってくださいねw

澤田
豊岳正彦 さん ご親切いただき感謝致します

豊岳
憲法を知る者は憲法を守り、憲法を守る者を憲法が守ってくれるのです。

三)愚かな槃特(太陰暦)
 『佛陀を繞りて』十五(365~387頁) 山崎精華譯著 大雄閣出版(昭和二年十一月)
asyura2.com/22/iryo9/msg/793.html#c114

豊岳正彦の無有万機公論
hougakumasahiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-e861.html
2018年12月17日 (月)
青空文庫菊池寛訳「イワンのばか」トルストイレオ
イワンの馬鹿

SKAZKA O IVANE-DURAKE
トルストイ Tolstoi  菊池寛訳


        一

 むかしある国の田舎にお金持の百姓が住んでいました。百姓には兵隊のシモン、肥満(ふと)っちょのタラスに馬鹿のイワンという三人の息子と、つんぼでおしのマルタという娘がありました。兵隊のシモンは王様の家来になって戦争に行きました。肥っちょのタラスは町へ出て商人に[#底本では「に」が重複]なりました。馬鹿のイワンと妹のマルタは、家(うち)に残って背中がまがるほどせい出して働きました。兵隊のシモンは高い位と広い領地を得て、王様のお姫様をお嫁さんに貰いました。お給金もたくさんだし領地から上あがる収入(みい)りも大したものでしたが、彼はそれを、うまくしめくくっていくことが出来ませんでした。おまけに主人がもうけたものをお嫁さんが滅茶に使ってしまうので、いつも貧乏していなければなりませんでした。


 そこで兵隊のシモンは自分の領地へ出かけて行って収入りをあつめようとしました。すると執事は言いました。


「収入りどころか、牛も馬も鋤(すき)も鍬(くわ)もありません。何よりも先にそれを手に入れなくちゃいけません。そうすりゃ、やがてお金も入って来るでしょう。」


 そこでシモンは父親のところへ行って言いました。


「お父さん、あなたはお金持なのに私にはまだ何もくれませんでした。あなたの持ちものを分けてその三分の一を私に下さい。そうすりゃ私の領地の手入をすることが出来ますから。」


 すると年寄った父親は言いました。


「お前は家のためになることを何もしたことはない。それにどうして三分の一やることが出来よう。第一イワンやマルタにすまない。」


 と、シモンは、


「イワンは馬鹿です。それにマルタはお嫁に行く年はとっくに過ぎていて、おまけにつんぼでおしです。あれ等に財産を持たしたってそれが何になるでしょう。」


と言いました。おじいさんは、


「じゃ、イワンが何というか聞いてみよう。」


と言いました。


 イワンは、


「兄さんの欲しいだけ上げなさい。」


と言いました。


 そこで兵隊のシモンは父親から分前(わけまえ)を貰ってほくほくもので自分の領地へうつしまた王様のところへ行って仕えました。


 肥満のタラスもたくさんのお金をもうけてある商人の家うちへおむこさんに行きましたが、それでもまだお金が欲しいと思いました。そこでやはり父親のところへ出かけて行き、


「私にも私の分け前を下さい。」


と言いました。


 しかし父親はタラスにも分けてやりたくなかったので、


「お前は、何一つ家へは持って来なかった。この家にあるものは、みんなイワンがかせぎ上げたのだから、どうしてあれや娘によくないことが出来よう。」


と言いました。が、しかしタラスは言いました。


「イワンに何が入るものですか、あいつは馬鹿です、誰だって嫁に来るものはありません。またあのおしだって何にもいりはしませんよ。」


 そしてイワンに向って、


「おいイワン。おれに穀物を半分おくれよ。おれは道具なんか貰おうとは思わない。あの葦毛(あしげ)の馬を一匹貰おう。あれはお前の畑仕事にはちっと不向きのようだから。」


と言いました。イワンは笑って、


「何でも入るだけ持って行くがいい。私はまたかせいで手に入れるよ。」


と言いました。


 そこでタラスにも分前だけやりました。で、タラスは荷車で穀物を町へ運び、種馬をつれて行きました。こうしてイワンはよぼよぼの牝馬めうまを一匹だけ残され、以前まえ通り百姓をして両親を養って行きました。


        二


 ところが、それを年よった悪魔が見ていました。悪魔は、兄弟たちが財産の分け方でけんかをするだろうと思っていたのに、べつにいさかいもなく、仲良く別れて行ったので大へん腹を立てて、早速三人の小悪魔しょうあくまを呼び集めました。そして言いました。


「ここに兵隊のシモン、肥っちょのタラス、馬鹿のイワンと言う三人の兄弟がいる。こいつらは当然けんかをしなくてはならないのに仲良く暮し合っている。あの馬鹿のイワンの奴がすっかりおれの仕事をだいなしにしてしまったのだ。ところでお前たち三人は兄弟三人に取(と)ついて奴等がお互いに目玉を引っこぬくようにしてやるのだ。どうだ、出来るかな。」


「はい、一つやってみましょう。」


と三人の小悪魔は言いました。


「じゃ、どんな風にはじめる。」


「わけはありません。」


と小悪魔は言いました。


「まず第一にあいつ等を一文無しにしてしまいます。そして一片ひときれのパンも無くなった時分にみんなをおち合わせることにします。そうすりゃけんかするにきまっています。」


「なるほど、そいつはいい思いつきだ。お前たちもだいぶ仕事がうまくなったようだ。じゃ、行って来い。そしてあいつ等を仲たがいさせるまでは決して帰って来るな。でないとお前たちの生皮(なまかわ)を引(ひ)んむいでしまうぞ。」


 小悪魔たちは早速ある沼地へ行って仕事について打合せをしはじめました。そしてめいめいが一番割りのいい役を取ろうとしてぎろんしました。が、とうとうくじ引で役割を決めることにしました。そしてもし一人が先に片づいたら他へ手伝いに行くことにしました。そこでくじ引をし、また日を決めて、だれがうまくやりとげたか、だれが手伝がほしいかを、知らせあうことにしました。


 やがて約束の日が来ましたので、小悪魔たちは、沼地へ集まりました。すると兵隊シモンのところへ行った小悪魔が、


「おれの仕事はうまくすすんで行っている。明日シモンは親爺(おやじ)のところへ帰るだろう。」


と口を切りました。


「どうしてそううまくやったのだ。」


と仲間が聞きました。すると第一の小悪魔は、


「まず第一におれはシモンを大へんな向う見ずにしてやった。するとあいつは大たんになって、王様に、全世界を攻め取ってやると言ったのだ。ところが王様がそれをほんとにして、あいつを大将にして印度(いんど)王征伐にやった。両軍は向い合って陣をとった。ところがおれはその前の晩シモンの陣にある火薬をすっかりしめらせておき、また印度王の方にはかぞえ切れないほどの藁の兵隊をこしらえてやった。するとシモンの兵隊は、その大ぜいの藁兵にとりかこまれて、すっかりおそれてしまった。シモンは打てと命(い)いつけた。ところが鉄砲も大砲も弾丸(たま)が出なかった。そこでシモンの兵隊はおびえて羊のように逃げ出し、印度王はそれを、すっかり討ち取った。シモンはさんざんだ。王様は大そう怒って、シモンの領地を取り上げてしまうしみなは明日やつを死刑にしようとしている。それでおれの仕事はあと一日だけ、あいつをあいつの田舎へ逃してやるために牢屋から出してやればいいのだ。明日になりゃ、お前たちに手をかしてどんなことでもしてやるよ。」


 すると今度はタラスのところへ行った第二の小悪魔が、


「おれの方は手伝ってもらわなくてもいい、うまく運んでいる。」


と言いながら、話し出しました。


「タラスはもう一週間と持ちこたえないだろう。おれはまず第一にあれをいっそうよくばりにし、肥満(ふと)っちょになるようにした。あいつのよくはいよいよひどくなって行って、何でも見るものごとに買いたくなるように仕向けてやった。それであいつはあり金をすっかりつかってしまい、なおさかんに買い込んでいる。もう大へん借金して買っている。一週間たつとかんじょうの日が来るが、その前に、おれはあいつの買い込んだ品物を、すっかりだいなしにしてやるんだ。するとあいつは支払が出来なくなって、親爺のところへくるだろう。」


「ところで、お前の方はどうだ。」


と二人の悪魔は第三の悪魔(イワンの係)に聞きました。


「そうだな。」


と第三の悪魔は元気なく言いました。


「おれの方はどうもうまく行かない。まずおれはあいつに、腹痛(はらいた)を起させてやろうと思ってあいつのお茶の中に、唾を吐き込んでやった。それからあいつの畑を、石のようにかんかんに固めて鋤(すき)返しが出来ないようにしておいた。そして、あいつはとても鋤きに出て来やしないだろうと思っていた。ところがあいつはとてつもない馬鹿で鋤を持って来て鋤きはじめた。あいつは腹が痛いので、うんうん唸りながら、それでも仕事は止(や)めない。そこでおれはあいつの鋤を破(こわ)してやった。ところがあいつは家(うち)へ行って別のを持って来てまた鋤きはじめた。おれは地面へもぐり込んでその鋤先を捉えた。が、鋤先にはいい捉えどころがない。あいつは一生けんめい[#底本では「い」が重複]鋤へ寄っかかる。おまけに鋤先は鋭く切れる。とうとうおれは手を切った。あいつはその畑をほとんど鋤いてしまって、あと小さい畝(うね)一つ残しただけだ。兄弟たち、一つ手を貸しに来てくれ。あいつの始末をつけないと、折角せっかくの骨折(ほねお)りもだいなしになってしまう。もしあの馬鹿がああして畑の仕事をつづけて行くと、あいつらは困るということを知らないだろう。あいつが二人の兄を養って行くだろうからね。」


 兵隊のシモン係の小悪魔は明日から手伝いに行くと約束しました。こうして彼等は別れました。


        三


 イワンは畑をたった一畝残したきり、鋤き返しました。それでまだ腹は痛みましたが、残りの一畝を片づけるつもりで、またやって来ました。そして例の牝馬に鋤を取りつけて、仕事にかかりました。ところが、一畝鋤きおわってまた後へ鋤き返そうとすると、何か鋤が木の根にでも引っかかったように、動かなくなってしまいました。それは例の小悪魔が、両脚(りょうあし)を鋤先にからみつけて、引き戻しにかかっているのでした。


「これあ妙だ。」


とイワンは考えました。


「木の根っこなんて一つもなかったのに、さてはやはりあったんだな。」


 イワンは片手を畝へ突っ込んで、探りました。すると、何かやわらかいものにふれたので、それを引っ掴んで出しました。見るとそれは木の根のようにまっ黒で、しかも、のたくり廻っているのでした。それはまぎれもなく、例の小悪魔でした。


「なんて汚えもんだ。」


 イワンはそう言って、鋤にぶっつけようとして、それをふり上げました。すると小悪魔は苦しがって声をたてながら、言いました。


「どうかひどくしないで下さい。そのかわり何でもあなたの言いなり次第にいたします。」


「手前てめえ何が出来る。」


「あなたの言いなりに何でも。」


 イワンは頭をかいて考えました。そして言いました。


「おりゃ腹が痛い。どうだ、なおせるか。」


「はい、なおせますとも。」


「よし、じゃなおしてくれ。」


 小悪魔はすぐ畝の中へ這い込んで、しばらく爪で引っかいてさがし廻っていましたが、やがて、三本根の出た木の根を引っこぬいて来て、イワンに渡しました。そして、


「この根を一本だけお上りなさい。これを召し上がればどんな病気だってなおらないことはありません。」


と言いました。


 イワンはそれを受取ると、根を一本むしり取って飲みました。腹痛はらいたはそれですぐなおりました。小悪魔はまた放して下さいとたのみました。


「私はすぐさまこの地の下へ飛込んでしまいます。そして二度と再び出ては参りません。」


と言いました。


「よろしい。」


とイワンは言いました。


「じゃ行け、神様がお前をお守り下さるように。」


 イワンが神様の名を口にするかしないかに、小悪魔は水に落ちた石のように地面へはまり込みました。そして後には小さい穴が一つ残りました。


 イワンは残りの木の根二本を帽子の中へしまって、また仕事をつづけました。そしてすっかり鋤きおえると、家へ帰りました。彼は馬をときはなして家へ入りました。するとそこには、兄の兵隊のシモンとそのお嫁さんが、夕飯(ゆうめし)を食っていました。シモンはその領地をすっかり取り上げられてしまい、命からがら牢屋をぬけ出して父親の家うちで暮すつもりで帰って来たのでした。


 シモンはイワンを見ると、こう言いました。


「おれはお前と一しょに暮すつもりでやって来たんだが、おれの主人が見つかるまでおれと家内をやしなってくれ。」


「いいとも、いいとも。」


とイワンは言いました。


「どうぞいなさるがいい。」


 ところがイワンが長椅子へ腰を下そうとすると、シモンのお嫁さんがその着物の臭いのを嫌って、シモンに、


「私はこんな汚い百姓と一しょに御飯をたべるのはいやです。」


と言いました。


 そこでシモンは、


「お前の着物が大へん臭いので家内がいやだというのだよ。お前外へ行って飯を食ったらいいだろう。」


と言いました。


「いいとも、いいとも。」


とイワンは言いました。


「どうせ私は馬の飼葉(かいば)の世話をせにゃならんから、外へ行こう。」


 そうしてイワンは少しのパンと外套(がいとう)を持って牝馬をつれて野原へ行きました。


        四


 シモン係の小悪魔は、その晩すっかり自分の仕事をおえて、約束通りイワン係の小悪魔をたすけて、馬鹿をへこましてやるつもりで畑へやって来ました。彼はそこらあたりをさがし廻りましたが、仲間のすがたはみえないで、ただ一つ小さな穴を見つけました。


「こりゃきっと仲間の上によくないことが起ったわい。するとおれがあいつの代りをしなくちゃならない。この畑はすっかり鋤き返されてしまったから、あの馬鹿をとっちめるにはどうしてもあの牧場(まきば)だな。」


 そこで小悪魔は牧場へ出かけて行って、イワンの秣場(まぐさば)に水をまき、草を泥だらけにしておきました。


 イワンは野原から夜明け方に帰って来て、鎌をといで、秣場へ草刈りに出かけました。が、どうしたものか鎌を一二度ふったばかりでひどく刃がまがって、ちっとも切れなくなって、またとがねばなりませんでした。イワンはしばらく刈っていましたが、やがて、


「こりゃいけねえ。鎌とぎ道具を持って来なくちゃ。そしてパンも持って来ることにしよう。たとえ一週間かかったって、草を刈ってしまわずにおくものか。」


とひとりごちました。


 小悪魔はそれを聞いて考え込みました。


「こいつはなかなか手に負えないぞ。こんな手じゃとても馬鹿を取っちめることは出来ない。何か他の手でやってみなくちゃ。」


 イワンは家うちへ帰って鎌をといでまた草を刈りはじめました。小悪魔は草の中へもぐり込んで、その鎌の先きを捉えて、切尖(きっさき)を地へ突っ込むようにしはじめました。イワンは、仕事が大へん骨折れると思いましたが、それでも秣場をすっかり刈りおえて、沼地に入っているところだけ少し残しました。小悪魔はその沼地へ入り込んで、


「たとえ両手を切り取られたって、刈らせるこっちゃない。」


と考えました。


 イワンはやがてその沼地へ来ました。草はそう茂ってはいませんでした。が、鎌は思うように動きませんでした。イワンはすっかり怒ってしまってある限りの力をこめて、鎌をふりはじました。小悪魔は力負けして、もうとても持ちこたえることが出来なくなりました。いよいよだめだと思った小悪魔は、くさむらの中へよろけこんでしまいました。イワンは鎌をふってそのくさむらを引っ掴んで刈りましたので、小悪魔はそのしっぽを半分切り取られました。イワンは刈り取った草を妹にかき寄せるように言いつけて、今度はライ麦を刈りに行きました。イワンが鎌を持って行ってみると、れいのしっぽを切られた小悪魔は先に廻って麦を滅茶苦茶に乱しておいたので、また鎌がつかえなくなりました。それでイワンは家(うち)へ行って、別の鎌を持って来て、それで刈りはじめ、すっかりライ麦を取り入れてしまいました。


「さて、今後は燕麦(からすむぎ)にかかることにしよう。」


とイワンは言いました。


 すると、しっぽを切られた小悪魔は、考えました。


「ライ麦ではあいつをうまくやっつけることが出来なかったが、燕麦ではきっとやるから、明日になったらどうするか見てろ。」


 小悪魔は翌(あく)る朝急いで燕麦の畑へ行きました。ところが燕麦はすっかり刈り倒してありました。イワンは麦粒のこぼれるのを少くするために、夜どおし刈ってしまったのでした。


 小悪魔はひどく怒りました。


「あの馬鹿め、おれのからだ中傷だらけにしやがるし、うんざりさせやがった。これじゃまるで戦争よりも悪いや。畜生め、ちっとも睡(ねむ)らないんだ。あんなやつにあっちゃとてもかなわない。ひとつ今度は麦束の中へ入って腐らしてやれ。」


 そこで小悪魔はライ麦の畑へ行って、麦束の中に入り込みました。麦束は腐りはじめました。小悪魔は、麦束を暖めましたが、やがて自分のからだもぽかぽかと暖くなって、ぐっすり寝込んでしまいました。


 イワンは馬に草をやると、用意して妹と一しょに、ライ麦を運びにやって来ました。やがて麦束を積みはじめました。二束ほど車に投げ込んで、三束目を上げようとして熊手をつき込むと、その尖(さ)きが、小悪魔の背中へ、突き刺さりました。熊手をふり上げてみると、その尖にはしっぽの切れた小悪魔が、のがれようとして、しきりに身をもがいて、のたくっています。


「おやおや、また出て来やがった。」


「いや、ちがうんです。先来たのは私の兄弟です。私はあなたの兄さんのシモンについていたんです。」


と小悪魔は言いました。


「ふん、どいつだってかまやしない。お前も同じ目にあわしてやるのだ。」


 イワンは小悪魔を荷車へたたきつけようとしました。小悪魔は叫びました。


「ま、待って下さい。二度とあなたの邪魔はいたしません。あなたの言いなりに何でもいたします。」


「じゃ、何が出来る。」


「何でもあなたのお好きなものから兵隊をこしらえることが出来ます。」


「兵隊は一たい何の役に立つのだ。」


「何の役にだってたちます。あなたが命令を下しさえすればどんなことでもします。」


「じゃ唄がうたえるかい。」


「ええ出来ますとも、あなたが命令なさりさえすれば。」[#「。」」は底本では欠落]


「よしよし、じゃ一つこしらえてくれ。」


 すると小悪魔は、


「じゃ、その麦束を一束取って地べたにつきたてて、こうおっしゃればいいのです。[#「いいのです。」は底本では「いいのです。」」]


麦束よ麦束よ


おれの家来に命(い)いつける


一本一本の麦藁から


兵隊が一人ずつ飛び出して来い。」


 イワンは麦束を取り上げて地べたへ叩きつけると、小悪魔の言った通りやりました。麦束がバラバラに解けて落ちたかと思うと、藁がのこらず兵隊になって、ラッパ吹きや、太鼓打ちまでそろっていました。こうして一隊すっかり出来上りました。


 イワンは面白がって笑いながら、


「こりゃ面白い。立派だ。娘っ子がさぞ喜ぶこったろう。」


と言いました。


「じゃ私をはなして下さい。」


と小悪魔は言いました。


「そりゃいけない。」


とイワンは言いました。


「おれは兵隊を打殻(うちがら)の藁でこさえるのでなくちゃいやだ。でないと折角のいい麦がだめになってしまう。これをもとの麦束に返す方法を教えてくれ。おれはこれから麦を落そうと思っているんだ。」


 そこで小悪魔は言いました。


「それはこうです。


私の家来に命いいつける


兵隊よ兵隊よ、


元の藁に飛んでかえれ。」


 イワンがこう言うとまた麦の束になりました。そこで小悪魔はたのみ出しました。


「どうぞ、はなして下さいよ。」


 イワンは、


「いいとも、いいとも。」


と言って、小悪魔を荷車の横へ押しあてると、片手でおさえながら熊手から引っこぬいてやりました。


「神様がお前をお守り下さるように。」


とイワンは言いました。


 イワンが神様の名を口にするかしないかに、小悪魔は水に落ちた石のように地べたへ消えてしまいました。そして後には小さな穴が一つだけ残りました。


 イワンは家うちに帰りました。家うちに帰ってみると、次の兄のタラスと、そのおかみさんが来ていて、晩飯を食っていました。


 肥満ふとっちょのタラスは借金で首が廻らなくなって、父親のところへにげ帰って来たのでした。


 タラスはイワンを見て言いました。


「おい、もう一度商売が出来るまでおれと家内を養ってくれ。」


「いいとも、いいとも。」


とイワンは言いました。


「よかったら、いつまでもいなさるがいい。」


 イワンは上着をぬいで、椅子に腰を下そうとしました。するとタラスのおかみさんが言いました。


「私はこんな土百姓と一しょに御飯はいただけません。この汗の臭(にお)いったらがまんが出来ません。」


 そこで肥っちょのタラスは言いました。


「どうもお前の臭いはひどすぎる。外で飯を食ってくれないか。」


するとイワンは言いました。


「いいとも、いいとも。どのみち私は馬の世話をしなくちゃならん。飼葉を刈る時刻だからね。」


        五


 タラスの係の小悪魔も、その晩手が空(す)いたので、約束どおりイワンの馬鹿を取っちめるために、仲間へ手をかすつもりでやって来ました。彼は畑へ行ってさんざん仲間をさがしましたが、一人もいませんでした。ただ一つの穴を見つけただけでした。彼は今度は牧場へ行って沼地で小悪魔のしっぽ一つ見つけました。そしてライ麦の刈あとでも、一つの穴を見つけました。


「こりゃきっと仲間によくないことがあったにちがいない。」


と小悪魔は考えました。


「一つおれが代ってあの馬鹿を取っちめなくちゃならないぞ。」


 そこで小悪魔は、イワンをさがしに出かけました。イワンはとうに麦のしまつをして、森で木を伐(き)っていました。二人の兄たちは、急に人数がふえて、狭苦しくなったので、新しい家をたててもらおうと思って、木を伐れとイワンに命(い)いつけたところでした。


 小悪魔は森へ出かけて行って、木の枝へ這い上って叉に陣どって、イワンの仕事のじゃまをしはじめました。イワンは一本の木の根元を伐りました。ところが、木はバッサリ倒れるはずなのに、倒れぎわに急にまがりくねって、他の枝へ引っかかりました。そこでイワンは、それをこねはずすために、一本の木を伐って棒をつくると、やっとのことで地べたに倒すことが出来ました。イワンはまた他の木を伐り倒しにかかりました。するとまた、前と同じようなことが起りました。イワンは汗びしょになりました。そしてようやく倒すことが出来ました。イワンは三本目の木に取りかかりました。が、今度もやはり同じ目にあいました。


 イワンは、その日のうちに百本くらいは伐り倒すつもりでしたが、まだ十本も伐り倒さないうちに日も暮れかかり、疲れてすっかりへとへとになりました。イワンの身体からだからは、汗が湯気のように立ちのぼりましたが、それでも休まないで、働きつづけました。そしてまた他の木を伐りにかかりましたが、急に背中が痛んで来て、立っていることも出来なくなりました。そこでイワンは、斧をその木の根元に打ち込むと、どっかり腰を下して休みました。


 小悪魔はイワンが仕事をやめたのを見て、大へん喜びました。


「あいつめとうとうくたびれやがったな。あれでもうやめるにちがいない。どれ、おれの方もこれで一休み休むことにするかな。」


と小悪魔は考えました。


 小悪魔は木の枝にまたがって、クスクス笑いました。そのときイワンは急に立ち上がって、斧を引っこぬき、別のがわからうんと一打ち喰わせましたので、木は一たまりもなくどっと倒れました。小悪魔は全くふいを打たれて、足をはずす間もなく倒れた木に手をはさまれました。イワンは枝をおろしにかかりました。ところが小悪魔がその枝にひっかかって、もがいているのを見つけました。イワンはびっくりしました。


「おやおや、汚いやつめまた出て来やがったな。」


とイワンは言いました。


「いや、ちがうんです。私はあなたの兄さんのタラスについてたんです。」


と小悪魔は言いました。


「だれであろうがかれであろうが、もうだめだぞ。」


とイワンは言って、斧をふり上げて打ち下そうとしました。小悪魔は、


「助けて下さい。打たないで下さい。あなたのおっしゃることならなんでもいたします。」


とたのみました。


「じゃ何が出来る。」


「あなたの欲しいだけお金をこさえることが出来ます。」


「よしよし、じゃこさえてくれ。」


 そこで小悪魔は、イワンにそのやりかたを教えました。


「樫(かし)の葉を取って、手の中でおもみなさい。そうすりゃ金貨が地べたに落ちて来ます。」


 イワンは何枚かの葉を取って手の中でもみました。すると、金貨が手からこぼれ落ちました。


「これやお祭に若い者に見せるにゃもって来いだ。」


とイワンは言いました。


「じゃはなして下さい。」


と小悪魔は言いました。


「いいとも、いいとも。」


とイワンは言いました。そして、棒で木の枝をこじて、小悪魔をは[#「をは」は底本では「はを」]なしてやって、


「じゃ行け、神様がお前をお守り下さるように。」


と言いました。


 イワンが神様の名を口にするかしないかに、小悪魔は水に落した石のように、地べたへ消えてしまいまし[#「し」は底本では「ち」]た。そして後には、一つだけ小さい穴が残りました。


        六


 こうして二人の兄たちの家うちをたてて、べつべつの暮しをはじめました。そしてイワンは秋のとり入れをすまし、ビールをつくると、お祭りをするから一しょに祝ってくれといって、兄たちを招(よ)びました。兄たちはどうしても来ませんでした。


「百姓のお祭なんてちっとも面白くない。」


と兄たちは言いました。


 そこでイワンは、百姓やおかみさんたちを招んで、御馳走を食べて酔っぱらうまでに飲みました。それから通りへ出て、村の若者や娘たちが踊っている広場へやって行きました。そして踊りの仲間に入り、女たちに、


「一つ私のために唄を唄ってくれ、そうすりゃ皆が生まれてまだ見たこともないものをやる。」


と言いました。


 女たちは大笑いしてイワンをほめたたえる唄を歌いました。そして唄がすむと、


「さあ、約束のものをおくれ。」


と言いました。


「今すぐ持って来るよ。」


とイワンは言いました。そして種を入れる籠を持って森へ走って行きました。女たちは大笑いしました。


「あいつは馬鹿だ。」


と言いました。そしてもう他のことを話しこんでいました。


 ところがまもなく、イワンは何か重いものを籠いっぱいに入れて、帰って来ました。


「これをやろうか。」


「ああ、おくれよ。」


イワンは、金貨を一つかみつかんで、女たちにまいてやりました。すると大へんな騒ぎになって、女たちはおしあいへしあい、ころげ廻ってそれを拾いました。ぐるりの男まで拾おうとして、おし合い、引ったくりました。あるおばあさんは、人の下になって、つぶされそうになりました。イワンは大笑いしました。


「おやおや、お前たちは馬鹿だなあ。」


とイワンは言いました。


「何だってそうおばあさんを押すんだ。静かにしろ、そしたらもっとやる。」


と言いました。そしてまたまきました。人々はイワンのぐるりを取りまいて拾いました。イワンは持っているだけ金貨をすっかりまいてやりました。人々はもっとまけと言いました。それでイワンは言いました。


「もう何もないよ。今度またまいてやる。さあ踊ろう。唄を歌っとくれ。」


 女たちは歌い出しました。


「お前たちの唄はだめだ。」


とイワンは言いました。


「じゃ、これより上手がどこにいる。」


と女たちは言いました。


「すぐ見せてやる。」


とイワンは言いました。


 イワンは納屋へ行って麦束を取り出すと、穂をたたいて地べたへとんとたてました。そして、


「さあ、やるぜ


麦束よ麦束よ


おれの家来に命(い)いつける


一本一本の麦藁から


兵隊一人ずつ飛び出して来い。」


と言いました。


 すると藁束はバラバラに倒れて、数だけの兵隊になりました。太鼓やラッパを鳴らしはじめました。イワンは兵隊たちに、音楽を奏し唄を歌うように言いつけました。兵隊たちは音楽を奏し、唄を歌いました。イワンは兵隊に村中を練り歩かせました。村の人々は胆(きも)をつぶしてしまいました。


 やがてイワンは(だれにも来てはいけないといって)兵隊を麦打ち場へつれて行きました。そしてまたもとの藁束にかえて、納屋の中へ入れておきました。


 それからイワンは家へ帰って、厩(うまや)の中へころがってねてしまいました。


        七


 あくる朝、兵隊のシモンはそれを聞いて、イワンのところへ出かけました。


「おい、お前はあの兵隊をどこからつれて来て、どこへつれて行ったんだ。」


とたずねました。


「それを聞いてどうするんだね。」


とイワンは言いました。


「どうするってお前、兵隊さえありゃ何でも出来るよ。国一つでも自分のものになる。」


 イワンはびっくりしました。


「ほう? じゃ何だって早くそう言わなかったのだね。私はいくらでも好きなだけこさえることが出来たのに。まあよかった。妹とわしとでたくさん麦を打っといて。」


 イワンは兄を納屋へつれて行って言いました。


「だがいいかね、わしが兵隊をこさえたらお前さんはすぐつれて行かなきゃいけないよ。兵隊をこっちで養うことになると、一日で村中食いつぶされてしまうからな。」


 シモンは、その兵隊をみんなつれて行くことを約束しました。そこでイワンは、こさえにかかりました。イワンが一束の麦藁を麦打場へほうり出すと、ぽんと一隊の兵隊があらわれました。また一束ほうり出すと、別の一隊があらわれました。こうしてたくさん作ったので、畑中一ぱいになってしまいました。


「もういいかね。」


とイワンは聞きました。


 シモンは大へん喜んで、


「いいとも、いいとも。イワンよ全くありがとう。」


と言いました。


「なあに。」


とイワンは言いました。


「もっと入るようなら、また来なさるがいい。今年は麦藁はたくさんあるし、いくらでもこさえてあげるから。」


 兵隊のシモンは早速その兵隊を指揮をして、隊伍をととのえると、戦(いくさ)に出かけました。


 兵隊のシモンが出かけてまもなく、肥満っちょのタラスがやって来ました。タラスは昨日のことを聞いたのです。タラスはイワンに、こう言いました。


「お前はどこから金貨を手に入れたのだね。資本(もとで)さえありゃ、おれは世界中の金(かね)をみんな手に入れることが出来るんだがな。」


 イワンはおどろきました。そして言いました。


「そりゃ本当かね。なら、もっと早くわしに言ってくれればよかった。わしはお前さんの好きなだけこさえてあげることが出来たに。」


 タラスは喜びました。


「じゃ、手桶に三ばいだけおくれ。」


「いいとも、いいとも。じゃ森の中へ来なさるがいい。いや、待ちなさい、いいことがある。馬をつれて行こう。とてもお前さんだけじゃ持って来られそうにもないからな。」


 そこで二人は馬をつれて森へ行きました。イワンは樫の葉をもんで、たくさん金貨をこさえました。


「さあ、これでいいかね。」


 タラスはすっかり喜びました。


「さしあたってそれだけありゃたくさんだ。イワンよ、ありがとう。」


とタラスは言いました。


「なあにまた入るときには来なさるがいい。葉っぱはどっさり残っているからな。」


とイワンは言いました。


 タラスは馬車一台に金貨をつみ込んで、商売をしに出かけました。


 こうして二人の兄は出て行きました。シモンは戦に、タラスは商売に。そして、シモンは一国を平げて自分のものにし、タラスは商売で、たくさんお金をもうけました。


 ところで二人の兄弟は逢ったとき、どうして兵隊を手に入れたか、どうして金を手に入れたかを話し合いました。兵隊のシモンはタラスにこう言いました。


「おれは国一つを平げて大へん立派な暮しをしている。がしかし、部下の兵隊に食わして行くだけの金がない。」


 すると肥満っちょのタラスはこう言いました。


「おれはまた金はどっさりもうけたがそれを番するものがない。」


 すると兵隊のシモンは言いました。


「じゃ二人でイワンのところへ行こうじゃないか。あれに言っておれはもっと兵隊をこさえさせて、それにお前のお金の番をさせる。またお前はもっとあれに金をこさえさせてもらってそれでおれの部下に食べさせればいい。」


 そこで二人は、イワンのところへ行きました。そして兵隊のシモンは、イワンにこう言いました。


「ねえイワン、おれのところには兵隊がもっとたりない。もう二三把(わ)分こさえておくれ。」


 イワンは頭をふりました。


「いいや、わしはもう兵隊はこさえない。」


とイワンは言いました。


「でもお前はこさえてやると約束したじゃないか。」


「約束したのは知っているが、わしはもうこさえない。」


「なぜこさえない、馬鹿!」


「お前さんの兵隊は人殺しをした。わしがこの間道傍(みちばた)の畑で仕事をしていたら、一人の女が泣きながら棺桶を運んで行くのを見た。わしはだれが死んだかたずねてみた。するとその女は、シモンの兵隊がわしの主人を殺したのだと言った。わしは兵隊は唄を歌って楽隊をやるとばかり考えていた。だのにあいつらは人を殺した。もう一人だってこさえてはやらない。」


 こう言っていつまでもがんばって、イワンは兵隊をこさえませんでした。


 肥満(ふと)っちょのタラスも、もっとお金をこしらえてくれとイワンにたのみました。しかしイワンは頭をふって、


「いいや、もうこさえない。」


と言いました。


「お前はこさえると約束したじゃないか。」


「そりゃした。だがもうこさえない。」


「なぜこさえない、馬鹿!」


「お前さんのお金がミカエルの娘の牝牛を奪って行ったからだ。」


「どうして。」


「ただ持って行ってしまったんだ。ミカエルの娘は牝牛を一匹もっていた。その家の子供たちはいつもその乳を飲んでいた。ところがこの間その子供たちがわしの家うちへやって来て、乳をくれと言った。で、わしは「お前んとの牝牛はどうしたんだ」とた[#底本では「た」が重複]ずねた。すると「肥満ふとっちょのタラスの家の支配人がやって来て金貨を三枚出した。するとおっ母(かあ)は牝牛をその男にくれてしまったので、おれたちの飲むものがなくなった。」と言った。わしはあの金貨を持って遊ぶんだとばかり考えていた。ところがお前さんはあの子供たちの牝牛を奪って行った。わしはもうお金をこさえてはやらない。」


 イワンはこう言って、もう金をこさえようとはしませんでした。それで兄たちは出て行きました。そして二人は道々どうしたらいいか相談しました。そのうちに兵隊のシモンがこう言いました。


「じゃ、こうしようじゃないか。お前はおれにおれの兵隊を養うだけ金をくれるんだ。するとおれはお前におれの国を半分と、お前の金を番するのにたるだけの兵隊をやる。」


 タラスはすぐ承知しました。そこで二人は自分たちの持ち物を分けて二人とも王様になり、お金持になりました。


        八


 イワンは家にいて両親を養い、唖(おし)の妹を相手に野ら仕事をして暮しました。さて、あるときのこと、イワンの家の飼犬が、病気にかかってからだ中おできだらけになり、今にも死にそうになりました。イワンはそれをかわいそうに思って、妹からパンを貰って、それを帽子に入れて持って行き、犬に投げてやりました。ところが、その帽子が破れていたので、れいの小悪魔から貰った小さな木の根が、一つ地べたに落ちました。老(とし)よった犬はパンと一しょにその根を食べていました。そしてそれをのみ下したと思うと、急に、はね廻り、吠え、尾をふりはじめました。――つまり元通り元気になったのでした。


 父親も母親もそれを見てすっかりおどろきました。


「どうして犬をなおしたのだ。」


と親たちはたずねました。


「わしはどんな病気でもなおすことの出来る根っこを二本持っていた。それを一つこの犬がのんだのだ。」


とイワンは答えました。


 ところが、ちょうどその頃、王様のお姫様が病気にかかりました。王様は町々村々へおふれを出して、姫をなおした者には望み次第のほう美を与える、もしそのなおした者におよめさんがなかったら、姫をおよめさんにやるとつたえさせました。このおふれはイワンの村にも廻って来ました。


 イワンの父親と母親は、イワンを呼んで言いました。


「お前王様のおふれを聞いたかね。お前の話と、どんな病気でもなおせる木の根っ子を持っているそうだが、これから一つ出かけてなおしてあげないかな。そうすりゃお前、これから一生幸福(しあわせ)に暮せるわけだがね。」


「いいとも、いいとも。」


とイワンは言いました。


 そこでイワンは、出かける仕度をしました。イワンの両親は、イワンに一番いい着物を着せました。ところがイワンが戸口を出るとすぐ、手萎(てな)えの乞食ばあさんに、出あいました。


「人の話で聞いて来たが、お前様は人の病気をなおしなさるそうだが、どうかこの手をなおしておくんなさい。わしゃ一人じゃ靴もはけないからな。」


とそのばあさんは言いました。


「いいとも、いいとも。」


とイワンは言いました。そして、例の木の根っ子をくれてやって、それをのめとおばあさんに言いました。乞食ばあさんは、それをのんで、なおりました。手はわけなく動かすことが出来るようになりました。


 父親と母親は、イワンについて王様のところまで行くつもりで、やって来ましたが、イワンがその根っ子をやってしまって、お姫様をなおすのが一本もなくなったと聞いて、イワンを叱りました。


「お前は乞食女をあわれんで、王様のお姫様をお気の毒とは思わないのだ。」


と言いました。しかし、イワンは、王様のお姫様もやはり気の毒だと思っていました。それで、馬の仕度をすると、荷車の中に藁をしいてその上に坐り、馬に一むちくれて出かけようとしました。


「どこへ行くんだ、馬鹿!」


「王様のお姫様をなおしに。」


「だがお前はもう一本もなおせるものをもっていないじゃないか。」


「ううん、大丈夫。」


とイワンは言いました。そして馬を出しました。


 イワンは王様の御殿へ馬を走らせました。ところが、イワンがその御殿の閾(しきい)をまたぐかまたがないうちに、お姫様はなおりました。


 王様は大そう喜んで、イワンをおそば近く呼んで、大へん立派な衣しょうを着せました。


「わしの婿になれ。」


と王様はおっしゃいました。


「いいとも、いいとも。」


とイワンは言いました。


 そこでイワンは、お姫様と御こんれいしました。そのうち王様はまもなくおかくれになったので、イワン[#「ン」は底本では重複]は王様になりました。こうして三人の兄弟は一人のこらず王様になりました。


        九


 三人の兄弟はこうして、それぞれ王様になって国を治めました。長男の兵隊のシモンは大へんゆたかになりました。シモンは藁の兵隊でほんとの兵隊を集めました。かれは国中にふれを出して、家十軒ごとに兵隊一人ずつ出させました。ところがその兵隊はみんな背が高くて、かおかたちの立派なものでなくてはならないのでした。シモンはそんな兵隊をたくさん集めて、うまくならしておきました。そしてもし自分にさからう者があると、すぐさまこの兵隊をさし向けて、思い通りにしまつをしたので、誰もがシモンを恐がり出すようになりました。がしかし、シモンの暮しは大へんゆかいなものでした。眼について欲しいなと思ったものは何でもシモンの所有(もの)でした。シモンが兵隊をさし向けると、兵隊はシモンの欲しいものを立ちどころに持って来ました。


 肥っちょのタラスもまたゆかいに暮していました。タラスはイワンから貰った金を少しもむだに使いませんでした。使わないばかりか、ますますそれを殖やしました。タラスは自分の国中におきてやさだめを作りました。金はみんな金庫へしまい、人民には税金をかけました。人頭税や、人や馬車には通行税、靴、靴下税、衣しょう税などをかけました。それからなお、自分で欲しいと思ったものは、何でも手に入れました。金のためには人民は何でも持って来るし、またどんな働きでもしました。――と言うのは、人民たち誰もかれもが金が要ったからでした。


 イワンの馬鹿もやはり悪い暮しはしませんでした。亡くなった王様のおとむらいをすますとすぐ、王様の服をぬいで妃に箪笥たんすへしまわせました。そしてまた元の粗末な麻のシャツや股引(ももひき)、百姓靴をつけて、百姓仕事にかえりました。


「あれじゃとてもやりきれない。退屈で、おまけにからだがぶくぶくに肥(ふと)って来るし、食物(たべもの)はまずく、寝りゃからだがいたい。」


とイワンは言いました。そして両親や唖の妹をつれて来て元のように働きはじめました。


「あなたは王様でいらせられます。」


と人民の者が言いました。


「そりゃそれにちがいない。だが王様だって食わなけりゃならん。」


とイワンは言いました。


 そこへ大臣の一人がやって来て言いました。


「金がないので役人たちに払うことが出来ません。」


「いいとも、いいとも。なけりゃ払わんでいい。」


とイワンは言いました。


「でも払わないと、役についてくれません。」


「いいとも、いいとも。役につかないがいい。そうすりゃ、働く時間がたくさんになる。役人たちに肥料(こやし)を運ばせるがいい。それに埃(ごみ)はたくさんたまっている。」


 そこへ人民たちが、裁判してもらいにやって来ました。そして中の一人が、言いました。


「こいつが私の金を盗みました。」


 するとイワンは言いました。


「いいとも、いいとも。そりゃこの男に金が要ったからじゃ。」


 そこで人民たちはイワンが馬鹿だと言うことに気がつきました。そこで妃はイワンにこう言いました。


「人民どもはみなあなたのことを馬鹿だと申しております。」


 するとイワンは言いました。


「いいとも、いいとも。」


 妃はそれでいろいろ考えてみました。しかし妃もやはり馬鹿でした。


「夫にさからってはいいものかしら、針の行くところへは糸も従って行くんだもの。」


と思いました。


 そこで妃は着ていた妃の服をぬいで箪笥にしまい、唖娘のところへ行って百姓仕事を教わりました。そしてぼつぼつ仕事をおぼえると、夫の手だすけをしはじめました。


 そこで賢い人はみんなイワンの国から出て行き、馬鹿ばかり残りました。


 誰も金を持っていませんでした。みんなたっしゃで働きました。お互いに働いて食べ、また他の人をも養いました。


        一〇


 年よった悪魔は、三人の兄弟を取っちめたと言うたよりが来るか来るかと待っていました。が待っても待っても来ませんでした。そこで自分で出かけて行って、調べはじめました。かれはさんざんさがしまわりました。ところが三人の小悪魔にはあえないで、三つの小さな穴を見つけただけでした。


「てっきりやりしくじったにちがいない。そうとすりゃおれがやりゃよかった。」


 そこで三人の兄弟をさがしに出かけましたが、かれらは元のところには住んでいないで、めいめいちがった国にいるのがわかりました。三人が三人とも、いい身分になって、立派に国を治めていました。それが、年よった悪魔をひどく困らせました。


「ようし。じゃおれの腕でやらなくちゃなるまい。」


と年よった悪魔は言いました。


 年よった悪魔は、まず一番にシモン王のところへ、出かけました。しかし自分のほんとの姿ではなく、将軍の姿にばけて、シモンの御殿へのり込みました。


「シモン王様。」


と年寄りの悪魔は言いました。


「かねてお勇ましい御名前はよくうけたまわっております。つきまして、私(わたくし)も兵のことについてはいろいろと心得ております。ぜひあなたに御奉公申し上げたいと存じます。」


と言いました。


 シモン王は、いろいろたずねてみました。そして、かれが役にたつことがわかったので、そば近く置いて使うことにしました。


 この新しい司令官は、シモン王に強い軍隊の作りかたを教えはじめました。


「まず第一にもっと兵隊を集めましょう。国にはまだうんと遊んでいるものがおります。若い者は一人残らず兵隊にしなくちゃいけません。すると今の五倍だけの兵隊を得ることになります。次には新しい銃と大砲を手に入れなくちゃなりません。私わたくしは一時に五百発の弾丸たまを打ち出す銃をお目にかけることにいたしましょう。それは弾丸(たま)が豆のように飛び出します。さてそれから大砲も備えましょう。この大砲はあたれば人でも馬でも城でも焼いてしまいます。何でもみんな燃えてしまう大砲です。」


 シモン王はこの新しい司令官の言うことに耳をかたむけて、国中の若者残らずを兵隊にしてしまい、また新式の銃や大砲をつくるために、新しくたくさんの工場をたてて、それらのものをこさえさせました。やがて、シモン王は、隣りの国の王に戦をしかけました。そして敵の軍隊に出あうやいなや、シモン王は兵隊たちに命令して新しい銃や大砲を雨霰(あめあられ)のように打ちかけて、またたく間に敵の軍隊の半分を打ち倒してしまいました。そこで隣の国の王はふるえ上って降参し、その領地のすべてを引きわたしました。シモン王は大喜びでした。


「今度は印度王をうち平げてやろう。」


とシモン王は言いました。


 ところが印度王はシモン王のことを聞いて、すっかりその考えをまねてしまいました。そしてそればかりでなく、自分の方でいろいろと工夫しました。印度王の兵隊は、若い者ばかりでなく、よめ入前の娘まで加えて、シモン王の兵隊よりもずっとたくさんの兵隊を集めました。その上シモン王の銃や大砲とそっくり、同じものを作り、なお空を飛んで爆弾を投げ下す方法まで考えつきました。


 シモン王は、隣の国の王を打ち負かしたと同じように印度王を負かしてやろうと考えて、いよいよ戦をはじめました。けれども、そんなに切れ味のよかった鎌も、今ではすっかり刃がかけてしまっていました。印度王はシモンの兵隊が弾丸(たま)のあたる場所まで行かないうちに、娘たちを空へ出して爆弾を投げ下させました。娘たちは、まるで油虫(あぶらむし)に砂でもまくように、シモンの兵隊の上に、爆弾を投げ下しました。そこで、シモン王の兵隊は逃げ出し、シモン王一人だけ、とり残されてしまいました。印度王はシモンの領地を取り上げてしまい、兵隊のシモンは命からがら逃げ出しました。


 さて、年よった悪魔はこちらを片づけたので今度はタラス王の方へ向いました。かれは商人に化けてタラスの国に足をとめ、店を出して、金を使いはじめました。かれは何を買っても大へん高くお金を払うので、誰もかもお金欲しさに、どしどしこの新しい商人のところへ集まって来ました。そこで大したお金が人々のふところに入って、人民たちはとどこおりなく税金を払うことが出来ました。


タラス王はほくほくもので喜びました。


「今度来たあの商人は気に入った。これでおれはよりたくさんの金を残すことが出来た。したがっておれの暮しはますますゆかいになるというものだ。」


とタラス王は思いました。


 そこでタラス王は、新しい御殿をたてることにしました。かれは掲示を出して、材木や石材などを買入れることから、人夫を使うことをふれさせ、何によらず高い価(ね)を払うことにしました。タラス王はこうしておけば、今までのように人民たちが先を争って来るだろう、と考えていました。ところが、驚いたことには、材木も石材も人夫もすっかりれいの商人のところへ取られてしまいました。タラス王は価(ね)を引き上げました。すると商人は、それよりもずっと上につけました。タラス王はたくさんの金がありましたが、れいの商人はもっとたくさん持っています。で、商人は何から何までタラス王の上に出ました。


 タラス王の御殿はそのままで、普請(ふしん)はちっともはかどりませんでした。


 タラス王は庭をこさえようと考えました。秋になったので、その庭へ木を植えさせるつもりで、人民たちを呼びましたが、誰一人やって来ませんでした。みんな、れいの商人の家うちの池を掘りに行っていました。冬が来て、タラス王は、新しい外套につける黒貂(くろてん)の皮が欲しくなったので、使(つかい)の者に買わせにやりました。すると使のものは帰って来て、言いました。


「黒貂の皮は一枚もございません。あの商人がすっかり高価(たかね)で買いしめてしまって、敷物をこさえてしまいました。」


 タラス王は今度は馬を買おうと思って、使をやりました。すると使の者が帰って来て言いました。


「あの商人が、残らず買ってしまいました。池に満たす水を運ばすためでございます。」


 タラス王のすることは、何もかも、すっかり止まってしまいました。人民たちは誰一人タラス王の仕事をしようとはしませんでした。毎日せっせと働いて、例の商人から貰った金を、王のところへ持って来て納めるだけでした。こうして、タラス王はしまい切れないほどの金を集めることは出来ましたが、その暮しといったら、それはみじめになりました。王はもういろんなくわだてをやめて、ただ生きて行けるだけでがまんするようになりましたが、やがてそれも出来なくなりました。すべてに不自由しました。料理人も、馭者(ぎょしゃ)も、召使も、家来も、一人々々王を置き去りにして、れいの商人のところへ行ってしまいました。まもなく食物(たべもの)にもさしつかえるようになりました。市場へ人をやってみると、何も買うものがありませんでした。――つまり例の商人が何もかも買い占めてしまって、人民たちはただ税金だけ王のところへ納めに来るだけでした。


 タラス王は大へん腹を立てて、例の商人を国より外へ追い出してしまいました。ところが商人は、国ざかいのすぐ近くへ住まって、やはり前と同じようにやっています。人民たちは金欲しさに王をのけ者にしてしまって、何でもすべて商人のところへ持って行ってしまいました。


 タラスはいよいよ困ってしまいました。何日もの間、食べるものがありませんでした。そしてうわさに聞くと、例の商人は今度はタラス王を買うと言って、いばっていると言うことでした。タラス王はすっかり胆をつぶして、どうしていいかわからなくなってしまいました。


 ちょうどこの時兵隊のシモンがやって来て、


「助けてくれ、印度王にすっかりやられてしまった。」


と言いました。


 しかし、タラス王自身も動きのとれないくらい苦しい立場になっていましたので、


「おれももう二日間というもの何一つ食べるものがないのだ。」


と言いました。


        一一

 二人の兄たちを取っちめてしまった年よった悪魔は、今度はイワンの方に向いました。かれは将軍の姿に化けて、イワンのところへ行って、軍隊をこさえなければいけないとすすめました。


「軍隊がなくては王様らしくありません。一つ私に命令して下されば私は人民たちから兵隊を集めて、こさえて御覧に入れます。」


と言いました。


 イワンはかれのいうことをじっと聞いていましたが、


「いいとも、いいとも。じゃ一つ軍隊をこさえて唄を上手に歌えるようにしこんでくれ。私は兵隊が歌うのを聞くのは好きだ。」


と言いました。


 そこで年よった悪魔は、イワンの国中を廻めぐって兵隊を集めにかかりました。かれは人々に、軍隊に入れば酒は飲めるし、赤いきれいな帽子を一つ貰える、と話しました。


 人々は笑って


「酒はおれたちで造るんでどっさりある。それに帽子はすじの入った総ふさつきのでも女たちがこさえてくれる。」


と言いました。


 そして誰一人兵隊になるものがありませんでした。


 年よった悪魔はイワンのところへ帰って来て、言いました。


「どうも馬鹿共は、自分で進んでやろうとはしません。あれじゃいやでも入らせなくちゃなりませんでしょう。」


「いいとも、いいとも。やってみるがいい。」


とイワンは言いました。


 そこで年よった悪魔は、人民たちはすべて兵隊に入らなくてはならない。これを拒むものはイワン王が死刑にしてしまわれるだろう、というおふれを出しました。


 人民たちは将軍のところへやって来て、言いました。


「兵隊にならなければイワン王が死刑にしてしまうと言っているが、兵隊になったらどんなことをするのかまだ話を聞かせてもらわない。兵隊は殺されると聞いているがほんとかい。」


「うん、そりゃ時には殺される。」


 これを聞いて人民たちはどうしてもきかなくなりました。


「じゃ、兵隊に行かないことにしよう。それよっか家で死んだ方がましだ。どうせ人間は死ぬもんだからな。」


と人民たちは言いました。


「馬鹿!お前たちはまったく馬鹿だ!兵隊に行きゃ必ず殺されるときまってやしない。だが行かなきゃイワン王に殺されてしまうんだぞ。」


 人民たちはまったく途方にくれてしまいました。そしてイワンの馬鹿のところへ相談に行きました。


「将軍さまが、わしらに兵隊になれとおっしゃる。兵隊になりゃ殺されることがある。しかしならなきゃ、イワン王がわしらをみんな殺される、と言う話ですがほんとですか。」


 イワンは大笑いして言いました。


「さあ、わしにもわからん。わし一人でお前さん方をみんな殺すことは出来ないしな。わしが馬鹿でなかったら、そのわけを話すことも出来るが、馬鹿なんでさっぱりわからんのじゃ。」


「それじゃわしらは兵隊にゃなりません。」


と人民たちはいいました。


「いいとも、いいとも。ならんでいい。」


とイワンは答えました。


 そこで人民たちは、将軍のところへ行って、兵隊になることをことわりました。年よった悪魔はこの企ての駄目なことを見て取りました。そこでイワンの国を出て、タラカン王のところへ行って言いました。


「イワン王と戦をしてあの国を取ってしまってはいかがでしょう。あの国には金はちっともありませんが、穀物でも牛馬(うしうま)でも、その他何でもどっさりあります。」


 そこでタラカン王は戦のしたくに取りかかり、大へんな軍隊を集めて、銃や大砲をよういすると、イワンの国へおしよせました。


 人民たちは、イワンのところへかけつけてこう言いました。


「タラカン王が大軍をつれて攻めよせて来ました。」


「あ、いいとも、いいとも。来さしてやれ。」


とイワンは言いました。


 タラカン王は、国ざかいを越えると、すぐ斥候を出して、イワンの軍隊のようすをさぐらせました。ところが、驚いたことにさぐってもさぐっても軍隊の影さえも見えません。今にどこからか現われて来るだろうと、待ちに待っていましたが、やはり軍隊らしいものは出て来ません。また、だれ一人タラカン王の軍隊を相手にして戦するものもありませんでした。そこでタラカン王は、村々を占領するために兵隊をつかわしました。兵隊たちが村に入ると、村の者たちは男も女も、びっくりして家を飛び出し、ものめずらしそうに見ています。兵隊たちが穀物や牛馬などを取りにかかると、要るだけ取らせて、ちっとも抵抗(てむかい)しませんでした。次の村へ行くと、やはり同じことが起りました。そうして兵隊たちは一日二日と進みましたが、どの村へ行っても同じ有様でした。人民たちは何でもかでも兵隊たちの欲しいものはみんな持たせてやって、ちっとも抵抗てむかいしないばかりか、攻めに来た兵隊たちを引きとめて、一しょに暮そうとするのでした。


「かわいそうな人たちだな。お前さんたちの国で暮しが出来なけりゃ、どうしておれたちの国へ来なさらないんだ。」


と村の者たちは言うのでした。


 兵隊たちはどんどん進みました。けれどもどこまで行っても軍隊にはあいませんでした。ただ働いて食べ、また人をも食べさせてやって、面白く暮していて、抵抗(てむかい)どころか、かえって兵隊たちにこの村に来て一しょに暮せという者ばかりでした。


 兵隊たちはがっかりしてしまいました。そして、タラカン王のところへ行って言いました。


「この国では戦が出来ません。どこか他の国へつれて行って下さい。戦はしますがこりゃ一たい何ごとです。まるで豆のスープを切るようなものです。私たちはもうこの国で戦をするのはまっぴらです。」


 タラカン王は、かんかんに怒りました。そして兵隊たちに、国中を荒しまわって、村をこわし、穀物や家を焼き、牛馬をみんな殺してしまえと命令しました。そして、


「もしもこの命令に従わない者は残らず死刑にしてしまうぞ。」


と言いました。


 兵隊たちはふるえ上って、王の命令通りにしはじめました。かれらは、家や穀物などを焼き、牛馬などを殺しはじめました。しかし、それでも馬鹿たちは抵抗てむかわないで、ただ泣くだけでした。おじいさんが泣き、おばあさんが泣き、若い者たちも泣くのでした。


「何だってお前さん方あ、わしらを痛めなさるだあ、何だって役に立つものを駄目にしなさるだあ。欲しけりゃなぜそれを持って行きなさらねえ。」


と人民たちは言うのでした。


 兵隊たちはとうとうがまんが出来なくなりました。この上進むことが出来なくなりました。それで、もういうことをきかず、思い思いに逃げ出して行ってしまいました。


        一二


 年よった悪魔はこの手段を止(よ)す外(ほか)ありませんでした。兵隊を使ったんじゃ、とてもイワンを取っちめることは出来ませんでした。そこで今度は姿をかえて、立派な紳士に化けて、イワンの国に住みこみました。かれは肥満っちょのタラスをやっつけたように、金の力でイワンをやっつけてやろうと考えたのです。


「一つ私はあなた様にいいことをしたいと思います。よい智慧をおかししたいと存じます。で、まずお国に家を一軒たてて、商売をはじめましょう。」


と年よった悪魔は言いました。


「いいとも、いいとも。気に入ったらこの国へ来て暮してくれ。」


とイワンは言いました。


 翌くる朝この立派な紳士は、金貨の入った大きな袋と一枚の紙片(かみきれ)を持って広小路へ出て、こう演説しました。


「お前たちはまるで豚のような生活をしている。私はお前たちにもっといい暮し方を教えてやる。お前たちはこの図面を見て一つ家をこさえてくれ。お前たちはただ働けばよろしい。そのやり方は私が教え、おれいは金貨で払ってやる。」


 そう言ってかれは金貨をみんなに見せました。馬鹿な人民たちはびっくりしました。かれらの間には、これまで金と言うものがありませんでした。かれらは品物と品物を取かえ合ったり、仕事は仕事でかんじょうし合っていたのでした。そこでみんなは、金貨を見て驚きました。


「まあ、何て重宝なもんだろう。」


と言いました。


 それで、かれらは品物をやったり仕事をしたりして、紳士の金貨と取っかえはじめました。年よった悪魔は、タラスの国でやったと同じように、金貨をどしどし使い、人民たちは何でもかでも、またどんな仕事でも金貨と取っかえるためにやってのけました。


 年よった悪魔はほくほくもので喜びました。そして、


「今度はなかなか運びがいい。これじゃあの馬鹿もそのうちにタラス同様、身体からだから霊(たま)しいまでおれのものにしてしまえるぞ。」


とひとりで考えました。


 しかし馬鹿どもは、金貨を手に入れるとすぐ、それを女たちにやって首飾にしてしまいました。娘たちはそれをおさげの中につけて飾りました。そして後には子供たちが、往来のまん中で、玩具(おもちゃ)にして遊びはじめました。誰もかも金貨をたくさん貰って持っていました。そこでもう貰おうとするものはなくなりました。けれども立派な紳士の家は、半分も出来てはいないし、その年入用(いりよう)の穀物や牛などの用意も出来ていませんでした。そこで働きに来てもらいたいことだの、穀物や牛などを買いたいことだのを知らせて、もっとたくさんの金貨をやることにしました。


 しかし、働く人も、品物を持って来る人もありませんでした。時たま男の子や女の子たちが走って来て、卵と金貨を取っかえてもらうくらいでした。他には誰も来なかったので、紳士は食物(たべもの)一つありませんでした。そこでれいの紳士は、空腹(すきはら)を抱えて何か食べるものを買おうと村へ行って、ある家に入りました。そして、鳥を一羽売ってもらおうと思って金貨を一枚出しましたが、そこのおかみさんは、どうしてもそれを受取りませんでした。


「私ゃたくさん持っています。」


と言いました。


 今度は鰊(にしん)を買おうと思って、寡婦(ごけ)さんのところへ行って金貨を出すと、


「もうたくさんです。」


と言いました、。


「私の家にゃそれを持って遊ぶような子供はいないし、それにいいもんだと思ってもう三枚もしまってありますからな。」


と言ってことわりました。


 かれは今度は百姓家へ行って、パンと取っかえようとしました。けれどもやはり受取ろうとはしません。


「そりゃいらない。だが、お前さんが『キリスト様の御名によって』とおっしゃるなら、ちょっと待ちなされ、家内に話して一片ひときれ貰って上げましょうから。」


と言いました。(『キリスト様の御名によって』という言葉は露西亜(ろしや)の乞食や巡礼たちが、物を下さいと言う前に必ず言う言葉で、「御生ですから」とか、「どうかお願いですから」といった意味の言葉です。)


 それを聞くと悪魔は唾を吐いて逃げ出しました。キリストの名を唱えたり聞いたりすることは、小刀(ナイフ)で突き倒されるよりも痛くこたえるからでした。


 こうしてとうとうパンも手に入れることが出来ませんでした。誰もかも金貨を持っていたので、年よった悪魔はどこへ行っても、金で何一つ買うことは出来ませんでした。みんなたれもが、


「何か他の品物を持って来るか、でなけりゃここへ来て働くか、またはキリスト様の御名によっているものを貰うがいい。」


と言います。


 しかし、年よった悪魔は、金より他には何一つ持っていませんでした。働くことはかれ大へんきらいなことだし、「キリスト様の御名によって」物を貰うことなどかれにはどうしたって出来ないことでした。年よった悪魔はひどく腹をたててしまいました。


「おれが金をやると言うのに、それより他の何が欲しいと言うんだ。金さえありゃ何だって買えるし、どんな人夫だって雇えるんだ。」


と悪魔は言いました。しかし、馬鹿たちはそれに耳をかそうとはしませんでした。


「いいや、わしらには金は要らない。わしらにゃ別に払いがあるわけじゃなし、税金も要らないから、貰ったところで使い道がないからな。」


と言うのでした。


 年よった悪魔はひもじい腹を抱えて、ゴロリと横になりました。


 すると、このことが、イワンの耳に入りました。人民たちは、イワンのところへ来て、こうたずねました。


「どうしたもんでしょう、立派な紳士が倒れています。あの人は、食い飲みもするし着飾ることもすきだが、働くことがきらいで、『キリスト様の御名によって』物を貰うことをしません。ただ誰にでも金貨をくれます。世間じゃはじめのうちはあの人の欲しがるものをくれてやったが、金貨がたくさんになったので、今じゃ誰もあの人にくれてやるものがありません。どうしたもんでしょう、あのままじゃ餓(う)え死んでしまいます。」


 イワンはじっと聞いていました。そして、


「いいとも、いいとも。そりゃ、みんなで養ってやるがいい。牧羊者(ひつじかい)のように一軒一軒かわり番こに養ってやるがいい。」


 これより外(ほか)に仕方がありませんでした。年よった悪魔は、かわり番こに家々を廻って食事をさせてもらうようになりました。


 そのうちに番が来て、イワンの家へ行くことになったので年よった悪魔は御馳走になりにやって来ました。すると、れいの唖の娘が食事の仕度をしているところでした。


 唖娘は今までに、たびたびなまけ者にだまされていました。そんな者に限って、ろくすっぽ受持の仕事はしないで、誰よりも食事に早くやって来て、おまけに人の分まで平げてしまうのでした。そこで娘は手を見て、なまけ者を見分けることにしました。ごつごつした硬い手の人はすぐテイブルにつかせましたが、そうでない人は、食べ残しのものしかくれてやりませんでした。


 年よった悪魔はテイブルにつきました。すると唖娘は、早速その手を捉えて、調べにかかりました。ところが手にはちっとも硬いところがありません。すべすべしていて、爪が長く延びていました。唖娘は唸りながら、悪魔をテイブルから引きはなしました。するとイワンのおよめさんが言いました。


「悪く思わないで下さい。あれはごつごつした手を持った人でないと、テイブルにはつかせないんです。でもちょっとお待ちなさい。みんなが食べてしまったら、後でその残りをあげますから。」


 年よった悪魔はひどく気を悪くしてしまいました。王様の家で自分を豚同様に扱っているのです。かれはイワンに言いました。


「誰もかも手を使って働かなきゃならないなんて、お前の国でももっとも馬鹿気(ばかげ)た律法(おきて)だ。こんなことを考えるのも言わばお前が馬鹿だからだ。賢い人は何で働くか知っているか?」


 するとイワンは言いました。


「わしらのような馬鹿にどうしてそんなことがわかるもんか。わしらは大抵の仕事は手や背中を使ってやるんだ。」


「だから馬鹿と言うんだ。ところがおれは頭で働く方法を一つ教えてやろう。そうすりゃ手で働くより頭を使った方がどんなに得だかわかるだろう。」


 イワンはびっくりしました。そして、


「そうだとすりゃ、なるほど私らを馬鹿だと言うのももっともだ。」


と言いました。


 そこで年よった悪魔は言葉をつづけて、


「しかしただ頭で働くのはよういじゃない。おれの手に硬いところがないと言ってお前たちはおれに食物(たべもの)をあてがわないが、頭で働くことはそれよりも百倍もむずかしいと言うことをちっとも知らない。時としちゃ、全く頭がさけてしまうこともある。」


 イワンは深く考え込みまし[#「し」は底本では「じ」]た。


「ほう? じゃ、お前さん、お前さん自分自身でどうしてそんなに自分を苦めているんだね。頭が悪い時ゃ、気持はよくないだろうしね。それよりゃ手や背中を使ってもっと楽な仕事したらよさそうなもんだがね。」


 しかし悪魔は言いました。


「おれがそんなことをするのも、みんなお前たち馬鹿どもがかわいそうだからだ。もしおれがそうしないと、お前たちゃいつまでたっても馬鹿だ。だが、おれは頭で仕事をしたおかげで、お前たちにそれを教えてやることが出来るんだ。」


 イワンはびっくりしました。


「じゃ、わしらを教えてくれ。わしらの手が萎えしびれた時に、そのかわりに頭で仕事をするようにね。」


とイワンは言いました。


 悪魔は人民たちに教えることを約束しました。そこでイワンは、あらゆる人たちに頭で働くことを教えることの出来る立派な先生が来たこと、その先生は手よりも頭でやる方がずっと仕事が出来ること、人民たちは残らずこの立派な先生に教わりに来てよく習わなければならないことだのを、ふれさせました。


 イワンの国には一つの高い塔がありました。その塔には、てっぺんにまで登ることの出来る階段がついていました。イワンはすべての人民たちが顔をよく見ることが出来るように、その立派な紳士を塔の上へつれて行きました。


 そこで、れいの紳士は、塔のてっペンに立って演説をしはじめ、人民たちはかれを見ようとして集まりました。人民たちはこの紳士が手を使わないで頭で働く方法を見せてくれるものと思っていました。しかし、かれはどうしたら働かないで生活くらしを立てて行けるかということを、くりかえしくりかえし話しただけでした。人民たちは何が何だか、ちっともわかりませんでした。人民たちは紳士を見、考え、また見ましたが、とうとうおしまいにはめいめいの仕事をするために立ち去りました。


 年よった悪魔は塔のてっペンに一日中立っていました。それから二日目もやはりたてつづけにしゃべりました。しかしあまり長くそこに立っていたためにすっかりお腹を空(す)かしてしまいました。しかし、たれもが塔の上へ食物(たべもの)を持って行くことなど考えもしませんでした。手で働くよりももっとよく頭で働くことが出来るとしたらパンのよういくらいはもちろんのことだと思ったからでした。


 その次の日も、年よった悪魔は塔のてっペンに立ってしゃべりました。人民たちは集まって来て、ちょっとの間立って見ていましたが、すぐ去って行きました。


 イワンは人民たちに聞きました。


「どうだな。少しゃ頭で仕事をしはじめたかな。」


 すると人民たちは言いました。


「いいや、まだはじめません。先生あいかわらずしゃべりつづけています。」


 年よった悪魔はまた次の日も一日塔の上に立っていましたが、そろそろ弱って来て、前へつんのめったかと思うと、あかり取りの窓の側そばの、一本の柱へ頭を打っつけました。それを人民の一人が見つけて、イワンのおよめさんに知らせました。するとイワンのおよめさんは、野良に出ているイワンのところへ、かけつけました。


「来てごらんなさい。あの紳士が頭で仕事をやりはじめたそうですから。」


とイワンのおよめさんは言いました。


「ほう? そりゃほんとかな。」


とイワンは言って、馬を向け直して、塔へ行きました。ところがイワンが塔へ行きつくまでに、年よった悪魔はお腹が空いたのですっかり元気はなくなり、ひょろひょろしながら、頭を柱に打ちつけていました。そしてイワンが塔へちょうどついた時、年よった悪魔はつまずいてころぶと、ごろごろと階段をころんで、その一つ一つに頭をゴツンゴツンと打ちつけながら、地べたへ落ちて来ました。


「ほう? やっぱりほんとだったな、人間の頭がさけると言ったのは。でも、こりゃ水腫(みずぶ)くれどころじゃない。こんな仕事じゃ、頭はコブだらけになってしまうだろう。」


とイワンは言いました。


 年よった悪魔は階段の一ばん下のところで一つとんぼがえりをして、そのまま地べたへ頭を突っ込みました。イワンはかれがどのくらい仕事をしたか見に行こうとしました。――その時急に地面がぱっとわれて紳士は中へ落っこっちてしまいました。そしてそのあとにはただ一つの穴が残りました。


 イワンは頭をかきました。


「まあ何ていやな奴だろう。また悪魔だ。大きなことばかり言ってやがって、きっとあいつらの親爺に違いない。」


とイワンは言いました。


 イワンは今でもまだ生きています。人々はその国へたくさん集まって来ます。かれの二人の兄たちも養ってもらうつもりで、かれのところへやって来ました。イワンはそれらのものを養ってやりました。


「どうか食物たべものを下さい。」


と言って来る人には、誰にでもイワンは、


「いいとも、いいとも。一しょに暮すがいい。わしらにゃ何でもどっさりある。」


と言いました。

 ただイワンの国には一つ特別なならわしがありました。それはどんな人でも手のゴツゴツした人は食事のテイブルへつけるが、そうでない人はどんな人でも他の人の食べ残りを食べなければならないことです。


底本:「小學生全集第十七卷 外国文藝童話集上卷」興文社、文藝春秋社


   1928(昭和3)年12月25日発行


※「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、底本の表記をあらためました。


その際、以下の置き換えをおこないました。


「一層→いっそう か知ら→かしら 位→くらい 毎→ごと 此の→この 凡て→すべて 大分→だいぶ 一寸→ちょっと て置→てお て見→てみ て貰→てもら 何處→どこ どの道→どのみち 中々→なかなか 殆ど→ほとんど 先づ→まず 又→また 迄→まで 間もなく→まもなく 若し→もし や否や→やいなや 私→わし」


※底本は総ルビですが、一部を省きました。


入力:京都大学電子テクスト研究会入力班(加藤祐介)


校正:京都大学電子テクスト研究会校正班(大久保ゆう)


2004年5月18日作成


2005年12月17日修正


青空文庫作成ファイル:http://www.aozora.gr.jp/cards/000361/files/42941_15672.html


このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫http://www.aozora.gr.jp/


で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。


●表記について


このファイルは W3C 勧告 XHTML1.1 にそった形式で作成されています。


[#…]は、入力者による注を表す記号です。


傍点や圏点、傍線の付いた文字は、強調表示にしました。

2018年12月17日 (月) | 固定リンク

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 イワンは今でもまだ生きています。人々はその国へたくさん集まって来ます。かれの二人の兄たちも養ってもらうつもりで、かれのところへやって来ました。イワンはそれらのものを養ってやりました。

「どうか食物たべものを下さい。」

と言って来る人には、誰にでもイワンは、

「いいとも、いいとも。一しょに暮すがいい。わしらにゃ何でもどっさりある。」

と言いました。

 ただイワンの国には一つ特別なならわしがありました。それはどんな人でも手のゴツゴツした人は食事のテイブルへつけるが、そうでない人はどんな人でも他の人の食べ残りを食べなければならないことです。

底本:「小學生全集第十七卷 外国文藝童話集上卷」興文社、文藝春秋社

   1928(昭和3)年12月25日発行

※「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、底本の表記をあらためました。

その際、以下の置き換えをおこないました。

「一層→いっそう か知ら→かしら 位→くらい 毎→ごと 此の→この 凡て→すべて 大分→だいぶ 一寸→ちょっと て置→てお て見→てみ て貰→てもら 何處→どこ どの道→どのみち 中々→なかなか 殆ど→ほとんど 先づ→まず 又→また 迄→まで 間もなく→まもなく 若し→もし や否や→やいなや 私→わし」

※底本は総ルビですが、一部を省きました。

入力:京都大学電子テクスト研究会入力班(加藤祐介)

校正:京都大学電子テクスト研究会校正班(大久保ゆう)

2004年5月18日作成

2005年12月17日修正

青空文庫作成ファイル:http://www.aozora.gr.jp/cards/000361/files/42941_15672.html

このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫http://www.aozora.gr.jp/

で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。

●表記について

このファイルは W3C 勧告 XHTML1.1 にそった形式で作成されています。

[#…]は、入力者による注を表す記号です。

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二つの正しい日本国策「日露平和条約無条件締結と日米地位協定無条件破棄」
hougakumasahiko.muragon.com/entry/445.html
いま最も大事な日本国政策は、
外交で日露平和条約の無条件緊急締結。
日中平和条約下の北京で習近平主席を立会人に岸田総理とプーチン大統領が調印すればよい。
内政で日米地位協定即時破棄。
駐日アメリカ大使ラーマエマニュエル氏を総理官邸に呼んでアメリカ合衆国へ通告すればよい。
この2つだけである。
すべて岸田総理の職権で即座に独断実行できるのだ。
この2つの国策を直ちに実行しない内閣と政府公務員はすべて憲法15条違反国家反逆汚職罪で刑訴法239条緊急逮捕する。
↓↓↓
公式日防チャンネル【日防隊】9.30 プーチン大統領演説「聞き流し用」
youtube.com/watch?v=AoAeVmF6bPE&t=118s
豊岳正彦
日本のメディアはすべて外国のスパイである。
日本国民のための政府政策を全く報道せず外国の手先の詐欺政策ばかり報道して国益を二重三重に損じているから。そもそも日本の憲法15条選挙で候補者が述べる公約が一つもないなど、日本の政治家は全員税金泥棒の憲法15条公選法違反汚職犯罪者国家叛逆外患誘致テロリストだね。
刑訴法239条で全員犯罪告発全員逮捕免職刑事法廷で全員極刑罰を下してやろう。もちろん政府の亡国政治共犯の医者も全員極刑罰を下す。
【待ったなし。プーチン政権はまもなく崩壊します。ロシア敗北までのカウントダウンが始まった。【ホリエモン,クリミア大橋, ウクライナ,ロシア,ソ連,プーチン,ゼレンスキー,大統領】
ホリエモン ニュース2022/10/14
youtube.com/watch?v=RqyL64OCsbs
豊岳正彦
崩壊する話じゃないのにまもなく崩壊しますとサムネに書くところが相変わらずのサムネ詐欺だね。詐欺師に騙されるものも詐欺師だよw詐欺師じゃない嘘をつかない者は詐欺師のウソに騙されないのさw詐欺師にはわからないだろうけどねw
豊岳正彦
政治の話をしたいんなら外国の話じゃなく日本の政治の話をすればよい。日本人なら誰でもわかるように。日本の政治の話ができないなら外国の戦争政治の話など分かるはずがなかろ。そんなこともわからんの?wwwだから最初から詐欺師事しかできないのさwww
戦争の話ができるようになるには地位協定を破棄すればよい。
日本の経済を世界一に立て直すには消費税廃止すればよい。
日本政府の詐欺政治をただすには公務員汚職を告発すればよい。
六法全書が読めれば小学生でもできるw簡単だよwww
これが政治家の公約というものさwww
公約違反は公選法違反汚職だから全員逮捕。
公約詐欺は国家反逆罪だぜwww
豊岳正彦
これは切り抜きチャンネルかw最も価値のない有害無益な切り抜きだなwやめたほうがよいw
豊岳正彦
【2022.10.16【米国】論説:なぜ米国は凋落したか?超大国の地位を失ったグローバリストたちの誤算【及川幸久BREAKING】及川幸久THE WISDOM CHANNEL〜日本のマスコミが伝えない最新国際ニュース〜
youtube.com/watch?v=F8w0X9vITMs&t=83s
 豊岳正彦
アメリカや中国やNATOの政策などどうでもよい。ここは日本だから憲法15条公務員日本政府は主権者国民国王と選挙で公約して日本の国益を守りすべての国民の生命財産を守らなければ全員共謀共同正犯公務員汚職の罪で逮捕断罪するぞ。日本の六法全書では極刑犯罪だ。
豊岳正彦
他人の短を云う者は必ず自分の短を見ない。他人の長を言う者は必ず自分の長を見ない。
長く見てはならぬ短く見てはならぬ。怨みと怨み息むことなし。
怨み無きは能く怨みに勝つ。これはいにしえの真理(ことわり)なり。
hougakumasahiko.muragon.com/entry/2.html
菊池寛「恩讐の彼方に」
シャボン朗読横丁
youtube.com/watch?v=d7RnUTavS08
青空文庫
aozora.gr.jp/cards/000083/files/496_19866.html
青空文庫菊池寛訳トルストイレオ「イワンのばか」
hougakumasahiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-e861.html

投稿: 豊岳正彦 | 2023年2月10日 (金) 11時51分

二つの正しい日本国策「日露平和条約無条件締結と日米地位協定無条件破棄」
hougakumasahiko.muragon.com/entry/445.html
いま最も大事な日本国政策は、
外交で日露平和条約の無条件緊急締結。
日中平和条約下の北京で習近平主席を立会人に岸田総理とプーチン大統領が調印すればよい。
内政で日米地位協定即時破棄。
駐日アメリカ大使ラーマエマニュエル氏を総理官邸に呼んでアメリカ合衆国へ通告すればよい。
この2つだけである。
すべて岸田総理の職権で即座に独断実行できるのだ。
この2つの国策を直ちに実行しない内閣と政府公務員はすべて憲法15条違反国家反逆汚職罪で刑訴法239条緊急逮捕する。
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公式日防チャンネル【日防隊】9.30 プーチン大統領演説「聞き流し用」
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豊岳正彦
日本のメディアはすべて外国のスパイである。
日本国民のための政府政策を全く報道せず外国の手先の詐欺政策ばかり報道して国益を二重三重に損じているから。そもそも日本の憲法15条選挙で候補者が述べる公約が一つもないなど、日本の政治家は全員税金泥棒の憲法15条公選法違反汚職犯罪者国家叛逆外患誘致テロリストだね。
刑訴法239条で全員犯罪告発全員逮捕免職刑事法廷で全員極刑罰を下してやろう。もちろん政府の亡国政治共犯の医者も全員極刑罰を下す。
【待ったなし。プーチン政権はまもなく崩壊します。ロシア敗北までのカウントダウンが始まった。【ホリエモン,クリミア大橋, ウクライナ,ロシア,ソ連,プーチン,ゼレンスキー,大統領】
ホリエモン ニュース2022/10/14
youtube.com/watch?v=RqyL64OCsbs
豊岳正彦
崩壊する話じゃないのにまもなく崩壊しますとサムネに書くところが相変わらずのサムネ詐欺だね。詐欺師に騙されるものも詐欺師だよw詐欺師じゃない嘘をつかない者は詐欺師のウソに騙されないのさw詐欺師にはわからないだろうけどねw
豊岳正彦
政治の話をしたいんなら外国の話じゃなく日本の政治の話をすればよい。日本人なら誰でもわかるように。日本の政治の話ができないなら外国の戦争政治の話など分かるはずがなかろ。そんなこともわからんの?wwwだから最初から詐欺師事しかできないのさwww
戦争の話ができるようになるには地位協定を破棄すればよい。
日本の経済を世界一に立て直すには消費税廃止すればよい。
日本政府の詐欺政治をただすには公務員汚職を告発すればよい。
六法全書が読めれば小学生でもできるw簡単だよwww
これが政治家の公約というものさwww
公約違反は公選法違反汚職だから全員逮捕。
公約詐欺は国家反逆罪だぜwww
豊岳正彦
これは切り抜きチャンネルかw最も価値のない有害無益な切り抜きだなwやめたほうがよいw
豊岳正彦
【2022.10.16【米国】論説:なぜ米国は凋落したか?超大国の地位を失ったグローバリストたちの誤算【及川幸久BREAKING】及川幸久THE WISDOM CHANNEL〜日本のマスコミが伝えない最新国際ニュース〜
youtube.com/watch?v=F8w0X9vITMs&t=83s
 豊岳正彦
アメリカや中国やNATOの政策などどうでもよい。ここは日本だから憲法15条公務員日本政府は主権者国民国王と選挙で公約して日本の国益を守りすべての国民の生命財産を守らなければ全員共謀共同正犯公務員汚職の罪で逮捕断罪するぞ。日本の六法全書では極刑犯罪だ。
豊岳正彦
他人の短を云う者は必ず自分の短を見ない。他人の長を言う者は必ず自分の長を見ない。
長く見てはならぬ短く見てはならぬ。怨みと怨み息むことなし。
怨み無きは能く怨みに勝つ。これはいにしえの真理(ことわり)なり。
hougakumasahiko.muragon.com/entry/2.html
菊池寛「恩讐の彼方に」
シャボン朗読横丁
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青空文庫
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青空文庫菊池寛訳トルストイレオ「イワンのばか」
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_________________
投稿: 豊岳正彦 | 2022年10月18日 (火) 09時38分

二つの正しい日本国策「日露平和条約無条件締結と日米地位協定無条件破棄」
hougakumasahiko.muragon.com/entry/445.html
いま最も大事な日本国政策は、
外交で日露平和条約の無条件緊急締結。
日中平和条約下の北京で習近平主席を立会人に岸田総理とプーチン大統領が調印すればよい。
内政で日米地位協定即時破棄。
駐日アメリカ大使ラーマエマニュエル氏を総理官邸に呼んでアメリカ合衆国へ通告すればよい。
この2つだけである。
すべて岸田総理の職権で即座に独断実行できるのだ。
この2つの国策を直ちに実行しない内閣と政府公務員はすべて憲法15条違反国家反逆汚職罪で刑訴法239条緊急逮捕する。
↓↓↓
公式日防チャンネル【日防隊】9.30 プーチン大統領演説「聞き流し用」
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豊岳正彦
日本のメディアはすべて外国のスパイである。
日本国民のための政府政策を全く報道せず外国の手先の詐欺政策ばかり報道して国益を二重三重に損じているから。そもそも日本の憲法15条選挙で候補者が述べる公約が一つもないなど、日本の政治家は全員税金泥棒の憲法15条公選法違反汚職犯罪者国家叛逆外患誘致テロリストだね。
刑訴法239条で全員犯罪告発全員逮捕免職刑事法廷で全員極刑罰を下してやろう。もちろん政府の亡国政治共犯の医者も全員極刑罰を下す。
【待ったなし。プーチン政権はまもなく崩壊します。ロシア敗北までのカウントダウンが始まった。【ホリエモン,クリミア大橋, ウクライナ,ロシア,ソ連,プーチン,ゼレンスキー,大統領】
ホリエモン ニュース2022/10/14
youtube.com/watch?v=RqyL64OCsbs
豊岳正彦
崩壊する話じゃないのにまもなく崩壊しますとサムネに書くところが相変わらずのサムネ詐欺だね。詐欺師に騙されるものも詐欺師だよw詐欺師じゃない嘘をつかない者は詐欺師のウソに騙されないのさw詐欺師にはわからないだろうけどねw
豊岳正彦
政治の話をしたいんなら外国の話じゃなく日本の政治の話をすればよい。日本人なら誰でもわかるように。日本の政治の話ができないなら外国の戦争政治の話など分かるはずがなかろ。そんなこともわからんの?wwwだから最初から詐欺師事しかできないのさwww
戦争の話ができるようになるには地位協定を破棄すればよい。
日本の経済を世界一に立て直すには消費税廃止すればよい。
日本政府の詐欺政治をただすには公務員汚職を告発すればよい。
六法全書が読めれば小学生でもできるw簡単だよwww
これが政治家の公約というものさwww
公約違反は公選法違反汚職だから全員逮捕。
公約詐欺は国家反逆罪だぜwww
豊岳正彦
これは切り抜きチャンネルかw最も価値のない有害無益な切り抜きだなwやめたほうがよいw
豊岳正彦
【2022.10.16【米国】論説:なぜ米国は凋落したか?超大国の地位を失ったグローバリストたちの誤算【及川幸久BREAKING】及川幸久THE WISDOM CHANNEL〜日本のマスコミが伝えない最新国際ニュース〜
youtube.com/watch?v=F8w0X9vITMs&t=83s
 豊岳正彦
アメリカや中国やNATOの政策などどうでもよい。ここは日本だから憲法15条公務員日本政府は主権者国民国王と選挙で公約して日本の国益を守りすべての国民の生命財産を守らなければ全員共謀共同正犯公務員汚職の罪で逮捕断罪するぞ。日本の六法全書では極刑犯罪だ。
豊岳正彦
他人の短を云う者は必ず自分の短を見ない。他人の長を言う者は必ず自分の長を見ない。
長く見てはならぬ短く見てはならぬ。怨みと怨み息むことなし。
怨み無きは能く怨みに勝つ。これはいにしえの真理(ことわり)なり。
hougakumasahiko.muragon.com/entry/2.html
菊池寛「恩讐の彼方に」
シャボン朗読横丁
youtube.com/watch?v=d7RnUTavS08
青空文庫
aozora.gr.jp/cards/000083/files/496_19866.html
青空文庫菊池寛訳トルストイレオ「イワンのばか」
aozora.gr.jp/cards/000361/files/42941_15672.html
______________________
投稿: 豊岳正彦 | 2022年10月18日 (火) 09時19分

安倍武士道平和外交大国主命内閣と菅武士道平和内政少彦男命内閣
豊岳正彦の巖國豐嶽醫王第六坊
blog.goo.ne.jp/hougakumasahiko6th/e/2aa6349d5852c6ec91d062ac32aceb43

菅義偉総理は東北は秋田県の生まれで、
幼少の時から隣の山形県米沢市に坐します上杉鷹山公の、
民の父母伝国の辞仁徳修身政治の薫陶を三つ子の魂に、
ご両親から躾で手から手へ伝えられはぐくまれた、
大和魂忘己利他捨身施菩薩道武士の鑑かがみであられる。

安倍晋三前総理はご先祖を東北の海人族統領安倍氏にいただく、
大国主命と同じご先祖の大和魂文武二道の名人、
東漢坂東武者の直系ご子孫であられる。

大国主命と少彦男命が二人三脚で全国と海外を巡り歩いて、
葦原瑞穂の大和嶋秋津国を手を合わせ力を合わせてこの世に築き上げたのである。
これが東北地方に最も出雲大社が多いゆえんであり、
東北の方言である東北弁と出雲の方言の出雲弁が言語学上現代においても同一であるゆえんでもある。

安倍内閣と菅内閣が力を合わせて二人三脚で、
現世に豊葦原瑞穂の大和嶋秋津の国を作り上げる大事業を、
大和民族の最勝無敵無上の和魂ニギミタマをもって、
必ずや成し遂げ玉いなさるでありましょう。

島根県出雲市の雲太出雲大社本殿の後ろ正面に小ぶりのやしろが祭祀られており、
主祭神おんみずから素鵞神社と名乗っておられて、
用明天皇聖徳太子天武天皇文武天皇聖武天皇弓削道鏡菅原道真公弘法大師空海尊者を一族男系子孫に輩出した蘇我氏の、
大和秋津嶋における氏姓発祥の本地であることからも、

オオクニヌシとスクナビコナのお二人の尊ミコトの国見と国造りが、
およそ五千年以上の日月光陰を経て、
ふたたび始まったことがわかるのである。

南無父母恩重経
南無三宝

補追
大国主命→→武内宿祢↑(我蘇る)倭の五王讃珍済興武(武はワカタケル雄略天皇)武烈天皇→↑(再び我蘇る)用明天皇聖徳法皇大王天武天皇文武天皇聖武天皇弓削道鏡菅原道真弘法大師空海と仏天子仏教徒系譜がつづいてるのである。
ちなみに平清盛はペルシャ系の母を持つペルシャ系仏天子ご落胤である。 

大国主以前の蘇我氏系譜は任那王ローマ羅馬市民ペルシャ王族とさらに釈尊在世時以前までさかのぼって行けるね。
聖徳太子すなわち久留米の紀氏王朝タリシホコ大王を生んだのは用明天皇と結婚した大分の満野長者一人娘般若姫である。
山口県柳井市室積半島の山上に般若皇后陵墓と菩提寺真言宗御室派般若寺が用明天皇と弘法大師によって創建された。

大分県国東半島にある奇祭ケベス祭りは古代ギリシャ神話時代の祭りであり、おそらくシルクロード経由で朝鮮半島を経由せず大分へ渡来したと考えられる。

ニチユ同祖論には穴が多すぎる。
徳島県剣山と諏訪神社との間が日ユ同祖であることは確実だが局所的である。
徐福と秦氏はペルシャからイスラエルへ入植した可能性が高い。
楊貴妃と同じ景教徒らしさが見受けられるから。
日本にはユダヤ系よりもペルシャ系渡来民のほうが多数派である。
ユダヤ教一神教は異教徒を排斥して政治するが、
ペルシャ系仏教徒は異教徒を受容して政教分離で政治するからである。
ペルシャとユダヤでは、先に仏教徒ペルシャ系が渡来して朝廷に入った故に、
後にユダヤ教徒が渡来した時仏戒に従って排斥せず領地を与えたと考える。
日本と世界をあわせた地球の歴史を、
真理と真実からはるか遠くに偏差した学校教科書を読まずに、
お経すなわち仏教聖典などに従って無心に虚心坦懐に読めば、
宇宙の真理と真実の因果すなわち因縁がよくわかるのである。

皆さん仏教聖典をはじめ、
戦前生まれの日本人が明治以前の正しい仏教言霊日本語で書き著した多くの日本語仏典書籍を、
青空文庫で大いに電気代以外無料で読みましょう、例えば新見南吉とか(笑い)
ここではロシアの文豪レフ・トルストイが仏教に帰依して書いた生涯最高傑作「イワンのばか」を、
菊池寛が言霊で訳したものをご紹介します。
そのページの中に青空文庫のアドレスがあります。
青空文庫菊池寛訳「イワンのばか」レフ・トルストイ
hougakumasahiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-e861.html

投稿: 豊岳正彦 | 2020年9月20日 (日) 22時01分

精神科の身体拘束増加 背景に認知症 17年度の道内、最多1297人 広がる削減の動き
19/03/11記事:北海道新聞提供:北海道新聞閲覧数:140次へ
60. 豊岳正彦[-363] lkyKeJCzlUY 2019年3月12日 15:04:26 : 5D7jYeSru2 : MkdHejB4YXllYUk=[-63] 報告
www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/300.html#c60
▲△▽▼
>>59続き

 道内の病院の精神科で、手足をベッドにくくりつけるなどの身体拘束を受ける患者が増えている。厚生労働省によると、2017年度は1297人と08年度の約2倍。認知症患者の増加を背景に転倒などの事故を恐れ、拘束する病院も多い。ただ、患者の人権侵害につながるとして、「拘束ゼロ」を目指す動きも広がりつつある。
 「表情が消えて、かわいそうで見ていられなかった」。道央の70代女性は1月、認知症の夫が精神科病院に入院後すぐにベッドに縛られたのを見て驚いた。介護施設などを探したが、空きが無く、病院は最後の頼みの綱。事前に家族に説明はなく、「追い出されるのではないかと、何も言い出せなかった」と振り返る。夫はその後も症状により拘束されたり、拘束を解かれたりしている。
■癒えぬ心の傷
 厚労省の調査では、道内の病院の精神科に入院する患者は08年度の約1万9200人から17年度は約1万6600人に減少した。一方、身体拘束は13年度に初めて千人を超え、17年度は過去最多。
 身体拘束に詳しい杏林大の長谷川利夫教授は「精神科救急に参入する病院が増え、重度の患者を『緊急』として拘束していることや認知症患者の増加が影響している」とみる。
 精神障害の当事者らでつくる札幌市精神障害者回復者クラブ連合会の石山貴博副会長(54)は「病気は回復しても拘束された心の傷はずっと癒えない」と言う。22歳で統合失調症を発症。約20年前に自宅で幻覚に襲われ、救急車で運ばれた。目を覚ますと、病院のベッドに手足を縛られていた。「何が起きたのか分からず、パニックになった」。精神保健福祉法で拘束を認めるのは、本人や他人を傷つける恐れがあり、指定医が他に方法がないと判断した場合のみ。石山さんは過去に一度も該当する行為の診断はなかった。

M3
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東大脳科学教室「バカの壁」の中にがんじがらめに拘束された世界
No:001619/03/12投稿者:豊岳正彦閲覧数:0前へ 16/16

東大脳科学教室「バカの壁」の中にがんじがらめに拘束された世界中の医者に、
ロシアから愛を込めて【イワンのばか】を捧げよう。

青空文庫菊池寛訳「イワンのばか」レフ・トルストイ
https://hougakumasahiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-e861.html

「匿名医師2613369198」さんの「北海道で精神科医師をしています。私自身の祖母は拘束をといた1」に対する返信
投稿: 豊岳正彦 | 2019年3月12日 (火) 15時32分

 イワンは今でもまだ生きています。人々はその国へたくさん集まって来ます。かれの二人の兄たちも養ってもらうつもりで、かれのところへやって来ました。イワンはそれらのものを養ってやりました。

「どうか食物たべものを下さい。」

と言って来る人には、誰にでもイワンは、

「いいとも、いいとも。一しょに暮すがいい。わしらにゃ何でもどっさりある。」

と言いました。


 ただイワンの国には一つ特別なならわしがありました。それはどんな人でも手のゴツゴツした人は食事のテイブルへつけるが、そうでない人はどんな人でも他の人の食べ残りを食べなければならないことです。

底本:「小學生全集第十七卷 外国文藝童話集上卷」興文社、文藝春秋社

   1928(昭和3)年12月25日発行

※「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、底本の表記をあらためました。

その際、以下の置き換えをおこないました。

「一層→いっそう か知ら→かしら 位→くらい 毎→ごと 此の→この 凡て→すべて 大分→だいぶ 一寸→ちょっと て置→てお て見→てみ て貰→てもら 何處→どこ どの道→どのみち 中々→なかなか 殆ど→ほとんど 先づ→まず 又→また 迄→まで 間もなく→まもなく 若し→もし や否や→やいなや 私→わし」

※底本は総ルビですが、一部を省きました。

入力:京都大学電子テクスト研究会入力班(加藤祐介)

校正:京都大学電子テクスト研究会校正班(大久保ゆう)

2004年5月18日作成

2005年12月17日修正

青空文庫作成ファイル:http://www.aozora.gr.jp/cards/000361/files/42941_15672.html

このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫http://www.aozora.gr.jp/

で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。

●表記について

このファイルは W3C 勧告 XHTML1.1 にそった形式で作成されています。

[#…]は、入力者による注を表す記号です。

傍点や圏点、傍線の付いた文字は、強調表示にしました。

2018年12月17日 (月) | 固定リンク

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コメント

二つの正しい日本国策「日露平和条約無条件締結と日米地位協定無条件破棄」
hougakumasahiko.muragon.com/entry/445.html
いま最も大事な日本国政策は、
外交で日露平和条約の無条件緊急締結。
日中平和条約下の北京で習近平主席を立会人に岸田総理とプーチン大統領が調印すればよい。
内政で日米地位協定即時破棄。
駐日アメリカ大使ラーマエマニュエル氏を総理官邸に呼んでアメリカ合衆国へ通告すればよい。
この2つだけである。
すべて岸田総理の職権で即座に独断実行できるのだ。
この2つの国策を直ちに実行しない内閣と政府公務員はすべて憲法15条違反国家反逆汚職罪で刑訴法239条緊急逮捕する。
↓↓↓
公式日防チャンネル【日防隊】9.30 プーチン大統領演説「聞き流し用」
youtube.com/watch?v=AoAeVmF6bPE&t=118s
豊岳正彦
日本のメディアはすべて外国のスパイである。
日本国民のための政府政策を全く報道せず外国の手先の詐欺政策ばかり報道して国益を二重三重に損じているから。そもそも日本の憲法15条選挙で候補者が述べる公約が一つもないなど、日本の政治家は全員税金泥棒の憲法15条公選法違反汚職犯罪者国家叛逆外患誘致テロリストだね。
刑訴法239条で全員犯罪告発全員逮捕免職刑事法廷で全員極刑罰を下してやろう。もちろん政府の亡国政治共犯の医者も全員極刑罰を下す。
【待ったなし。プーチン政権はまもなく崩壊します。ロシア敗北までのカウントダウンが始まった。【ホリエモン,クリミア大橋, ウクライナ,ロシア,ソ連,プーチン,ゼレンスキー,大統領】
ホリエモン ニュース2022/10/14
youtube.com/watch?v=RqyL64OCsbs
豊岳正彦
崩壊する話じゃないのにまもなく崩壊しますとサムネに書くところが相変わらずのサムネ詐欺だね。詐欺師に騙されるものも詐欺師だよw詐欺師じゃない嘘をつかない者は詐欺師のウソに騙されないのさw詐欺師にはわからないだろうけどねw
豊岳正彦
政治の話をしたいんなら外国の話じゃなく日本の政治の話をすればよい。日本人なら誰でもわかるように。日本の政治の話ができないなら外国の戦争政治の話など分かるはずがなかろ。そんなこともわからんの?wwwだから最初から詐欺師事しかできないのさwww
戦争の話ができるようになるには地位協定を破棄すればよい。
日本の経済を世界一に立て直すには消費税廃止すればよい。
日本政府の詐欺政治をただすには公務員汚職を告発すればよい。
六法全書が読めれば小学生でもできるw簡単だよwww
これが政治家の公約というものさwww
公約違反は公選法違反汚職だから全員逮捕。
公約詐欺は国家反逆罪だぜwww
豊岳正彦
これは切り抜きチャンネルかw最も価値のない有害無益な切り抜きだなwやめたほうがよいw
豊岳正彦
【2022.10.16【米国】論説:なぜ米国は凋落したか?超大国の地位を失ったグローバリストたちの誤算【及川幸久BREAKING】及川幸久THE WISDOM CHANNEL〜日本のマスコミが伝えない最新国際ニュース〜
youtube.com/watch?v=F8w0X9vITMs&t=83s
 豊岳正彦
アメリカや中国やNATOの政策などどうでもよい。ここは日本だから憲法15条公務員日本政府は主権者国民国王と選挙で公約して日本の国益を守りすべての国民の生命財産を守らなければ全員共謀共同正犯公務員汚職の罪で逮捕断罪するぞ。日本の六法全書では極刑犯罪だ。
豊岳正彦
他人の短を云う者は必ず自分の短を見ない。他人の長を言う者は必ず自分の長を見ない。
長く見てはならぬ短く見てはならぬ。怨みと怨み息むことなし。
怨み無きは能く怨みに勝つ。これはいにしえの真理(ことわり)なり。
hougakumasahiko.muragon.com/entry/2.html
菊池寛「恩讐の彼方に」
シャボン朗読横丁
youtube.com/watch?v=d7RnUTavS08
青空文庫
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青空文庫菊池寛訳トルストイレオ「イワンのばか」
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二つの正しい日本国策「日露平和条約無条件締結と日米地位協定無条件破棄」
hougakumasahiko.muragon.com/entry/445.html
いま最も大事な日本国政策は、
外交で日露平和条約の無条件緊急締結。
日中平和条約下の北京で習近平主席を立会人に岸田総理とプーチン大統領が調印すればよい。
内政で日米地位協定即時破棄。
駐日アメリカ大使ラーマエマニュエル氏を総理官邸に呼んでアメリカ合衆国へ通告すればよい。
この2つだけである。
すべて岸田総理の職権で即座に独断実行できるのだ。
この2つの国策を直ちに実行しない内閣と政府公務員はすべて憲法15条違反国家反逆汚職罪で刑訴法239条緊急逮捕する。
↓↓↓
公式日防チャンネル【日防隊】9.30 プーチン大統領演説「聞き流し用」
youtube.com/watch?v=AoAeVmF6bPE&t=118s
豊岳正彦
日本のメディアはすべて外国のスパイである。
日本国民のための政府政策を全く報道せず外国の手先の詐欺政策ばかり報道して国益を二重三重に損じているから。そもそも日本の憲法15条選挙で候補者が述べる公約が一つもないなど、日本の政治家は全員税金泥棒の憲法15条公選法違反汚職犯罪者国家叛逆外患誘致テロリストだね。
刑訴法239条で全員犯罪告発全員逮捕免職刑事法廷で全員極刑罰を下してやろう。もちろん政府の亡国政治共犯の医者も全員極刑罰を下す。
【待ったなし。プーチン政権はまもなく崩壊します。ロシア敗北までのカウントダウンが始まった。【ホリエモン,クリミア大橋, ウクライナ,ロシア,ソ連,プーチン,ゼレンスキー,大統領】
ホリエモン ニュース2022/10/14
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豊岳正彦
崩壊する話じゃないのにまもなく崩壊しますとサムネに書くところが相変わらずのサムネ詐欺だね。詐欺師に騙されるものも詐欺師だよw詐欺師じゃない嘘をつかない者は詐欺師のウソに騙されないのさw詐欺師にはわからないだろうけどねw
豊岳正彦
政治の話をしたいんなら外国の話じゃなく日本の政治の話をすればよい。日本人なら誰でもわかるように。日本の政治の話ができないなら外国の戦争政治の話など分かるはずがなかろ。そんなこともわからんの?wwwだから最初から詐欺師事しかできないのさwww
戦争の話ができるようになるには地位協定を破棄すればよい。
日本の経済を世界一に立て直すには消費税廃止すればよい。
日本政府の詐欺政治をただすには公務員汚職を告発すればよい。
六法全書が読めれば小学生でもできるw簡単だよwww
これが政治家の公約というものさwww
公約違反は公選法違反汚職だから全員逮捕。
公約詐欺は国家反逆罪だぜwww
豊岳正彦
これは切り抜きチャンネルかw最も価値のない有害無益な切り抜きだなwやめたほうがよいw
豊岳正彦
【2022.10.16【米国】論説:なぜ米国は凋落したか?超大国の地位を失ったグローバリストたちの誤算【及川幸久BREAKING】及川幸久THE WISDOM CHANNEL〜日本のマスコミが伝えない最新国際ニュース〜
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 豊岳正彦
アメリカや中国やNATOの政策などどうでもよい。ここは日本だから憲法15条公務員日本政府は主権者国民国王と選挙で公約して日本の国益を守りすべての国民の生命財産を守らなければ全員共謀共同正犯公務員汚職の罪で逮捕断罪するぞ。日本の六法全書では極刑犯罪だ。
豊岳正彦
他人の短を云う者は必ず自分の短を見ない。他人の長を言う者は必ず自分の長を見ない。
長く見てはならぬ短く見てはならぬ。怨みと怨み息むことなし。
怨み無きは能く怨みに勝つ。これはいにしえの真理(ことわり)なり。
hougakumasahiko.muragon.com/entry/2.html
菊池寛「恩讐の彼方に」
シャボン朗読横丁
youtube.com/watch?v=d7RnUTavS08
青空文庫
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青空文庫菊池寛訳トルストイレオ「イワンのばか」
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二つの正しい日本国策「日露平和条約無条件締結と日米地位協定無条件破棄」
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いま最も大事な日本国政策は、
外交で日露平和条約の無条件緊急締結。
日中平和条約下の北京で習近平主席を立会人に岸田総理とプーチン大統領が調印すればよい。
内政で日米地位協定即時破棄。
駐日アメリカ大使ラーマエマニュエル氏を総理官邸に呼んでアメリカ合衆国へ通告すればよい。
この2つだけである。
すべて岸田総理の職権で即座に独断実行できるのだ。
この2つの国策を直ちに実行しない内閣と政府公務員はすべて憲法15条違反国家反逆汚職罪で刑訴法239条緊急逮捕する。
↓↓↓
公式日防チャンネル【日防隊】9.30 プーチン大統領演説「聞き流し用」
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豊岳正彦
日本のメディアはすべて外国のスパイである。
日本国民のための政府政策を全く報道せず外国の手先の詐欺政策ばかり報道して国益を二重三重に損じているから。そもそも日本の憲法15条選挙で候補者が述べる公約が一つもないなど、日本の政治家は全員税金泥棒の憲法15条公選法違反汚職犯罪者国家叛逆外患誘致テロリストだね。
刑訴法239条で全員犯罪告発全員逮捕免職刑事法廷で全員極刑罰を下してやろう。もちろん政府の亡国政治共犯の医者も全員極刑罰を下す。
【待ったなし。プーチン政権はまもなく崩壊します。ロシア敗北までのカウントダウンが始まった。【ホリエモン,クリミア大橋, ウクライナ,ロシア,ソ連,プーチン,ゼレンスキー,大統領】
ホリエモン ニュース2022/10/14
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崩壊する話じゃないのにまもなく崩壊しますとサムネに書くところが相変わらずのサムネ詐欺だね。詐欺師に騙されるものも詐欺師だよw詐欺師じゃない嘘をつかない者は詐欺師のウソに騙されないのさw詐欺師にはわからないだろうけどねw
豊岳正彦
政治の話をしたいんなら外国の話じゃなく日本の政治の話をすればよい。日本人なら誰でもわかるように。日本の政治の話ができないなら外国の戦争政治の話など分かるはずがなかろ。そんなこともわからんの?wwwだから最初から詐欺師事しかできないのさwww
戦争の話ができるようになるには地位協定を破棄すればよい。
日本の経済を世界一に立て直すには消費税廃止すればよい。
日本政府の詐欺政治をただすには公務員汚職を告発すればよい。
六法全書が読めれば小学生でもできるw簡単だよwww
これが政治家の公約というものさwww
公約違反は公選法違反汚職だから全員逮捕。
公約詐欺は国家反逆罪だぜwww
豊岳正彦
これは切り抜きチャンネルかw最も価値のない有害無益な切り抜きだなwやめたほうがよいw
豊岳正彦
【2022.10.16【米国】論説:なぜ米国は凋落したか?超大国の地位を失ったグローバリストたちの誤算【及川幸久BREAKING】及川幸久THE WISDOM CHANNEL〜日本のマスコミが伝えない最新国際ニュース〜
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 豊岳正彦
アメリカや中国やNATOの政策などどうでもよい。ここは日本だから憲法15条公務員日本政府は主権者国民国王と選挙で公約して日本の国益を守りすべての国民の生命財産を守らなければ全員共謀共同正犯公務員汚職の罪で逮捕断罪するぞ。日本の六法全書では極刑犯罪だ。
豊岳正彦
他人の短を云う者は必ず自分の短を見ない。他人の長を言う者は必ず自分の長を見ない。
長く見てはならぬ短く見てはならぬ。怨みと怨み息むことなし。
怨み無きは能く怨みに勝つ。これはいにしえの真理(ことわり)なり。
hougakumasahiko.muragon.com/entry/2.html
菊池寛「恩讐の彼方に」
シャボン朗読横丁
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青空文庫
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青空文庫菊池寛訳トルストイレオ「イワンのばか」
aozora.gr.jp/cards/000361/files/42941_15672.html
______________________

安倍武士道平和外交大国主命内閣と菅武士道平和内政少彦男命内閣
豊岳正彦の巖國豐嶽醫王第六坊
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菅義偉総理は東北は秋田県の生まれで、
幼少の時から隣の山形県米沢市に坐します上杉鷹山公の、
民の父母伝国の辞仁徳修身政治の薫陶を三つ子の魂に、
ご両親から躾で手から手へ伝えられはぐくまれた、
大和魂忘己利他捨身施菩薩道武士の鑑かがみであられる。

安倍晋三前総理はご先祖を東北の海人族統領安倍氏にいただく、
大国主命と同じご先祖の大和魂文武二道の名人、
東漢坂東武者の直系ご子孫であられる。

大国主命と少彦男命が二人三脚で全国と海外を巡り歩いて、
葦原瑞穂の大和嶋秋津国を手を合わせ力を合わせてこの世に築き上げたのである。
これが東北地方に最も出雲大社が多いゆえんであり、
東北の方言である東北弁と出雲の方言の出雲弁が言語学上現代においても同一であるゆえんでもある。

安倍内閣と菅内閣が力を合わせて二人三脚で、
現世に豊葦原瑞穂の大和嶋秋津の国を作り上げる大事業を、
大和民族の最勝無敵無上の和魂ニギミタマをもって、
必ずや成し遂げ玉いなさるでありましょう。

島根県出雲市の雲太出雲大社本殿の後ろ正面に小ぶりのやしろが祭祀られており、
主祭神おんみずから素鵞神社と名乗っておられて、
用明天皇聖徳太子天武天皇文武天皇聖武天皇弓削道鏡菅原道真公弘法大師空海尊者を一族男系子孫に輩出した蘇我氏の、
大和秋津嶋における氏姓発祥の本地であることからも、

オオクニヌシとスクナビコナのお二人の尊ミコトの国見と国造りが、
およそ五千年以上の日月光陰を経て、
ふたたび始まったことがわかるのである。

南無父母恩重経
南無三宝

補追
大国主命→→武内宿祢↑(我蘇る)倭の五王讃珍済興武(武はワカタケル雄略天皇)武烈天皇→↑(再び我蘇る)用明天皇聖徳法皇大王天武天皇文武天皇聖武天皇弓削道鏡菅原道真弘法大師空海と仏天子仏教徒系譜がつづいてるのである。
ちなみに平清盛はペルシャ系の母を持つペルシャ系仏天子ご落胤である。 

大国主以前の蘇我氏系譜は任那王ローマ羅馬市民ペルシャ王族とさらに釈尊在世時以前までさかのぼって行けるね。
聖徳太子すなわち久留米の紀氏王朝タリシホコ大王を生んだのは用明天皇と結婚した大分の満野長者一人娘般若姫である。
山口県柳井市室積半島の山上に般若皇后陵墓と菩提寺真言宗御室派般若寺が用明天皇と弘法大師によって創建された。

大分県国東半島にある奇祭ケベス祭りは古代ギリシャ神話時代の祭りであり、おそらくシルクロード経由で朝鮮半島を経由せず大分へ渡来したと考えられる。

ニチユ同祖論には穴が多すぎる。
徳島県剣山と諏訪神社との間が日ユ同祖であることは確実だが局所的である。
徐福と秦氏はペルシャからイスラエルへ入植した可能性が高い。
楊貴妃と同じ景教徒らしさが見受けられるから。
日本にはユダヤ系よりもペルシャ系渡来民のほうが多数派である。
ユダヤ教一神教は異教徒を排斥して政治するが、
ペルシャ系仏教徒は異教徒を受容して政教分離で政治するからである。
ペルシャとユダヤでは、先に仏教徒ペルシャ系が渡来して朝廷に入った故に、
後にユダヤ教徒が渡来した時仏戒に従って排斥せず領地を与えたと考える。
日本と世界をあわせた地球の歴史を、
真理と真実からはるか遠くに偏差した学校教科書を読まずに、
お経すなわち仏教聖典などに従って無心に虚心坦懐に読めば、
宇宙の真理と真実の因果すなわち因縁がよくわかるのである。

皆さん仏教聖典をはじめ、
戦前生まれの日本人が明治以前の正しい仏教言霊日本語で書き著した多くの日本語仏典書籍を、
青空文庫で大いに電気代以外無料で読みましょう、例えば新見南吉とか(笑い)
ここではロシアの文豪レフ・トルストイが仏教に帰依して書いた生涯最高傑作「イワンのばか」を、
菊池寛が言霊で訳したものをご紹介します。
そのページの中に青空文庫のアドレスがあります。
青空文庫菊池寛訳「イワンのばか」レフ・トルストイ
hougakumasahiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-e861.html

精神科の身体拘束増加 背景に認知症 17年度の道内、最多1297人 広がる削減の動き
19/03/11記事:北海道新聞提供:北海道新聞閲覧数:140次へ
60. 豊岳正彦[-363] lkyKeJCzlUY 2019年3月12日 15:04:26 : 5D7jYeSru2 : MkdHejB4YXllYUk=[-63] 報告
www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/300.html#c60
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>>59続き

 道内の病院の精神科で、手足をベッドにくくりつけるなどの身体拘束を受ける患者が増えている。厚生労働省によると、2017年度は1297人と08年度の約2倍。認知症患者の増加を背景に転倒などの事故を恐れ、拘束する病院も多い。ただ、患者の人権侵害につながるとして、「拘束ゼロ」を目指す動きも広がりつつある。
 「表情が消えて、かわいそうで見ていられなかった」。道央の70代女性は1月、認知症の夫が精神科病院に入院後すぐにベッドに縛られたのを見て驚いた。介護施設などを探したが、空きが無く、病院は最後の頼みの綱。事前に家族に説明はなく、「追い出されるのではないかと、何も言い出せなかった」と振り返る。夫はその後も症状により拘束されたり、拘束を解かれたりしている。
■癒えぬ心の傷
 厚労省の調査では、道内の病院の精神科に入院する患者は08年度の約1万9200人から17年度は約1万6600人に減少した。一方、身体拘束は13年度に初めて千人を超え、17年度は過去最多。
 身体拘束に詳しい杏林大の長谷川利夫教授は「精神科救急に参入する病院が増え、重度の患者を『緊急』として拘束していることや認知症患者の増加が影響している」とみる。
 精神障害の当事者らでつくる札幌市精神障害者回復者クラブ連合会の石山貴博副会長(54)は「病気は回復しても拘束された心の傷はずっと癒えない」と言う。22歳で統合失調症を発症。約20年前に自宅で幻覚に襲われ、救急車で運ばれた。目を覚ますと、病院のベッドに手足を縛られていた。「何が起きたのか分からず、パニックになった」。精神保健福祉法で拘束を認めるのは、本人や他人を傷つける恐れがあり、指定医が他に方法がないと判断した場合のみ。石山さんは過去に一度も該当する行為の診断はなかった。

M3
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東大脳科学教室「バカの壁」の中にがんじがらめに拘束された世界
No:001619/03/12投稿者:豊岳正彦閲覧数:0前へ 16/16

東大脳科学教室「バカの壁」の中にがんじがらめに拘束された世界中の医者に、
ロシアから愛を込めて【イワンのばか】を捧げよう。

青空文庫菊池寛訳「イワンのばか」レフ・トルストイ
https://hougakumasahiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-e861.html

「匿名医師2613369198」さんの「北海道で精神科医師をしています。私自身の祖母は拘束をといた1」に対する返信

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